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NVIDIAが11月17日に発表した40nm製造プロセス採用、DirectX 10.1対応の新型GPU「GeForce GT240」を搭載するビデオカードが発表と同時に各社から一斉に発売されました。
GeForce GT240の公式スペックは、CUDAプロセッサーコア(ストリームプロセッサ)96基、コアクロック550 MHz、メモリクロック3400MHz(データレート)GDDR5または2000MHz(データレート)GDDR3、メモリインターフェース幅128-bit、最大消費電力69Wとなっており、位置づけとしてはミドルクラス下位の普及モデルというところでしょう。
パフォーマンスに最も影響のあるストリームプロセッサ数は、ミドルクラス上位のGeForce GTS 250の128基と旧世代のGeForce 9600GTの64基のちょうど中間にあたり、この両モデルの間を埋める性能と期待したいところですが、コアクロックやメモリインターフェース幅が抑えられているため、パソコン誌系のテストレポートによると概ねGeForce 9600GTと同等の性能で、これを置き換えるモデルという感じです。
また、最大消費電力はGeForce 9600GTの低消費電力版の59Wより高いものの低負荷時の消費電力が抑えられているため大きな差ではなく、新たに購入するのであれば、DirectX 10.1対応のGeForce GT240の方が将来性があります。
GeForce GT240ビデオカードは、GALAXY、Gigabyte、MSI、Leadtek、ASUS、ZOTAC、玄人志向、PALIT、XFX、InnoVISIONの製品が数多く発売され、既にメモリクロックをオーバークロックしたモデルやオリジナルファンモデルも流通しており、少しでもパフォーマンスが高いGDDR5メモリ搭載で高クロックモデルが良さそうですが、どれも発売当初価格は割高となっており、他のGPUの相場と比べると1万円以下で買えるようになったときが買い時でしょう。
NVIDIAの初のDirectX 10.1対応のGPUは、先月「GeForce GT220」と「GeForce 210」を搭載するエントリークラス向けのビデオカードが発売されており、今回のGeForce GT240ビデオカードの発売で残すところはハイエンド向けのGPUのモデルチェンジが待たれるところです。
http://www.nvidia.co.jp/object/product_geforce_gt_240_jp.html
http://www.nvidia.co.jp/object/geforce_family_jp.html
Seagate社が9月21日に出荷を開始したと発表している新しいBarracuda XTシリーズの容量2TBのHDD「ST32000641AS」が国内でも流通が始まりました。
この「ST32000641AS」のスペックは、回転数7200RPM、キャッシュ64MB、1プラッタ500GBのディスク4枚と今時の最速ドライブにふさわしいスペックであり、インターフェースが初のSATA6Gbps対応ドライブであることから注目を集めています。
同じSeagateの省電力ドライブBarracuda LPシリーズの2TBモデル「ST32000542AS」と比べると、データ転送速度が138MB/sと大幅に高速化した反面、消費電力が増加し騒音レベルも高くなっていますが、しかしその水準を以下のようにこの秋に出揃った他メーカーの2TBの高速7200RPMタイプのHDD比べると、消費電力が高いわけでもなく、動作音も比較的静かな方でしょう。
| シリーズ モデルNO |
Seagate Barracuda XT ST32000641AS |
Seagate Barracuda LP ST32000542AS |
Hitachi Deskstar7K2000 HDS722020 ALA330 |
Western Digital WD Caviar Black WD2001FASS |
Western Digital WD Caviar Green WD20EADS |
| インターフェース | SATA 6Gb/s | SATA 3Gb/s | SATA 3Gb/s | SATA 3Gb/s | SATA 3Gb/s |
| 回転数(RPM) | 7200RPM | 5900RPM | 7200RPM | 7200RPM | IntelliPower (5400RPM) |
| キャッシュ容量(MB) | 64MB | 32MB | 32MB | 64MB | 32MB |
| 平均回転待ち時間(ms) | 4.16ms | 5.5ms | − | − | − |
| データ転送速度(MB/s) | 138MB/s | 95MB/s | 162.1MB/s (Media transfer) |
138MB/s | 110MB/s |
