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Microsoftは、Windows7の発売日を米国では10月22日発売と発表していますが、国内での発売日は未定(Vista発売時は日本でも同日発売された)という状況の中で、6月26日から「Windowsありがとうキャンペーン」と「Windows7優待アップグレードキャンペーン」を開始しています。
「Windowsありがとうキャンペーン」は、6月26日から7月5日までの10日間の期間限定、1人で予約3本までと本数限定(既定本数に達すると終了)で、Windows7 HomePremiumのアップグレード版が7,777円、Professonalのアップグレード版が14,777円と「7」の数字にちなんだ優待価格でオンラインショップで先行して予約受付するキャンペーンです。(即日完売したオンラインショップがあるようで人気となっています。)
また「Windows7優待アップグレードキャンペーン」は、6月26日からVista発売日の前日までとキャンペーン期間が長く、VistaがインストールされているWindows7アップグレード優待対象パソコンやWindows7アップグレード権付きのVistaのDSP版を購入すると対象となるキャンペーンです。
「Windows7優待アップグレードキャンペーン」を利用すると、Windows7の発売日まではVistaを使用して、Windows7の発売後にダウンロードして入手、またはインストールディスク(DVD)を受取ってWindows7にアップグレードすることになりますが、このWindows7にアップグレードするときに、ダウンロードしてインストールするのであれば無償ですが、インストールディスク(DVD)を入手する場合は、送料3000円の負担が必要となります。
自作パソコンで使用するDSP版のWindows7アップグレード権付きのVistaは、すでに販売が始まっており、対象となるEditionは、Vista Ultimate→Windows7 Ultimate、Vista Business→Windows7 Professional、Vista HomePremium→Windows7 HomePremiumとなり、今のところアップグレード権のない普通のDSP版より少し高い価格(HomePremiumで2,000〜3,000円程度高価)で発売されています。
このプラス3,000円とWindows7のインストールディスク(DVD)を入手するときに送料(3000円程度でDSP版の場合パーツショップにより異なる可能性有)が掛かりますが、このボーナスシーズンにVistaを使うパソコンを組み立てても、後にWindows7に乗り換えることが可能であり、Windows7のハードウェア要件がVistaとほぼ同じレベルということもあって、この夏から新しいパソコンを使用したいユーザーにとってはメリットでしょう。
2007年1月30日にWindows Vistaが発売された時も、同じように少し前の2006年冬に優待アップグレード権付きのWindowsXPパソコンやDSP版が発売されましたが、このときもVista待ちで冬のボーナスシーズンにパソコンやパーツが売れなくては困るという事情があり、今回もWindows7への移行待ちがネックとならないようにMicrosoftも配慮せざるを得ないのでしょう。
現在使用しているパソコンでWindows7を使いたいのであれば、「Windowsありがとうキャンペーン」を利用し、この夏Vistaパソコンを購入または自作するのであれば「Windows7優待アップグレードキャンペーン」を利用すると安い価格で乗り換えできますが、いずれもライセンスは1本となるため、アップグレードすると元のVistaやXPを残してデュアルブートで使用することはできません。
またWindows7のEditionは、「Professinal」が復活し、Vistaにあった「Business」がWindows7では「Professinal」に替わり、「Ultimate」、「Professinal」、「HomePremium」の3種類が市販されますが、製品版の発表価格では「Ultimate」と「Professinal」の価格差は1,000円と同じ価格に近いものとなっています。
「Ultimate」のみがサポートする機能であるBitLocker(システムドライブの暗号化でノートパソコン向け)や多言語対応は、一般的なユーザーにとっては、どうしても欲しいというものではないだけに、若しかして「Ultimate」はコンシューマ向けで延長サポートが適用されないということにでもなれば、「Professinal」を選んだ方が良いでしょう。
Vistaの「Ultimate」については、発売してすぐDSP版のUltimate αが限定バージョンとして発売されたのを皮切りに何度もキャンペーンが繰り返されており、Windows7も発売後にUltimate DSP版を対象としたキャンペーンが始まるかもしれないので、自作ユーザーは今すぐにWindowsを買い足す必要がなければ、デュアルブートで使用することも想定して、慌てないで選択の余地を残した方が良いでしょう。
http://www.microsoft.com/japan/windows/possibilities/buynow/default.aspx
http://www.microsoft.com/japan/windows/possibilities/buynow/upgrade.aspx
http://www.microsoftstore.jp/Form/Product/ProductCategory.aspx?cat=100002
http://www.microsoftstore.jp/Form/Product/ProductCategory.aspx?cat=100001/
http://www.twotop.co.jp/pickup/?pick_id=140
http://www.clevery.co.jp/eshop/e/ewin7
http://shop.tsukumo.co.jp/special/090622a/
株式会社コレガは、6月18日にUSBポート搭載の無線LANルータ「CG-WLR300GNH」シリーズを発表しており、親機は6月下旬に、子機とのセットモデルは7月上旬に発売される予定です。
このCG-WLR300GNHシリーズは、IEEE802.11nドラフト2.0に対応し、ダブルチャンネル機能により通信速度300Mbps(理論値)というスペックで、同じ11n規格の無線LANルータの中でも、送信2本×受信2本のW内蔵パワーアンテナを搭載し無線スループットの実効値が約157.9Mbps、有線スループットの実効値も約248.2Mbpsと高速です。
