2008年1月〜3月 パソコン自作関係の最近の情報

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3/30版 Core2 Quad Q9000シリーズ発売

Intelの45nm版クアッドコアプロセッサは、3月24日にCore2 Quad Q9300(2.50GHz、L2 6MB)、Q9550(2.83GHz、L2 12MB)が発売され、3月26日にCore2 Quad Q9450(2.66GHz、L2 12MB)が発売されました

 しかし、いずれも極めて流通量が少なく、当分の間はリテールボックス品を単品で購入することは不可能に近いという状況が続きそうです。

 この新しいQ9000シリーズのCore2 Quadは、FSBが1333MHzに引き上げられていること、いずれも動作周波数が既存のクアッドコアとして人気NO.1のQ6600(2.40GHz)を上回ること、さらに Q9450とQ9550はL2キャッシュが12MBと大盤振る舞いであり、次はクアッドコアに乗り換えようと考えていたユーザーにとっては期待のCPUです。

 クアッドコアプロセッサは、2007年末にAMDがPhenomプロセッサを発売し、真のクアッドコアとして、そのメリットを強くアピールしたため関心が高まっていますが、当初のPhenomの動作クロックはデュアルコアのAthlon64の高クロックモデルと比べて1GHz程度低い上に、TLBエラッタの問題があって、パフォーマンス的には期待を裏切り、新しく自作するのであれば価格が安くて良いものの、デュアルコアから乗り換えてのクアッドコアへの移行は時期尚早でした。

 そして、ある程度パフォーマンスの向上が見込めそうな Core2 Quad Q9000シリーズが期待されていたのですが、これもパフォーマンスがどうかと気にする以前の問題として入手が困難であり、AMDもIntelも、いずれも1四半期早く慌てて新クアッドコアを発売してしまったのではという感じです。

 かつて2002年当時のAthlon初期の時代は、AMDが新CPUを発表しても、すぐに入手できないことが常態化していました。まさか今の時代にIntelの発売されたCPUの出荷が遅れるとは思いもよらないことですが、1月下旬に発売されたデュアルコアのCore2 Duo E8000シリーズも、引き続き品薄の状況が続いています。

 Core2 Quad Q9000シリーズも E8000シリーズも、45nm製造プロセスで生産されており、いまだに45nm製造プロセスでの生産体制が軌道に乗っていないことになりますが、そもそも製造プロセスの微細化は、消費電力とコストを抑えCPUが進化するために必然であるとしても、微細化にも課題が多く、あまりにも流通量が少ないことから、その原因が45nm製造プロセスでの歩留まり率の悪化であるとすると、将来のCPUのロードマップにも影響が出る可能性があります。

 AMDは3月27日に、TLBエラッタを修正したクアッドコアPhenomプロセッサであるPhenom X4 9850 Black Edition(2.5GHz)、Phenom X4 9750(2.4GHz)、X4 9650(2.3GHz)、X4 9550(2.2GHz)と、新しくトリプルコアプロセッサであるPhenom X3 8600(2.3GHz)、X3 8400(2.1GHz)を発表しています。

 最上位のPhenom X4 9850 Black Edition(2.5GHz)でも、1000個ロット出荷価格が235ドルと安く設定されており、巻き返しを図ろうとしていますが、2008年第一四半期に予定されていた動作クロック2.6GHzの9900は、新バージョンではX4 9950となるのでしょうが今回の発表には含まれていません。

 X4 9850 Black EditionとX4 9750は、既存のPhenomより動作クロックが高く、パフォーマンスは向上しているのでしょうが、TDPが125Wと上昇しており、65nm製造プロセスで発熱を抑えて高クロック化することは難しいのでしょう。

 シングルコアの高クロック化が発熱のため困難となって、デュアルコア、クアッドコアへと進化しパフォーマンスを向上させるシナリオも、やはり発熱のため動作クロックを落とさなければコアを増やせないのであれば、アーキテクチャの革新があってもパフォーマンスアップは容易なことではないのでしょう。CPUの進化がスピードダウンすれば、長く使えるというメリットはあります。

http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/core2quad/index.htm
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/core2quad/specifications.htm
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~124665,00.html
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~124667,00.html
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_609,00.html#phenom