| 平均消費電力 アイドル時(W) |
6.39W | 5.5W | 7.5W | 8.2W | 3.7W |
| 平均消費電力 動作時(W) |
9.23W | 6.8W | − | 10.7W | 6.0W |
| アイドル時騒音(bel) | 2.8bel | 2.5bel | 2.9bel | 29dBA (2.9bel) |
25dBA (2.5bel) |
| 動作時騒音(bel) | 3.2bel | 2.6bel | − | 34dBA (3.4bel) |
29dBA (2.9bel) |
ドライブ内部のデータ転送速度が「ST32000641AS」でMAX138MB/sということは、インターフェース帯域幅としては1Byteを8bitでなく10bitで換算しても1.38Gbpsで間に合っており、RAIDを組んでも3Gbps対応SATAインターフェースで十分ということになります。
つまり、SATAの仕様は下位互換性があり、この「ST32000641AS」を6Gbps対応SATAインターフェースと3Gbps対応SATAインターフェースでそれぞれ接続して比べても、どちらでも速度はあまり変わらないということでしょう。
より高速なSSDでも現行のほとんどの製品がSATA接続でインターフェースがボトルネックとはならないので、HDDで6Gbpsのインターフェースが必要となるのはいつのことかと思いますが、とは言っても2TBと大容量のHDDは長い期間使うことになるため、将来6Gbps対応SATAインターフェースが標準になることを見越して早めに選ぶ意味はありそうです。
ただし、この「ST32000641AS」の発売当初価格は3万円弱とSeagateの既存の「ST32000542AS」の倍近い価格となっており、このところ容量2TBのHDDの価格が大幅に低下しているため、今最速のHDDが欲しいとしても少し待った方が良さそうです。
http://www.seagate.com/www/ja-jp/products/desktops/barracuda_hard_drives/barracuda_xt/
http://www.seagate.com/docs/pdf/ja-JP/datasheet/disc/ds_barracuda_xt.pdf
TFTEC JAPANから次世代のUSB3.0規格に対応するUSB3.0コネクタ増設インターフェイスカード「S19903」が発売されました。
この「S19903」は、NECエレクトロニクス製の「μPD720200」チップを採用しており、拡張カードとしてPCI Express x1に接続することで、USB3.0規格の2基のコネクタを増設することができ、まだ現時点ではUSB3.0対応機器が発売されていないものの高速なUSB3.0機器を使用できる環境を準備することができる注目の製品です。
USBの規格は、2008年11月にUSB3.0が発表されており、USB3.0規格上は最大転送速度が5Gbps(SuperSpeed)対応とUSB2.0のHigh Speedより10倍高速に接続できること、またバスパワーの給電能力が900mAと増強されていることから規格の普及が待ち望まれています。
| 規格 | USB1.1 | USB2.0 | USB3.0 |
| 規格制定発表 | 1998年9月 | 2000年4月 | 2008年11月 |
| 最大転送速度 | Low Speed 1.5Mbps Full Speed 12Mbps |
High Speed 480Mbps | SuperSpeed 5Gbps |
| 信号ケーブル | 2本 | 2本 | 6本 2本は旧規格互換用 |
| バスパワー | 500mA | 500mA | 900mA |
この秋になって、Buffaloから外付けHDDの「HD-HU3」シリーズやUSB3.0増設インターフェースボード「IFC-PCIE2U3」が発表されており、外付けHDDケースを主力商品とするラトックシステムもUSB3.0ポートを増設するPCI Expressスロット用インターフェイスボード やハードディスクケースのラインアップを発表しています。
またマザーボードでは、GIGABYTEのP55チップセット搭載の「GA-P55A」シリーズの5製品が2基のUSB3.0コネクタを搭載する新モデルとして発表されており、ようやくUSB3.0の普及テンポが加速しそうな状況となってきています。
これらのUSB3.0コネクタは、USB3.0対応機器との接続では対応ケーブルが必要ですが、USB2.0との互換性があり、USB2.0機器も接続できるため無駄にならないという利便性もありますが、常に規格上の最大転送速度が確保されている訳ではなく、実際に10倍速いためには機器側の技術進歩も必要であり、一方今でもLow Speedで十分なキーボードやマウスなど高速転送の必要がない機器も多いでしょう。