現実の無線通信速度については、親機と子機間の通信距離や障害物の影響で速度が低下しますが、各メーカーの高性能モデルは、いずれも強力な複数アンテナを使用して通信範囲が広い、障害物に強いことをアピールしています。
様々な環境下で異なるメーカー間の機種を比較して、どの機種が優秀か一概に比べれないものですが、CG-WLR300GNHの無線スループット実効値はトップクラスであり、100Mbpsオーバーのギガビットネットワーク時代にも利用可能な基本性能を有しているモデルでしょう。
とかく面倒なセキュリティ設定を含むセットアップも、CG-WLR300GNHシリーズはワンプッシュ・ワンクリックで接続設定ができるWPS(Wi-Fi Protected Setup)に対応しています。
そして使い勝手としては、フロントにUSB 2.0/1.1コネクタを装備しており、外付けHDDやUSBメモリを接続して、ホームネットワーク内のPCからアクセスし外付けHDDやUSBメモリにデータを保存して、ネットワーク内で共有できることが便利なことでしょう。
特にHDDが余っているのであれば、外付けハードディスクケースを購入し、PCの外に重要なデータをバックアップすることはPCのトラブルに巻き込まれないため安全であり、また家族のデジカメ画像ファイルを共有するなど、ホームサーバーとしての使い道もいろいろあるでしょう。
USBポートを搭載している無線LANルータは、プラネックスの「MZK-W04G」と「MZK-W04NU」、バッファローの「WZR-HP-G300NH」が現在販売されています。
無線LANの規格の高速化も11nの登場で落ち着き、セキュリティ機能もWPA2(TKIP/AES)に対応し、セットアップもWPSの採用が普通となって、無線LANルータの価格が安くなってきており、トレンドとしては高速モデルでUSBポートを搭載していること、しかも価格はCG-WLR300GNHの親機のみでは1万円を切って発売と買い易くなっています。
http://www.corega.co.jp/product/news/wlr300gnh.htm
http://www.corega.co.jp/prod/wlr300gnh/
http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-w04g/
http://buffalo.jp/products/catalog/network/wzr-hp-g300nh/
Seagateから低消費電力のデスクトップPC向けのHDDとしてBarracuda LPシリーズが4月23日に発表されていましたが、このBarracuda LPシリーズの容量2TBの「ST32000542AS」、容量1.5TBの「ST31500541AS」、容量1TBの「ST31000520AS」の3モデルが発売されました。
特に容量2TBのHDDは、これまで唯一WesternDigitalの「WD20EADS」が販売されているのみであり、Seagateの「ST32000542AS」の登場でさらにHDDの大容量化が加速しそうです。
Barracuda LPシリーズのコンセプトは、発熱を最小限に抑えた低消費電力ドライブということですが、パフォーマンスに関わるスペックは回転数5900RPM、キャッシュ32MB、1プラッタ500GB(2TBモデルはディスク4枚、1TBモデルはディスク2枚)と、回転数のみ抑えられているものの他はハイスペックであり、その結果データ転送速度は95MB/sとなっています。
これまで既存のHDDの回転数は、パフォーマンスモデルが7200RPM、低消費電力モデルが5400RPM、例外としてWesternDigital製高速モデルのVelociRaptorシリーズが10000RPM、Caviar GreenシリーズがIntelliPower(回転数非公開)というスペックでしたが、このBarracuda LPシリーズは5900RPMとイレギュラーであり、低消費電力モデルとしては少し回転数を上げたという感じです。
Barracuda LPシリーズの2TBと1.5TBモデルの平均消費電力はアイドル時5.5W、動作時6.8Wで、1TBモデルの平均消費電力はアイドル時3.0W、動作時5.7Wとなっており、2TBと1.5TBモデルの騒音レベルはアイドル時2.5bel、シーク時2.6belで、1TBモデルの騒音レベルはアイドル時1.9bel、シーク時2.0belとなっています。
これまで同じコンセプトの低消費電力モデルは、スペックとしてみれば、消費電力は少し抑えられていても、それほど騒音レベルは低くなっていないという印象でしたが、Barracuda LPシリーズの特に1TBモデルの騒音レベルは、ディスク枚数が2枚と少ないためでしょうが、これまでにない静かなモデルです。
パソコンの消費電力に関心が高くなってきている中で、現在の最大容量である2TBのHDDは、回転数7200RPMのモデルがリリースされていないのですが、サーバーならともかくホームユースのパソコンでは大容量のHDDを使えば台数を減らすことで消費電力を抑えることができます。
SSDの台頭により、HDDは起動ディスクより大容量データ用のストレージへとシフトしていくトレンドにあるとしても、データ用でも高速であるメリットが大きく、各社ともパフォーマンスの良い回転数7200RPMの大容量モデルをリリースし続けて欲しいものです。
http://www.seagate.com/ww/v/index.jsp?locale=ja-JP
http://www.seagate.com/www/ja-jp/products/desktops/barracuda_hard_drives/barracuda_lp/
http://www.seagate.com/docs/pdf/ja-JP/datasheet/disc/ds_barracuda_lp.pdf
Intelは、LGA1366対応のCore i7シリーズのクアッドコアCore i7 975 Extreme Edition(3.33GHz、L3キャッシュ8MB)、Core i7 950(3.06GHz、L3 8MB)と、バリューパソコン向けのLGA775対応のデュアルコアCore 2 Duo E7600(3.06GHz、L2 3MB)、廉価モデルのCeleron E1600(2.4GHz、L2 512KB)、ノートPC向けのCore 2 Duo P8800の計5モデルの新プロセッサを発売しました。
Intel製デスクトプパソコン向けの頂点に立つCore i7-975 EEは、既存の最上位モデルのCore i7 965 EE(3.20GHz、L3キャッシュ8MB)とほぼ同価格の10万円前後、Core i7 950はCore i7 940(2.93GHz、L3 8MB)より発売当初は少し価格が高い6万円前後となっていますが、それぞれクロックが引き上げられていても出荷価格は据え置かれており、既にCore i7 965 EEと940は製造中止が発表されているので置き替わていくモデルとなります。