3/23版 Antec製エントリー向けPCケース発売

リンクスインターナショナルは3月19日に、Antec製の冷却性能重視のエントリー向けのPCケース「Three Hundred」を発売しました。

 Antec製のPCケースは、比較的落ち着いたデザインの「Solo」、「SONATA」、「P182」、「P150」など人気モデルが数多くある中で、これまで前面フロントメッシュ仕様の冷却性能重視のPCケースは、ゲーマー向きの「Nine Hundred」が貴重な存在でしたが、同タイプのエントリーモデルが「Three Hundred」となります。

 「Three Hundred」は、ケースサイズが 205(幅)×465(奥行き)×458(高さ)ミリと「Nine Hundred」と比べると一回り小さく、9つのドライブベイのうち5.25インチベイは3つと少ないのですが、ミドルタワーケースとしては大きすぎない方が一般のユーザーは選びやすいでしょう。

 また「Nine Hundred」と比べると、「Three Hundred」はケースの前面上部のコネクタやトレイが無いこと、サイドパネルの一部にアクリル製の窓がないことなどデザインはシンプルであり、個人的にはサイド透明パネルが好みですが、全体の印象はむしろすっきりして良いでしょう。

 「Nine Hundred」譲りの冷却性能は、上部パネルに3段階のスピード調節機能付き140mmTriCoolファンと、リアに3段階のスピード調節機能付120mmTriCoolファンを搭載し、サイドパネルに1基、フロントパネルに2基の120mmファンが増設可能であり、合計5つの大型ファンが使えることは空冷としては最強でしょう。

 また上部パネルのTOPファンを活かすために、電源ユニットは変則の後部下置きであり、電源スイッチ類のケーブルを側面に収納できるなど、ケース内部のエアフローに配慮されています。

 高熱を発生するビデオカードが多くなって、ケース内に熱がこもらないことが重要となってきており、「Three Hundred」はエアフローをしっかりと確保し、エントリーモデルであっても、ビデオカードやHDDの増設など拡張性に優れているPCケースです。

 「Three Hundred」は電源レスモデルであり、別途ATX電源ユニットを購入する必要がありますが、価格は10000円程度とAntec製のPCケースとしては安く、人気モデルとなりそうです。

http://www.links.co.jp/html/press2/news_threehundred.html
http://www.links.co.jp/html/spec/a_top_antec.html
http://www.antec.com/world/jp/pro_enclosures.html





3/16版 AbeeがコンパクトATX電源ユニット発表

Abeeは3月14日に、奥行き123ミリのコンパクトATX電源ユニット「As Power Silentist S480-ES」を発表しており、3月19日から発売される予定です。

 「As Power Silentist S480-ES」の性能は、定格出力は480Wですが、起動時の瞬間最大出力が530Wで、2系統の+12V出力は+12V1、+12V2ともに20A(336W)と、一部のハイエンドビデオカードを使用したSLIまたはCrossFire環境では無理としても、ミドルクラスの電源ユニットとしては十分なスペックです。

 機能的には、ケーブル着脱式のイージープラグシステムの採用、外部ストレージへの電力供給用のAUXパワープラグの搭載がメリットであり、品質的には、電磁ノイズ対策に優れるツイストケーブルの採用、耐久性に優れた金メッキコーティングコネクタの採用など高級電源としての素質を備えています。

 また奥行きが短かいため搭載ファンの口径は90mmと、最近の電源ユニットとしては小さい方ですが、回転数自動制御機能付きのファンで、騒音レベルは、最大で24.5dBA(回転数2010RPM)と静かな方でしょう。

 既存の電源ユニットでコンパクトなPCケース用の奥行きが短い製品は、同じAbeeが取り扱うZUMAX電源「ZU-400S」、「ZU-500S」と、Scytheの鎌力PS3プラグイン「KMRK-450PS3-PLUG-IN」、「KMRK-600PS3-PLUG-IN」が販売されていますが、着脱式ケーブルの現行モデルとしては、「As Power Silentist S480-ES」と「KMRK-450PS3-PLUG-IN」がコンパクトなPCケースには最適でしょう。