なお余談ですが、IntelのP55チップセットのUSBエラッタの問題は、USB1.1のFull Speed同期転送デバイスとUSB2.0規格のデバイスを、大きく分けて2つのコントローラグループに分かれている同じグループのUSBコネクタに接続すると不具合があるとインテルは発表しており、あくまで推測ですが症状からするとバスパワーの給電が関わっていそうと思われます。
インターフェースとしては、主にHDDを接続するSATA規格も、玄人志向から新世代の最大転送速度6Gbps対応のSATA3規格のインターフェイスカードが3モデル発売されました。
このSATA3インターフェイスカードは、3モデルともMarvell 88SE9123コントローラを搭載しており、うち拡張カードとしてPCI Express x1に接続するタイプが「SATA3E2-PCIe」と「SATA3I2-PCIe」であり、「SATA3E2-PCIe」は外部eSATAコネクタ2基の増設、「SATA3I2-PCIe」はSATA3内臓コネクタ2基を増設するモデルとなります。
| 規格 | SATA | SATA2 | SATA3 |
| 規格制定発表 | 2000年11月 | 2004年4月 | 2009年5月 |
| 最大転送速度 | 1.5Gbps | 3Gbps | 6Gbps |
| サポート機能 | − | NCQ機能のサポート | NCQ機能の強化 電源管理機能の改善 コンパクト化への対応 |
またマザーボードでは、ASUSの「P7P55D Premium」もMarvell 88SE9123コントローラのSATA3規格の内臓コネクタ2基を搭載し、前述のGIGABYTEの「GA-P55A」シリーズもMarvell 9128コントローラのSATA3規格の内臓コネクタ2基を搭載しています。
SATAの規格は、上の表では大きく分けていますが、実は2004年秋に登場した初期のSATA2規格のHDDはNCQ(Native Command Queuing)機能はサポートしていても3Gbps対応ではなく、2005年秋に3Gbps対応のSATA2.5仕様のHDDが登場というように徐々に仕様が定められてきており、SATA3は、Serial ATA International Organizationが2009年5月に発表したSATA Revision 3.0 Specificationの仕様に基づいています。
まだ現時点では、SATA3に対応するHDDは発売されていないので、将来発売されるHDDの内部処理速度が6Gbpsものインターフェース転送速度が必要なものかどうか不明であり、こちらは慌てて必要となるものではないでしょう。
http://www.henj.in/
http://buffalo.jp/products/pickup/usb3/
http://www.gigabyte.co.jp/Products/Motherboard/Products_List.aspx?VenderType=Intel&CPUType=socket+1156
http://www.ratocsystems.com/info/news/2009/1026.html
http://www.kuroutoshikou.com/modules/display/?cid=268
AMDの40nm製造プロセス採用のメインストリーム向けの新型GPUであるRadeon HD5770とHD5750を搭載するビデオカードが10月13日に一斉に発売されました。
9月下旬のハイエンド向けのRADEON HD5870、10月初旬のRADEON HD5850に続いて、Radeon HD5770/5750ビデオカードの発売で、ハイエンドからメインストリーム向けのGPUはRADEON HD5000番台シリーズが今後は主力となります。
このRADEON HD5000番台シリーズとRADEON HD4770が40nm製造プロセスを採用しており、RADEON HD5000番台シリーズはDirect X11に対応していることが大きなアドバンテージですが、下の表で新旧のGPUのパフォーマンスに影響のあるスペックを比較しています。
| ストリーム プロセッサ数 |
コアクロック | メモリー データレート |
メモリーインターフェース | 最大消費電力 | |
| RADEON HD5870 |
1600基 | 850MHz | 4800MHz | 256bit | 188W |
| RADEON HD5850 |
1440基 | 725MHz | 4000MHz | 256bit | 151W |
| RADEON HD5770 |
800基 | 850MHz | 4800MHz | 128bit | 108W |
| RADEON HD5750 |
720基 | 700MHz | 4600MHz | 128bit | 86W |
| RADEON HD4770 |
640基 | 750MHz | 3200MHz | 128bit | 80W |
| RADEON HD4890 |