一方AMDは、TDP65Wの低消費電力版クアッドコアPhenomII X4 905e(2.5GHz、L3キャッシュ6MB)、トリプルコアPhenomII X3 705e(2.5GHz、L3 6MB)、PhenomIIとしては初のデュアルコアPhenomII X2 550 Black Edition(3.1GHz、L3 6MB)、Socket AM3版のAthlonII X2 250(3GHz、L2 2MB)のSocket AM3対応4モデルと、Socket AM2対応のAthlon X2 7750と合わせて計5モデルが発売されました。
AMDのCPUは低消費電力版が人気があり、PhenomII X4 905eとX3 705eはSocket AM3版として登場し、しかも既存の低消費電力版のPhenom X4 9350e (2.0GHz、L3 2MB)と比べて動作クロックが一気に0.5GHZ向上されており人気となりそうです。
また、5月末に発売されたSocket AM3対応PhenomII X4 945は、発売当初の製品はTDP125W版でしたが、TDP95W版のモデルに置き替わる予定であり、PhenomIIの最上位で倍率可変であるPhenomII X4 955BEのTDP125Wより低いことがX4 945の魅力となるでしょう。
これでSocket AM3対応のCPUのラインアップが揃うことになり、フラッグシップモデルがクアッドコアのX4 955BE(3.2GHz、TDP125W)、次いでX4 945(3.0GHz、TDP95W)、X4 810(2.6GHz、TDP95W)の順となりますが、新しい低消費電力版のX4 905eは、X4 810よりクロックが0.1GHz低くてもL3キャッシュが多いためにパフォーマンス的に大きな差はなく、TDP65Wと消費電力が抑えられていることが魅力でしょう。
またトリプルコアは、唯一X3 720BE(2.8GHz、TDP95W)のみで、これが倍率可変のBlack Editionで遊ぶのには面白いという存在でしたが、低消費電力版のX3 705eが加わることで静音パソコン志向でもコストパフォーマンスの良いモデルが選択できるようになり、クロックの高いデュアルコアX2 550BEも含めて、いよいよSocket AM3対応のCPUの時代が来たという感じです。
IntelのCore i7の新モデルは、コストを考えると敷居が高く、この秋にリリースされる予定のLGA1156対応のCore i5待ちというユーザーが多いのでしょうが、Core i5のDDR3メモリーのサポートが、Core i7のトリプルチャネルからデュアルチャネルに戻るとしてもDDR3-1333を公式にサポートすること、TDPがCore i7の130WからCore i5では95Wと想定されていることが好感が持てそうです。
プラットフォームの違いから、Core i5がCore i7のフラッグシップモデルを超えるパフォーマンスは期待できないのでしょうが、せめて今回発売されたCore i7 950に匹敵するモデルが登場して欲しいところであり、一方のAMDもIntelに対抗するために、PhenomIIのTDP95W以下のさらなるクロックアップを期待しています。
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/corei7ee/specifications.htm
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/corei7/specifications.htm
http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_15331_15917%5e15921,00.html
ZALMAN製の消費電力表示機能付き5インチベイ用ファンコントローラの新モデル「ZM-MFC3」が発売されました。
この「ZM-MFC3」の機能としては、4chファンコントロール機能、PCケース内の4箇所の温度表示に加えて、PCの使用時間と消費電力が表示されることがユニークであり、この消費電力表示機能付きファンコンは、同社の前モデル「ZM-MFC2」以外は見当たらないので貴重な存在です。
ファンコントロール機能は、3ピン標準ファンを3台、4ピンPWMファンを1台接続して、合計4台のファンが制御可能であり、ファン回転数は60〜6,000rpmの間で 60rpm単位で設定可能と調整レンジも広く、回転数が10rpm単位でフロントパネルに表示され確認できる本格的なファンコントローラとなっています。
また温度表示機能は、PCケース内の任意の4箇所に温度センサーを取り付けて測定し、-9.9〜79.9℃までの温度を表示、この範囲外も点灯表示や「Lo」や「Hi」と解りやすく表示されるなど工夫されており、消費電力の表示機能は、電源とコンセントの間にCVS(電流/電圧センサー)を接続して、リアルタイムでシステムの消費電力を測定・表示しています。
なお「ZM-MFC3」と前モデルの「ZM-MFC2」の異なる点は、ディスプレイ表示画面はデザイン的な好みの問題としてもFSTNパネルを採用して視認性が良くなっていること、消費電力の数値表示の上限が800Wから999Wまで引き上げられたこと、PCの使用時間表示が加わったことが主なところで、そのほか表示方法も少し改良されています。
かつて電源ユニットで消費電力の表示機能があるレア製品が販売されていましたが、電源ユニット、PCケース、ベイアクセサリなどのパーツで消費電力を測定し表示する機能のあるPCパーツは皆無に近く、消費電力を調べるためにワットチェッカーを購入するのも敷居が高いでしょう。
「ZM-MFC3」の発売当初価格は8000円弱とファンコントローラとしては高価ですが、システムの消費電力に対する関心が高まっているトレンドの中で、リアルタイムで消費電力が表示できる機能付きのファンコンは人気となるでしょう。
http://www.zalman.co.kr/jpn/product/fan_controllers/ZM-MFC3.asp
http://www.zalman.co.kr/jpn/product/fan_controllers/ZM-MFC2.asp
三菱電機製が4月22日に発表していた超解像技術搭載のフルHD対応23インチワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」が5月22日に発売されました。
「Diamondcrysta WIDE」は、非光沢パネルの「RDT231WM」と「RDT231WM (BK)」、光沢パネルの「RDT231WM-S」と「RDT231WM-S (BK)」の4モデルがあり、グレア(光沢)パネル採用モデルは型番末尾に-Sが付いており、ボディーカラーが黒色のモデルは型番が(BK)となっています。