 この両モデルのスペックは似ていますが、あえて比べると、総合出力は「KMRK-450PS3-PLUG-IN」が450Wと小さくても+12V出力は372Wと上回り、静音性は「KMRK-450PS3-PLUG-IN」が最大24.2dBA(回転数1850RPM)と少し静かですが、「As Power Silentist S480-ES」の方は、AUXパワープラグの搭載と、2個の6ピンPCI Expressコネクタが付属していることが有用な場合もあるという程度で大きな優劣の差はないでしょう。

 「As Power Silentist S480-ES」の発売当初価格は、直販のアビーストアで9,980円と、価格も「KMRK-450PS3-PLUG-IN」とほぼ同価格帯です。

 Abeeは同日に、コストパフォーマンスの良いZUMAX電源「ZU-520W」、「ZU-420W」も発表しましたが、これもScytheの人気のCoRE PoWER2シリースの「Core-500-2007」、「Core-400-2007」がライバルとなります。普通のミドルクラスのPCケースで使うのであれば、低価格で良い電源ユニットが増えてきています。

http://abee.co.jp/Press/2008/314_2.html
http://abee.co.jp/Product/PSU/AS_Power_Silentist/S-480ES/index.html
http://abee.co.jp/Product/ZUMAX/ZU-400S_ZU-500S/index.html
http://www.scythe.co.jp/power/kmrk-ps3pi.html
http://abee.co.jp/Press/2008/314.html
http://abee.co.jp/Product/PSU/ZUMAX/ZU-520W_ZU-420W/index.html





3/ 9版 後発組みのビデオカードのメリット

このところビデオカードの新製品の発売が続いていますが、今年に入って発売されたRadeon HD3650/3450シリーズやGeForce9600GT搭載ビデオカードだけでなく、Radeon HD3800シリーズやGeForce8800GT搭載モデルも新製品が発売されています。

 後発組みのビデオカードの中には、価格で勝負するモデルも多いのですが、同種類のGPUを搭載するビデオカードの標準のリファレンスモデルよりオーバークロックやメモリーの増量で性能アップを図ったものや、オリジナルクーラーの採用で冷却能力を高めたモデルも発売されています。

 先週と今週に発売された特徴あるモデルを比べることで、それぞれのGPUのシリーズ中での位置づけや人気の傾向が解ります。

<GeForce8800GT>

InnoVISION 「I-8800GTI-I5GTCDS」  オリジナルクーラー1スロット仕様、メモリー1GB

<GeForce9600GT>
MSI 「N9600GT-T2D1GJ-OC」  オーバークロック、オリジナルクーラー2スロット仕様、
 メモリー1GB
Gainward 「Bliss 9600GT 512MB GS」  オーバークロック、オリジナルクーラー2スロット仕様、
 HDMI出力対応、DisplayPort装備
Palit 「GeForce9600GT Sonic」  オーバークロック、オリジナルクーラー2スロット仕様、
 HDMI出力対応、DisplayPort装備

<RADEON HD3870>
SAPPHIRE 「RADEON HD3870 TOXIC」  オーバークロック、1スロット仕様
ASUSTeK 「EAH3870 TOP/G/HTDI」  オーバークロック、隣接スロット占有オリジナルクーラー

<RADEON HD3850>
SAPPHIRE 「RADEON HD3850 1G 」  オーバークロック、オリジナルクーラー、メモリー1GB
Connect3D 「C3D-H3850-512D3M」  オリジナルクーラー、1スロット仕様

<RADEON HD3650>
HIS 「HIS HD 3650 iSilenceIII」  ZALMANヒートシンク採用ファンレスモデル
AOpen  「XIAiF365XT-WDC256OX」  オーバークロック
PowerColor  「AX3650 512MD3-XP」  オーバークロック、隣接スロット占有オリジナルクーラー

NVIDIAのGPUでは、GeForce9600GTの登場で、これまで人気のあったGeForce8800GT搭載ビデオカードの価格が少し値下がりしています。

 GeForce8800GTの方がGeForce9600GTよりパフォーマンスは上回るのですが、発熱が高いという難点があり、グラフィック性能を重視しGeForce8800GTを選ぶとしても、冷却能力の高いオリジナルクーラー採用のモデルが使い易いでしょう。

 しかし、GeForce9600GTでも、GeForce8800GTのコストパフォーマンスの良さにかなわないため、少しでもパフォーマンスを上げるためにオーバークロックモデルが登場し、ZOTACの「ZT-96TES3P-FCP」、Palitの「GeForce9600GT」、クレバリーオリジナルの「CB-9600GT512MDDR3」など価格を抑えた後発モデルが追加されています。