800基 | 850MHz | 3900MHz | 256bit | 190W |
| RADEON HD4870 |
800基 | 750MHz | 3600MHz | 256bit | 160W |
| RADEON HD4850 |
800基 | 625MHz | 1986MHz | 256bit | 110W |
新しいRadeon HD5770は、メインストリーム向けながらも既存のハイエンド向けのRADEON HD4800番台シリーズと同じストリームプロセッサ数800基を積んでおり、メモリーインターフェース帯域幅が128bitであるハンディがあっても、そのパフォーマンスはRADEON HD4870に匹敵するハイエンドレベルです。
しかも、RADEON HD5770の消費電力は最大108Wと、消費電力を左右するストリームプロセッサ数とコアクロックが等しいRADEON HD4890と比べて82Wも低く、パフォーマンスが同じレベルのRADEON HD4870と比べても52W、32.5%低く抑えられています。
最大消費電力がほぼ同じであるRADEON HD4890とHD5870では、HD5870のストリームプロセッサ数が倍増となっており、40nm製造プロセスのGPUは、いずれも大幅に電力効率が向上していますが、この余裕をパフォーマンスに振ったのがRadeon HD5870/5850であり、パフォーマンスを前世代のハイエンド並みにとどめて消費電力を抑えたGPUがRADEON HD5770/5750というイメージです。
またRADEON HD5000番台シリーズのGPUは、ATI PowerPlay(省電力機能)が強化されたことによりアイドル時の消費電力が大幅に抑制されており、RADEON HD5770はアイドル時18W、HD5770はアイドル時16Wと低く、常時使用するパソコンでは省エネに大きく貢献することでしょう。
中でもRADEON HD5750は、最大消費電力86W、アイドル時16Wと本来のミドルクラスのGPUの範囲に抑えられており、コンパクトなPCケースでも扱いやすいことが魅力です。
http://www.amd.com/jp/products/desktop/graphics/ati-radeon-hd-5000/Pages/ati-radeon-hd-5000.aspx
http://www.sapphiretech.jp/news/news/sapphire-hd-5770-1gb-gddr5-pcie-sapphire-hd-5750-1gb-gddr5-pcie.html
WesternDigitalのWD Caviar Blackシリーズに、容量2TBのハードディスク「WD2001FASS」が追加され発売されました。
このCaviar Blackシリーズの「WD2001FASS」は、回転数7200RPM、64MBキャシュ搭載、500GBプラッタ採用、デュアル プロセッサ採用と高速ドライブとして真にふさわしいスペックであり、Caviar Blackシリーズの既存の1TBモデルも高速な部類ですが、「WD2001FASS」は転送レート138 MB/sと、さらに速度が向上しています。
既存のWesternDigital製HDDは、回転数10000rpmと最速HDDのWD VelociRaptorシリーズが容量300GBまで、回転数7200RPMのCaviar Blackシリーズが1TBまでで、容量2TBのモデルとしては、IntelliSeek、IntelliPowerを採用し省電力設計のWD Caviar Greenシリーズのみという状況でした。
これはSSDが台頭する中で、HDDは将来的にはデータ用のストレージとして主に使用されるというトレンドにそって、低発熱で省電力、駆動音を静かにするために回転数を抑えたハードディスクの大容量化が優先されてきたという面があり、容量2TBの回転数7200RPMのHDDとして、この9月に日立のDeskstar 7K2000シリーズ「HDS722020ALA330」が登場したのに続いて、「WD2001FASS」が発売され、データ用だけでなく起動ドライブとしても大容量HDDが使いやすくなっています。
ただし「HDS722020ALA330」、「WD2001FASS」ともにアイドル時のノイズレベルは、29dBと少し高くなっており、パフォーマンスを考えれば止むを得ないレベルですが、静音パソコン志向であれば使い難いでしょう。
Caviar Blackシリーズの「WD2001FASS」の発売当初価格は3万円を少し超えており、今のところ高価ですが、このところの大容量HDDは価格が大幅に下がってきています。
発売されたばかりの「HDS722020ALA330」を始め各社の容量2TBモデルや1.5TBモデルが急速に値下がりしたのは、円高の進行という背景もありますが、「WD2001FASS」発売のインパクトという面もあり、「WD2001FASS」が他モデルの価格に影響を与える実力はありそうです。