この新モデルのスペックは、輝度300cd/u、コントラスト比5000:1(CRO 非動作時 1000:1)、左右170°/上下160°、応答速度5ms、最大表示画素数1920×1080と、最近のディスプレイとしては標準的ですが、低解像度の映像でも補正をして、フォーカス感やディテール感を再現し、よりリアルな映像表示が可能な業界初の超解像技術の搭載は画期的なことでしょう。
入力インタフェースは、デジタル入力はDVI-D(HDCP対応)とHDMI(2系統)、 アナログ入力はミニD-SUB15ピンを装備しており、これも不満はなく、音声出力は最近はステレオスピーカー内蔵が普通となってきている中で、3ワット+3ワットと内蔵スピーカーの出力が大きいことも好感が持てるところでしょう。
またビジネス向けの液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」のWLMシリーズの「RDT231WLM」、「RDT231WLM (BK)」も5月7日に発表されています。三菱製液晶ディスプレイは少し価格の安いビジネスモデルも人気となることがありますが、WLMシリーズはビジネスモデルとして省エネ機能「ECO Professional」を搭載していても超解像技術は採用していないようです。
なおビジネスモデルの製品一覧のページでは、「RDT231WLM」、「RDT231WLM (BK)」も超解像技術を搭載しているように記載されていますが、「RDT231WLM」、「RDT231WLM (BK)」の発表資料や製品紹介ページでは触れてなく、また取扱い説明書を確認すると超解像技術のOSD設定項目がないので対応していないのでしょう。
発売当初価格は、非光沢パネルの「RDT231WM」は3万円台前半の価格で、光沢パネルの「RDT231WM-S」はプラス2000円程度の3万円台半ばの価格、ビジネスモデルの「RDT231WLM」は2万円台半ばの価格です。
最近は液晶パネルが安くなって、フルHDワイド液晶ディスプレイは、BenQ、LG電子、I-O DATAなどの少し画面の大きい24インチの人気モデルが2万円台の価格で購入できるため、三菱電機製の23インチ液晶ディスプレイは少し割高と感じますが、超解像技術が完成度が高い優れた技術であれば高い買い物ではないでしょう。
低解像度の映像を鮮明に表示する技術は、より大画面の高解像度のディスプレイの方が効果が高いでしょうから、今後24インチ以上の液晶ディスプレイにも採用されるかどうか関心があるところです。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/product/multi/rdt231wm_s/index.html
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/product/business/rdt231wlm/index.html
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2009/0422.htm
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/product/business/rdt231wlm/index.html
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2009/0507-a.htm
タオエンタープライズから奥行き123mmとショートタイプのTOPOWER製電源ユニットとして、定格出力330WモデルのSilentShort330「TOP-330SS」、430WモデルのSilentShort430「TOP-430SS」、530WモデルのSilentShort530「TOP-530SS」の3モデルが発売されました。
奥行きが短かい電源ユニットは躯体が小さくなり、小さな躯体に回路を組み込むためには発熱の処理など技術的に優れていないと困難ですが、このSilentShortシリーズでは、基板上の回路をICチップに置き換えることにより構成部品点数が約50%削減され、そのメリットとして発熱量が大幅に減少しているとのことです。
発熱が低いことは、冷却ファンの回転数を上げなくても冷やすことが可能なため静音化に適していることや、部品の消耗が少ないため寿命が長くなるとアピールされていますが、確かに低発熱であることは大きなアドバンテージでしょう。
最近は、600Wクラスの容量の電源ユニットをラインアップに揃えることが多いので、もう少し出力の高いモデルも加えてはと思うところですが、SilentShortシリーズは、いずれも定格出力はそれ程高くなくても最大出力は定格プラス100Wと余裕があり、+12V系の出力も2系統で+12V1、+12V2ともに20A確保されています。
特に530WモデルのSilenShort530は、+12V1と+12V2合計で出力432Wと、このクラスの平均的な出力水準以上であり、ハイエンドビデオカードの2枚挿しやマルチGPUビデオカードを使用することは無理としても、それ以外の大方のパーツ構成で動作可能でしょう。
タオエンタープライズは、ケーブル着脱式は価格が高くなること、ノイズがのり易いこと、接点の増加による電圧降下などのデメリットに着目して、かねてから本体直付けケーブルの電源ユニットを提供しており、このSilentShortシリーズもケーブル着脱式ではないのですが、コンパクトなPCケース用の電源ユニットは奥行きが短いことに加えて、ケース内の配線をスッキリさせることが可能なケーブル着脱式の方が便利でしょう。
しかし、ATX規格の電源ユニットのサイズは、横幅は150mm、高さは86mmと共通でも、奥行きが標準の140mmより長い製品が多くなっており、最近発売された奥行きが短いショートタイプの電源ユニットは、2009年1月に発売されたアクティスのAP-650FS/PS3(650W)とAP-550FS/PS3(550W)ぐらいです。
最近は電源ユニットに限らず売れ筋商品以外のパーツはマーケットから消えていくのが早いという傾向があり、奥行きが短い電源ユニットは、サイズの剛力短シリーズは生産終了で、AbeeのAS Power Silentist S-480ESも店頭では取扱店舗が少なくなっているという状況の中で、SilentShortシリーズはケーブル着脱式ではないものの貴重な存在です。
タオエンタープライズのネット直販タオダイレクトの販売価格は、SilentShort330が5980円、SilentShort430が7480円、SilentShort530が8980円であり、この出力クラスの電源ユニットとしては、品質の良いものでも1万円以下という相場の中で、ショートタイプの電源ユニットであっても比較的買い易い価格で設定されいます。