 また画面出力は、HDMI出力に基本的に対応しているRADEON3000番台シリーズより遅れているため、HDMI出力対応や将来のインターフェースであるDisplayPortを独自に装備し、差別化を図っているGeForce9600GT搭載ビデオカードが発売されています。

 一方AMD-ATIのGPUでは、パフォーマンス的には、唯一RADEON HD3870がGeForce9600GTに対抗できる程度であり、RADEON HD3870のオーバークロックモデルが発売されています。

 コストパフォーマンスの良さとバランスの良さで、地味でも人気のあったRADEON HD3850は、GeForce9600GTの価格帯とバッティングしており、メモリー1GB版やオリジナルクーラー採用のモデルが登場しても値下げしないと売れないでしょう。

 RADEON HD3650搭載ビデオカードは、オーバークロックモデルに加えて、ファンレスモデルが追加されており個性的なモデルが多いという感じです。

 AMD-ATIのバリュークラスのGPUは、AMD780Gチップセットと組み合わせて、Hybrid GraphicsをサポートするRADEON HD3450搭載ビデオカードが、このところAMDG780Gチップセット搭載マザーボードが次々と発売されており注目を集めています。

 Hybrid Graphicsは、普段はビデオカードを使わないユーザーがグラフィックス性能を補強するために適しており、エントリー向けのロープロファイル仕様のモデルとして、AOpenの「XIAiF345-DCLP256X」、PowerColorの「AX3450 256MD2-H」が発売されています。

http://www.ark-pc.co.jp/item/Inno3D+GeForce+8800GT+1GB+DDR3+PCI-E/code/20101902
http://www.msi-computer.co.jp/products/VGA/N9600GT-T2D1GJ-OC.html
http://www.gainward.com/product/product_detail.php?products_id=153
http://www.palit.biz/main/vgapro.php?id=629
http://www.sapphiretech.jp/
http://www.asus.co.jp/products.aspx?l1=2&l2=8&l3=603&l4=0&model=1980&modelmenu=1
http://www.hisdigital.com/html/product_sp.php?id=368
http://aopen.jp/products/vga/index.html
http://www.powercolor.com/Global/products_features.asp?ProductID=1744
http://www.connect3d.com/





3/ 2版 Windows Vista SP1の発売予告開始

Windows VistaのService Pack1(SP1)が3月15日に発売されることになり、パーツショップでは発売告知やDSP版の予約受付が始まりました。

 Windows Vista SP1は、これまでの更新プログラムの累積と一部機能の改善が適用されたものであり、市販されている全てのEdition(Ultimate、Business、Home Premium、Home Basic)が今後SP1に移行しますが、今回は特別限定パッケージとして「Windows Vista Ultimate SP1 Σ」も販売されます。

 これまでも最上位のEditionであるUltimateについては、その販促のために何度か特別限定パッケージが発売されており、前回の12月に発売された無線マウスや「Flight Simulator X」の評価版が付属する特別限定パッケージは豪華なものでしたが、今回の「Ultimate SP1 Σ」はマイクロソフトのセキュリティソフトであるWindows Live OneCare の1年間無償お試しカードが付属していても少し地味でしょう。

 SP1での機能の改善については、大容量記録デバイスに対応する「exFAT」ファイルシステムのサポート、DirectX 10.1のサポート、スリープモードからの回復やファイルのコピーなどの処理速度の向上、セキュリティー面の強化などが含まれるようですが、Vistaの当初のバグがどの程度修正されているのかということの方が重要でしょう。

 Windows Vistaを再インストールしたときに、あまりにも多い累積修正プログラムの適用は面倒であり、Windows Vista SP1で、その手間が省けるというメリットはありますが、SP1の適用は、そのうちマイクロソフトのサイトからアップデートが可能となるメジャーアップデートです。

 WindowsXPに移行したときも、SP1がリリースされてから普及が進んでおり、Vistaの導入も、遅れているビジネスユースでSP1をきっかけに乗り換えに弾みがつくかどうかが問題でしょうが、Vistaではハードウェア要件が厳しくなっているだけに、さらに普及が遅れそうな感じです。

http://shop.tsukumo.co.jp/special/vistasp/
http://www.dospara.co.jp/info/share.php?contents=ultimate&m=n