加えて、こうした短期的な相場の動きはあっても、もともとHDDは自作市場をマーケットとしている製品ではなく、組み込み用のバルク品が多く流れてくるという構造の中で、企業取引の需給バランスが大きく崩れており、これまで以上に価格の低下が進むことは期待できそうです。
http://www.wdc.com/jp/products/products.asp?driveid=733
http://products.wdc.com/library/specsheet/eng/2879-701276.pdf
http://www.hitachigst.com/tech/techlib.nsf/techdocs/6A7E7E6848832B7786257603007AAF5E/$file/DS7K2000_DS_final.pdf
AMDは9月23日に、40nm製造プロセス採用のハイエンド向けDirectX 11対応の新型GPUであるRadeon HD5800シリーズを発表しており、この新シリーズのGPUとしてRadeon HD5870とHD5850の2モデルの出荷が始まっており、うち国内では上位のRadeon HD5870を搭載するビデオカードが既に発売されています。
このRadeon HD5870搭載ビデオカードは、この1週間の間に、SAPPHIREの「SAPPHIRE HD 5870 1GB GDDR5 PCIE」、PowerColorの「AX5870 1GBD5-MDH」、XFXの「HD-587A-ZNF9」、MSIの「R5870-PM2D1G」、玄人志向の「RH5870-E1GHW/HD/DP」、GIGABYTEの「GV-R587D5-1GD-B」と順次発売されていますが、いずれも極めて流通量が少なく、店に入荷して即完売という状態が続いています。
Radeon HD5870のスペックは、ストリームプロセッサ数1600基、コアクロック850MHz、メモリデータレート4.8GHz(GDDR5)、メモリインターフェイス帯域幅256bit、最大消費電力188Wとなっており、既存のRadeon HD4890と比べて、ストリームプロセッサ数が倍増して大幅にパフォーマンスが向上し、最大消費電力はほぼ同等でもATI PowerPlay(省電力機能)が強化されたことによりアイドル時は27Wと大幅に消費電力が抑えられているため、消費電力に対するパフォーマンスが圧倒的に優れています。
ライバルのNVIDIAのこれまでシングルGPU最速のGeForce GTX285と比べても、ほとんどのベンチマークテストで圧勝とシングルGPUとして比類なき性能であって、デュアルGPU構成のGeForce GTX295に迫るパフォーマンスであり、しかもアイドル時、高負荷時ともに消費電力がGeForce勢を明らかに下回っています。
Radeon HD5870搭載ビデオカードの発売当初価格は4万円台と最速のハイエンドビデオカードとしては高くはなく、今後はゲームユーザーの人気を独占しそうです。
しかし、Radeon HD5870搭載ビデオカードはハイエンドビデオカードの中でもボードサイズが特に長いことからPCケースによっては使えない場合もあり、また消費電力が抑えられ使い易くなったとしても、むしろアイドル時と高負荷時の消費電力の差が大きいビデオカードは、高負荷時にファンの騒音がうるさくなることが耳につきやすいこともあって、一般ユーザーにとっては、近日中に発売されるRadeon HD5850搭載ビデオカードの方が無難でしょう。
Radeon HD5850は、ストリームプロセッサ数1440基、コアクロック725MHz、メモリデータレート4.0GHz(GDDR5)、メモリインターフェイス帯域幅256bit、最大消費電力151Wというスペックで基本的な設計はHD5870と同じであり、これもRadeon HD4800シリーズやGeForce勢の既存のシングルGPUは超えるパフォーマンスが期待できそうです。
このところ40nm製造プロセスでは先行するRadeon HD4770搭載ビデオカードの品薄状態も徐々に解消されてきており、Radeon HD5800シリーズの量産出荷も早く軌道に乗って欲しいものです。
http://www.amd.com/jp/press-releases/Pages/amd-press-release-2009sep22.aspx
http://www.amd.com/us/products/desktop/graphics/ati-radeon-hd-5000/Pages/ati-radeon-hd-5000.aspx
http://www.sapphiretech.jp/news/news/sapphire-hd-5870-1gb-gddr5-pcie-sapphire-hd-5850-1gb-gddr5-pcie.html
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