http://www.taoenter.co.jp/productdetail/silentshort/index.php
http://www.taoenter.co.jp/
http://aqtis.co.jp/ps/ap-fsps3/index.html
Microsoftは、次期Windowsとして開発してきたWindows7の製品候補版(RC版)を、米国では4月30日から提供開始しており、日本では5月7日から一般ユーザー向けにMicrosoftサイトからダウンロードして入手することが可能となりました。
既に2009年1月に、Windows7のベータ版がテストバージョンとして提供されており、VistaがXPに比べてメモリやグラフィック性能などのハードウェア要件が高くなって不評であったことに比べて、Windows7ではVistaが動作するパソコンでは、より軽快に使用できると概して好評です。
このWindows7 RC版は、一般ユーザーでも、次の手順でMicrosoftサイトのWindows7ホームまたはTechNet Evaluation Centerからダウンロードして、DVDに焼いてWindows7 RC版インストールディスクを作成することができます。
<Windows7 RC版インストールディスクの作成方法>
1 MicrosoftサイトのWindows Live IDが必要なので事前に取得する。
2 Windows7ホームの「RC版の入手」ページを開く。(TechNet Evaluation Centerからも可能)
3 32ビット版か64ビット版のいずれかを選び言語の選択欄で「日本語」を指定しGOをクリック。
4 ログイン画面で、メールアドレスとパスワードを入力し、サインインをクリック。
5 プロダクトキーが表示されるので印刷またはコピーして控え、「今すぐダウンロード」をクリック。
6 「名前を付けて保存」ホップアップ画面で保存先を指定し「保存」をクリックしダウンロード。
7 iso形式のファイルからDVDを作成するための無料のソフトウェアを入手し、インストールする。
8 ソフトを使用しWindows7 RC版イメージファイルをDVDに焼き、インストールディスクを作成する。
ダウンロードまでは簡単ですが、ダウンロードしたファイルは拡張子が「iso」のファイルであり、iso形式のイメージファイルのままDVDに焼いても使えないため、Microsoftサイトの「インストールの手順」で説明されているように、isoファイルからDVDを作成するためのソフトウェアが必要となります。
そのため、パソコンにisoイメージファイルからDVDを作成するためのソフトウェアがインストールされていない場合は、無料のソフトウェアをダウンロードして、先にインストールしておく必要があり、無料のソフトは、Microsoftサイトの「インストールの手順」で紹介されている「Active ISO Burner」だけでなく「InfraRecorder」も試してみましたが、いずれも使い方が比較的簡単であり、Windows7 RC版インストールディスクが作成できます。
このWindows7 RC版の使用期限は、2010年6月1日までの約1年間となっています。そのため、この2010年5月末までにはWindows7が製品として発売されるとは思われますが、WindowsVistaに移行したときは、Vista RC1の提供開始が2006年9月中旬で、2007年1月30日にVistaが発売されており、この前例のスケジュールを踏襲するならば、Windows7も今から4〜5ヶ月後の2009年秋に発売と期待され、ネットでも、この秋に発売されるのではとの情報が流れています。
もちろんMicrosoftが発売時期をオフィシャルに発表しているわけではなく、少し遅れ2010年にずれ込むことも想定されますが、Windows7ではVistaをパスしてXPから乗り換えるため、早く登場して欲しいというユーザーも多いことでしょう。
このMy Free-style PCサイトの4月の32万件のアクセス件数を見ると、XP利用者が23万件の71.9%、Vista利用者が6万5千件の20.2%となっています。Vistaが発売後2年を過ぎても2割しか導入されていないという背景には、少し古いパソコンやFee-PCには使えないなどハードウェア要件が高いことに加えて、UACの制御など基本操作を覚え直さなければならないことが面倒なこと、Vistaでは使えないソフトがあるなど古いソフトの互換性の問題がネックとなっています。
また、WindowsXPが安定した良いOSであり、XPで不自由しないユーザーにとってはコストを掛けてまで乗り換える魅力がないのでしょうが、ではWindows7がバラ色のOSかというと、そうとも限らないという面があります。
UACの制御など基本操作の不便さは、Windows7では改善されるでしょうが、これもVistaを使用しているユーザーにとっては良くなったと思えても、XPを使用しているユーザーにとっては基本操作で戸惑うことがなくなるわけではなく程度の問題でしょう。
ではWindows7が少し古いパソコンにインストールできるのかというと、Windows 7(32bit版)のシステム要件を見ると、1GHz以上のプロセッサ、1GBのRAM、ハードディスク上に16GBの空きスペースとなっており、これらはVistaの要件と同等かそれ以上に厳しく、グラフィクス要件はVistaとどちらがハードルが高いか不明としても、DirectX9対応グラフィクスが必要でWindowsXP SP2登場以前のパソコンでは無理でしょう。
また互換性の問題も、Virtual PC機能を活用するWindows XP Modeが用意されていても、このXP ModeはWindows7 ProfessionalとWindows7 Ultimateのみサポートしており、Windows7のHome Premium以下のバージョンでは相変わらずXPで使用してきたソフトが使えないことがあるでしょう。そのため、Windows7 RC版をインストールしてソフトの動作確認をすることに意味があります。
一方、新しいOSは、発売後すぐに使うのでなく、半年〜1年待って当初のバグが修正されてから導入した方が無難という面があり、Windows7の導入は2010年の夏以降が好ましいことになります。
そのためVistaをパスするかどうかは、いつパソコンを購入するのかということと、乗り換えの場合はいつまで待てるのかということに関わり、待てるのであればWindows7発売後しばらく待った方が良いということでしょう。