2/24版 GeForce9600GT搭載ビデオカード発売

NVIDIAは2月21日に、新しい「GeForce 9シリーズ」のGPUとして、最初のモデルとなる「GeForce 9600GT」を発表し、発表と同時にGeForce9600GT搭載ビデオカードが各社から一斉に発売されています。

 このところのGPUは、新しいシリーズへの移行が早くなり、一通りラインナップが揃ったところで次のシリーズの一部のモデルが発売されるため、新シリーズの登場により世代が変わりフルモデルチェンジするというイメージが薄れてきました。

 GeForce 9シリーズのGeForce9600GTは、新型G94コアであっても、65nmプロセスの採用、DirectX 10、PCI Express 2.0、PureVideo HDのサポートなど、基本的には「GeForce 8シリーズ」のGeForce8800GT以降のGPUと同じであり、NVIDIAの発表資料を見ても、むしろコストパフォーマンスが優れていることがアピールされています。

 このGeForce9600GTのスペックは、コアクロック650MHz、メモリクロック1800MHz(データ転送レート)、ストリームプロセッサ64基、メモリ容量512MB、メモリインターフェイス 256bitとなっています。

 パフォーマンス的には、GeForce9600GTのストリームプロセッサ数がGeForce8800シリーズと比べるとおよそ2分の1、従来のミドルクラス上位のGeForce8600GTSと比べると倍増となっており、この両モデルの間のグラフィック性能であり、むしろ9600GTより8700GTという名前を付けた方が似合いそうです。

 しかしNVIDIAとしては、従来のミドルクラスの枠を超えたストリームプロセッサ数64基を搭載し、ハイエンドモデルと同じ256bitメモリインターフェイスを採用して性能アップを図り、GeForce6600GT以降、7600GT、8600GTと続いてきた、ミドルクラスであっても社を代表するGPU名を引き継いで、9600GTとしてブランド名を守るという思い入れがあるのでしょう。

 NVIDIAの発表資料では、GeForce9600GTは199ドル未満の価格とされていますが、人気のあるGeForce8800GTが3万円程度で購入できる現状では、9600GTは2万円台前半までの価格が相場であり、少し待てば2万円を切って購入できるようになりそうです。

 既に発売されたGeForce 9600GT搭載ビデオカードの実売価格では、GALAXY、GIGABYTE、Inno3D、XFX、ZOTAC、玄人志向などの多くのモデルが相場で購入可能であり、Leadtekのオーバークロックモデル「WinFast PX9600GT Extreme」や、ASUS、ELSA、MSIのモデルは発売当初は少し相場より高くても、そのうち安くなることでしょう。

 近いうちにリリースされるWindows Vista SP1では、DirectX 10.1がサポートされる予定であり、新しい「GeForce 9シリーズ」であるGeForce9600GTがDirectX 10.1に対応しないことが気になるところですが、2万円台前半の価格帯でハイエンドモデルに近いグラフィック性能が期待できるためコストパフォーマンスは優れています。

http://www.nvidia.co.jp/object/io_1203590539498.html
http://www.nvidia.co.jp/object/geforce_9600gt_jp.html





2/17版 BuffaloがSW5583採用Blu-rayドライブ発表

Buffaloは2月14日に、Panasonic製のOEM供給用SW5583を採用したBlu-rayドライブ「BR-416FBS-WH(白)」、「BR-416FBS-BK(黒)」、「BR-416U2」の3製品を発表しました。

 パソコン内蔵用のBlu-rayドライブは、Blu-ray規格のPanasonic製ドライブと、HD DVDとBlu-rayの両規格対応の日立LGデータストレージ製ドライブが主に使われており、Panasonic製ドライブを採用する製品は、既に昨年11月にPanasonic純正の「LF-PB271JD」とOEM供給用SW5583を採用したI-O DATA製の「BRD-SM4」と「BRD-SM4B」が発売されています。

 またパーツショップでは、Panasonic製OEM供給用「SW5583-C」バルク品も流通しており、これら本体ハードウェアが共通のPanasonic製ドライブ採用製品のスペックは、BD-R(追記型)記録・再生ともに最大4倍速、BD-RE(書換型)記録・再生ともに2倍速、BD-ROM再生最大4倍速とBlu-rayディスクの処理速度は同じです。