サポート期間の問題については、WindowsXPのサポートは、XP HomeEditionも延長サポートが適用され2014年4月8日まで延長されており、Vistaでは、ビジネスモデル以外はメインストリームのサポート期間の2012年4月10日でサポート終了となるとVistaの寿命の方が短いことになります。
Vista Ultimateが延長サポートの対象外に後から変更されたことが問題となっていて、このことはメインストリームのサポート終了間近となって、XPと同じように消費者向けモデルの延長サポートの適用で決着が図られるのかもしれませんが、いずれにしてもメインストリームのサポート期間の当初発売後5年間が疑問であり、パソコンの現在のハードウェア・ソフトウェアが成熟してきて進化のテンポが遅くなったことを考慮すれば、OSの寿命として5年は短すぎると感じます。
Windows Vistaの導入が進まないとしても、VistaはかつてのWindows Meのような不安定なOSではなく、WindowsXPからVistaへ、VistaからWindows7へと進歩しており、ハードウェアとソフトウェアの資産を含めたトータルとしてのパソコンの価値がパソコンを買い換えたり頻繁にOSを乗り換えたりするコストに見合わないということが根本的な問題でしょう。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3688
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/default.aspx
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/download.aspx
http://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/dd353205.aspx?ITPID=mscomsl
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/installation-instructions.aspx
AMDが4月28日(現地時間)に発表した40nm製造プロセスの新型GPU「Radeon HD4770」を搭載するビデオカードが国内で一斉に発売されました。
Radeon HD4770のスペックは、ストリームプロセッサ数640基、コアクロック750MHz、メモリクロック800MHz(データレート3200MHz)、メモリインターフェイス128bit、最大消費電力80Wであり、型番からはハイエンド下位のRADEON HD4830とミドルクラスのRADEON HD4670の間に位置するミドルクラス上位のGPUですが、性能は1クラス上のRADEON HD4830を上回りHD4850に迫るモデルとして登場しています。
Radeon HD4770搭載ビデオカードの発売当初価格は12000円前後であり、安いミドルクラスのGPUがハイエンドの性能をたたき出すことが最大の魅力であり、HD4770とHD4830と比べたときに、ストリームプロセッサ数が同じというベースの元で、HD4770の方がコアクロックが高く、GDDR5メモリーの採用でメモリクロックの4倍のデータ転送レートと高速アクセス可能なため、メモリインターフェイスが128bitとハイエンドHD4800シリーズの2分の1幅というハンディを補っています。
また、ミドルクラスのHD4670は最大消費電力が59Wと低いことから現在人気が高いのですが、HD4770も80Wとワット当たりの性能が高く、6ピンの補助電源コネクタが必要なレベルのビデオカードとしては群を抜いて消費電力が低いことがメリットであり、いっそのことHD4770も補助電源コネクタなしで動作するモデルがあったらと思うところですが、それは今のところHD4670の守備範囲なのでしょう。
このRadeon HD4000番台シリーズ中でも新設計のHD4770の登場で、ミドルクラス以上のシングルGPUのラインアップは、上から順に、最上位のHD4890(最大消費電力190W)、HD4870(160W)、HD4850(110W)、HD4770(80W)、HD4670(59W)という順となり、消費電力の高いHD4830(110W)はHD4770に置き換わることとなるでしょう。
ライバルのNVIDIAのミドルクラスのGPUは、このところGeForce9シリーズの6ピンの補助電源コネクタが不要な省電力版に関心が集まっています。
この省電力版は通常版をダウンクロックして少し性能を犠牲にすることで大幅に消費電力を抑えており、2月にGeForce 9600GT省電力版と、4月にGeForce 9800GT省電力版が発売されており、このGeForce 9800GTで6ピンの補助電源コネクタが不要(ELSA GLADIAC 998GTX Plus V2は6ピン補助電源コネクタ1つ有)の75W以下(66Wとの情報あり)ということで人気となっています。
最初からクロックを控え消費電力を抑えてリリースした方が好感が持てるのにと思うところですが、ベンチマーク偏重の流れの中で、ようやく最近ユーザーが消費電力を強く意識し始めて、ベンダーもワット当たりの性能のバランスを重視し始めたということでしょう。このことはハイエンドモデルでも55nm版のGeForce GTX260が性能と消費電力のバランスが良いことで人気が上昇していることにも表れています。
Radeon HD4770は、6ピンの補助電源コネクタへの給電が必要ですが、電源ユニットにPCI-EXPRESS 6pin電源供給ケーブルが装備されていれば、ビデオカードの補助電源コネクタの有無にこだわる必要はなく、40nm製造プロセスへの進化によって消費電力が大幅に抑制されていることから、今後ハイエンドGPUもいつ40nm製造プロセスのGPUがリリースされるのか、それはRadeon HD5000番台シリーズとなるのかもしれませんが楽しみです。
http://ati.amd.com/products/radeonhd4700/index.html
http://www.sapphiretech.jp/products/hd-4770-pcie/sapphire-hd-4770-512mb-gddr5-pcie.html
http://www.hisdigital.com/un/product2-437.shtml
http://www.powercolor.com/jp/products_features.asp?ProductID=5415
http://www.msi-computer.co.jp/products/VGA/R4770-T2D512.html
http://www.mvkc.jp/product/galaxy/vga/nvidiapcie/gf_p98gt512d3low_power.php
http://www.leadtek.co.jp/news_release/winfast_px9800gtpe_series.html
AMDが4月23日(現地時間)に発表したSocketAM3版PhenomII X4 955BlackEdition(動作クロック3.2GHz、L3キャッシュ6MB)が4月24日に国内で発売されました。
これまでSocketAM3対応のPhenomIIシリーズは、2月にトリプルコアのPhenomII X3 720BE(2.8GHz、L3キャッシュ 6MB)とクアッドコアのPhenomII X4 810(2.6GHz、L3キャッシュ4MB)が発売されていますが、SocketAM2+対応のクアッドコアPhenom II X4 940BE(3.0GHz、L3キャッシュ6MB)の方が動作クロックが高くパフォーマンスが良いという状況でした。
そのためDDR3メモリーをサポートするSocketAM3への移行は緩やかなテンポでしたが、PhenomII X4 940BEより動作クロック、HTクロック、メモリーアクセス速度が上回る待望のPhenomII X4 955BEの登場で、元々DDR3メモリーのサポートが本来の姿であったPhenomIIシリーズの名実ともにフラッグシップモデルとなり、SocketAM3への移行が加速していくことでしょう。
PhenomII X4 955BEのTDPは、PhenomII X4 810の95Wより高く、PhenomII X4 940BEと同じ125Wですが、動作クロックが高い分は消費電力が少し高くなることはやむを得ず、発熱が高いことで嫌われたPhenomからみればPhenomIIになって改善されているという流れの中で、TDP125Wと承知して購入するユーザーにとっては大きな難点とはならないレベルでしょう。
4月23日時点のAMDの1000個ロット単位のプロセッサ価格表をみると、PhenomII X4 955BEの出荷価格は245ドルで、PhenomII X4 940BEの195ドルより50ドル高いという価格設定であり、国内での発売当初価格も、新しいフラッグシップモデルであっても2万円台後半と買い易い価格となっています。
AMD製CPUでパフォーマンスの良いモデルを選ぶのであれば、今後はPhenomII X4 955BEがSocketAM2+マザーボードでも使用可能なこともあって、X4 940BEに置き換わって一気に本命となりますが、同価格帯のIntelのCore i7 920、Core2 Quad Q9550と、3万円強の価格のQ9650がライバルとなります。
ネット上のテストレポート情報では得意、不得意はあっても、概観するとPhenomII X4 955BEのパフォーマンスはCore i7 920には届かないものの迫り、Core2 Quad Q9650に匹敵するレベルであり、BlackEditionで倍率可変によるオーバークロック動作が可能なアドバンテージが魅力といったところでしょう。
このクラスのCPUは、DDR3メモリーが買い易い価格となって、このところCore i7 920の人気が盛り返していますが、PhenomII X4 955BEの売れ行きによっては、Intel製のCPUも値下げで対抗する可能性はあり、パフォーマンスの大きな差がない中では価格次第という要素が強くなるでしょう。
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543_544~131109,00.html
http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_15331_15917^15921,00.html
http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_609,00.html#phenom
CoolerMasterから縦置き横置き両対応の小型ATXケースElite 360(RC-360-KKN1-GP)が発売されました。
このElite 360のサイズは、W148×H360×D439mmと普通に縦置きすればスリムATXケースとほぼ同じサイズですが、ケースフロントのCoolerMasterのロゴの向きを横置きでもおかしくないように変えることができ、置く場所に合わせて設置できるようになっています。
このPCケースは電源レスモデルであり、別途電源を購入する必要がありますが、ケース内の電源ユニットの位置は、フロント下部(縦置きで見た場合)とスリムATXケースでは定番の位置であり、電源ファンは外部からの冷気の吸気用として使用する構造となっています。
そのため電源ユニットは、PCケースに取り付けたときに側面から吸気できるようにストレート排気タイプではないものが想定されており、このことは最近では大型ファンの採用によりストレート排気タイプの方がむしろ少ないので選び易いのですが、やはりコンパクトなPCケースですから奥行きが長いものは取付不可の場合があり、標準の140mm以下の電源ユニットで取付可能かよく確認して、しかもプラグインタイプの電源ユニットが扱い易くて良いでしょう。
通常のATXミドルタワーケースの電源ユニットのファンは、ケース内部の暖気を排出する役割をしており、スリムATXケースでも、ValueWaveの「CP-505」シリーズやリンクスインターナショナルの「NS-600TK-B」は電源ファンを排気用に使用しており、既存のPCケースでは電源ファンを外気の吸気として使うことはユニークであり、3RシステムのスリムATXケースぐらいです。
電源ファンが冷外気を吸気すれば電源ユニットにとっては好ましい環境でしょうが、ケース内の換気は、排気用のファンが気になるところであり、このElite 360は、ケースファンがオプションで、リアに80mmファン2基、トップに120mmファン1基が装着可能なため、いずれも排気用に取り付けると良いでしょう。
また、サイドに吸気用に120mmファン1基、ボトムに80mmファン1基が装着可能であり、TOTALで80mm以上のファンが5基使用可能な換気能力は優れており、スリムATXケースではElite 360が今のところ最強のエアフローが確保されているPCケースでしょう。
ドライブベイは、5インチベイ×2、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1というスペックで、もう1つHDD用の3.5インチシャドウベイが欲しいところですが、トップファンが装着可能なスリムATXケースは、他メーカーの製品でもほぼ同じ構成であり止むを得ないことでしょう。
CPUのTDP(熱設計電力)、GPUの最大消費電力ともにパフォーマンスの良いモデルは消費電力が高いという状況の中で、スリムATXケースでは発熱の高いパーツの使用は限界がありますが、Elite 360では、TDP95Wのクアッドコアプロセッサや最大消費電力150Wクラスのビデオカードも、ケースファンの騒音を気にしないで風量の多いファンをフル装備すれば使えるかもという感じです。