 Buffaloは昨年秋に、HD DVDとBlu-rayの両規格対応の日立LGデータストレージ製「GGW-H20N」ドライブを採用するモデル「BRHC-6316FBS-BK」を発売しており、Panasonic製のSW5583採用ドライブは後発となりますが、Blu-rayオンリーのモデルであり価格も4万円台と安く設定されています。

 同じPanasonic製ドライブを採用する製品は、現時点では3万円台〜4万円台の実売価格であり、バンドルソフトウェアの要・不要と、その違いを比べて選択することになります。

 2月16日のNHKのニュースで、HD DVD陣営の旗頭である東芝がHD DVD事業から撤退の方向で調整に入っていくとの報道が流れ、2月17日の新聞朝刊のトップ記事になっており、次世代DVDの今後はBlu-ray規格に統一されていくことになりそうです。

 パソコン内蔵用の次世代DVDドライブは、マイクロソフトがHD DVD陣営をサポートしてきた経緯もあって、HD DVDとBlu-rayの両規格対応で落ち着く気配でしたが、肝心のHD DVDドライブの開発がストップすれば、将来はBlu-rayオンリーで十分となるのでしょう。

http://buffalo.jp/products/new/2008/000643.html
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/bd_in.html#c-link
http://panasonic.co.jp/pcc/products/drive/internal/bd/sw5583.html
http://panasonic.jp/p3/bd/pb271/
http://www.iodata.co.jp/prod/storage/blu-ray/2007/brd-m4/index.htm





2/10版 AMD780Gチップセット搭載マザー発売

BIOSTARからAMD7シリーズのグラフィックス機能統合型チップセット「AMD780G」を搭載するマザーボード「TA780G M2+」が発売されました。

 「AMD780G」チップセットは、まだ現時点ではAMDから発表されていないので詳細は不明ですが、最新のAMD7シリーズのグラフィックス機能を内臓するチップセットとして、Socket AM2+のクアッドコアPheonemプロセッサをサポートし、既存の「AMD690G」を置き換えて今後統合型チップセットの主流となるチップセットです。

 BIOSTARの「TA780G M2+」のスペックをみると、サウスブリッジ「SB700」と組み合わせており、HTLink3.0(5200MT/s)、デュアルチャネルDDR2メモリー1066NHz、PCIExpress2.0をサポートし、SATAU(3Gbps)X6ポート、USB2.0X4ポート+3ヘッダ、ギガビットLANと、ほとんどのユーザーが不満のない最新機能を備えています。

 また内蔵グラフィックスは、Radeon HD3200 Graphicsに強化されており、この性能はAMDの発表やテストレポートが出ないと解りませんが、このオンボードグラフィックスと1月下旬に発売されたRadeon HD3400シリーズのビデオカードと組み合わせてHybrid Graphicsをサポートしています。

 このHybrid Graphicsも、AMDの発表を待たないと、使用方法やグラフィックス性能の向上の程度はわかりませんが、オンボードグラフィックス性能が不満であれば、安い価格のビデオカードを追加してある程度は対応可能であり、拡張性が優れているというメリットがあります。

 ビデオカードは、Radeon HD3400シリーズと同時に発表された上位のRadeon HD3600シリーズのビデオカードが1万円台前半の価格で発売されており、最新の3Dゲームであれば、せめてHD3600シリーズ以上のGPUを搭載するビデオカードを使用した方が楽しめると思いますが、「AMD780G」搭載マザーボードにRadeon HD3400シリーズのビデオカードを足しても2万円で購入できるというコストパフォーマンスの良さは抜群でしょう。

 またECSから、これもAMD未発表の「AMD 740G」チップセットを搭載したマザーボード「A740GM-M」が発売されました。「AMD 740G」は「AMD780G」より安いマザーボード用の廉価チップセットのようですが、このところのAMDは価格攻勢で巻き返しており、ユーザーにとってもコストパフォーマンスを重視して選びやすくなってきています。

http://www.biostar.com.tw/app/en-us/t-series/content.php?S_ID=344
http://www.ecs.com.tw/ECSWebSite/Products/ProductsDetail.aspx?CategoryID=1&DetailID=864&DetailName=Feature&MenuID=1&LanID=0