http://www.coolermaster.co.jp/cmjproductcase/elite360.htm
http://www.coolermaster.co.jp/index.html
Ainexから5インチベイアクセサリとして、LCD表示付きの4チャンネル多機能ファンコンコントローラ「FM-06」が発売されました。
「FM-06」の機能としては、4つのファンの回転数を無段階に設定できるファンコントロール機能に加えて、カードリーダースロットとしてCF/MDスロットとSD/MMCスロット/MSスロットを備え、eSATAコネクタを付属しています。
LCDでは、ファンの回転数、温度、アラームの設定温度が表示されますが、4チャネルファンコンでも、LCD表示は1つのファンの回転数のみで、温度も4か所の温度を測定していますがLCD表示では1か所の表示のみとなります。
そのため、LCD画面に回転数を表示するファンと温度の測定位置を1つづつに絞る必要があり、その方法は「MANUAL表示モード」で選択したファンおよび測定位置を指定することができますが、「AUTO表示モード」では自動的に順次表示が切り替わるため、普段は「AUTO表示モード」で使えば良いのでしょう。
多機能パネルとしてはUSBコネクタが無いのですが、USBコネクタはPCケースに標準装備が普通となってeSATAコネクタの方が将来的には役に立ちそうで、カードリーダースロットは、個人的にはxDピクチャカードが読めないことが残念ですが、主流のSDメモリーカードさえ読めれば一般的には十分でしょう。
これまで1ベイサイズの多機能型ファンコントローラとしては、ファンコントロール部が弱く、LCD表示機能が無かったり、手動でファンの回転数が制御できなかったり、しかも2チャンネルファンコントローラが多いという状況でしたが、この「FM-06」はケースファンを多く使うようになった今の時代向けに進化し、しかも発売当初価格は4000円程度とリーズナブルな価格でしょう。
http://www.ainex.jp/products/fm-06.htm
http://www.ainex.jp/
4月2日にRadeon HD4890搭載ビデオカードが発売されて、同日にGeForce GTX275が発表され4月4日に搭載ビデオカードが発売されました。
Radeon HD4890は、製造プロセッス55nm、ストリームプロセッサ800基、コアクロック850MHz、メモリクロック975MHz(データレート3.9GHz)、メモリインタフェース256bitというスペックであり、既存のRadeon HD 4870(コアクロック750MHz、メモリデータレート3.6GHz)と比べて、製造プロセッスやストリームプロセッサ数は変わらず、クロックを引き上げて性能向上を図っており、シングルGPUとしてはRadeonの最上位となるモデルです。
一方GeForce GTX275は、製造プロセス55nm、ストリームプロセッサ240基、コアクロック633MHz、メモリクロック1134MHz(データレート2268MHz)、メモリインタフェース448bitというスペックであり、NVIDIAのシングルGPUとして最上位のGeForce GTX285と比べて、製造プロセッスやストリームプロセッサ数が同じでもクロックなどのスペックは若干低く、Radeon HD4890に価格的に対抗するためにリリースされたGPUでしょう。
発売当初価格はRadeon HD4890ビデオカード、GeForce GTX275ビデオカードともに3万円前後であり、Radeon HD4870とGeForce GTX260の実売ビデオカード価格が2万円台前半、GeForce GTX285ビデオカードが3万円台後半という中間にあって、比較的コストパフォーマンスが良いハイエンドビデオカードとして登場しています。
このところのビデオカードの値下がりは激しいので、Radeon HD4890、GeForce GTX275が新GPUであっても、そのビデオカードの実売価格は競い合って、すぐに2万円台半ばへと値下がりしていくことでしょう。
スペック上の最大消費電力は、Radeon HD4890が190WとHD4870の160Wより30W高く、GeForce GTX275が219WとGTX285の183Wより36W高くなっており、いずれも消費電力が高くなっていることが気になるところです。
Radeon HD4890の方は、HD4870から大幅な設計の変更はなくクロックが引き上げられているので高負荷時の消費電力が高くなるのは当然のことで、むしろアイドル時の消費電力が低くなっているようで好感が持てます。
一方GeForce GTXシリーズは、55nm製造プロセスに移行して消費電力が改善され、RADEONシリーズと消費電力を比べると、アイドル時は低く高負荷時は高いという傾向にあるものの、1月にリリースされた上位のGeForce GTX285よりGTX275のスペック上の最大消費電力が高いことは解せないことです。
ハイスペックビデオカードを選ぶときは、この最大消費電力が高いために電源ユニットの出力に留意する必要があり、ベンダーとしては、シングルユースのビデオカードで、GeForce GTX285とGTX275は550W以上の電源を推奨、GeForce GTX260、Radeon HD4890とHD4870は500W以上の電源を推奨しています。
消費電力を考慮して選ぶとすると、Radeon HD4890はやむを得ないとしても、GeForce GTX275は選びにくく、GeForce GTXシリーズではGTX260か、むしろコストを掛けてもGTX285が良さそうです。
その結果、画質、機能、好みなどの問題は別として、3万円台の予算ではGeForce GTX285、2万円台ではRadeon HD4890が魅力的ですが、いずれもRadeon HD4800シリーズやGeForce GTX200シリーズのビデオカードを既に所有しているのであれば大差ないため、次の世代まで待つことが正解でしょう。
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543_15944~130866,00.html
http://ati.amd.com/products/radeonhd4800/overview-4890.html
http://www.sapphiretech.jp/products/hd-4800-pcie/sapphire-hd-4890-1gb-gddr5-pcie.html
http://www.nvidia.co.jp/object/product_geforce_gtx_275_jp.html
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