2/ 3版 日立リビングサプライが液晶モニタを発表

(株)日立リビングサプライは1月31日に、ワイド19V型の「19LM-W1」と、17型の「17LM-1」の2機種のAV液晶モニタを発表しました。

 日立が液晶モニタに参入ということになりますが、日立リビングサプライは、従来から液晶テレビのラインアップがあり、液晶テレビからTVチューナーを外したAV液晶モニタは、デジタルAV機器やPCの多様なニーズに対応するための情報家電の分野の製品となっています。

 反対に、パソコン用の液晶モニタでもTVチューナー付属モデルがあるため、情報家電のAV機器とPC用モニタの相互乗り入れのようなもので、液晶モニタとしては垣根はなくなってきています。

 ワイド19V型の「19LM-W1」のスペックは、最大解像度が1440×900(WXGA+)、視野角が左右170°/上下160°、輝度が300cd/u、コントラスト比が1000:1、応答速度が5msであり、情報家電としてHDMI端子と、PC入力端子としてアナログRGB入力端子(ミニD-sub15pin)を装備しています。

 これらのデジタル入力端子以外のスペックは、三菱電機、I-O DATA、PRINCETONなどの19インチワイド液晶モニタとほぼ同じ普通のスペックであり、「19LM-W1」は4月上旬にオープン価格で発売の予定ですが、19インチワイド液晶モニタの現在の実売価格である3万円以下が相場でしょう。

 ただし、「19LM-W1」のデジタル入力端子は、パソコン用のモニタでは標準となってきたDVI端子は搭載していなく、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子を装備しています。

 情報家電のHDMI端子は、従来のデジタル入力端子であるD端子(D1〜D5端子)を置き換えて、将来デジタル放送の時代には主流となるものですが、そもそもパソコンのDVI端子がベースとなって音声が付加されるなどの改良がされたものがHDMI端子です。

 そしてパソコン側でも、出力端子としてHDMI端子を搭載するビデオカードが多くなってきており、将来はHDMI端子があれば困ることはないという時代が来るのでしょう。

http://www.hitachi-ls.co.jp/news/20080131.html
http://www.hitachi-ls.co.jp/products/av/index.html





1/27版 RADEON HD3000シリーズGPU続々登場

AMD-ATIは1月23日に、RADEON HD3400とRADEON HD3600シリーズを発表しており、これで昨年11月に発売されたRADEON HD 3800シリーズと合わせて、エントリーレベルからハイエンドGPUまでRADEON HD3000シリーズのラインアップが揃いました。

 パフォーマンスに大きな影響を与えるストリームプロセッサ数は、エントリー向けのRADEON HD3400シリーズは40基、メインストリーム向けのRADEON HD3600シリーズは120基、ハイエンド向けのRADEON HD3800シリーズが320基であり、この3倍あるいは3倍に近い差がグレードをはっきり区別しています。

 RADEON HD3400シリーズには、コアクロック800MHzの「RADEON HD3470」と、コアクロック600MHzの「RADEON HD3450」があり、うち下位モデルの「RADEON HD3450」はSAPPHIRE製のビデオカードが発売当初価格6000円程度と極めて安い価格で流通しています。

 「RADEON HD3450」搭載ビデオカードは最廉価モデルであっても、PCI Express 2.0、DirectX 10.1をサポートし、HDビデオなど動画再生時にCPUの不可を軽減するUVDや、高画質化機能であるAvivoなどHD3000シリーズとしての機能を備えており、3Dゲームのパフォーマンスは期待できないものの、Windows VistaでAeroが使えないときに補強するためには適しています。

 また、オンボードグラフィックの性能に近いRADEON HD3400シリーズのみ、Hybrid Graphicsをサポートしており、今後リリースが予定されているAMD-ATIのグラフィック統合型チップセット「AMD780」と組み合わせれば、3D描画性能を向上させることができるようですが、上位のRADEON HD3600とはストリームプロセッサ数で3倍の開きがあるため、これを上回るパフォーマンスは期待しない方が良いでしょう。

 メインストリーム向けのRADEON HD3600シリーズは、コアクロック725MHz、GDDR3メモリー搭載でメモリークロック(データレート)1.6GHzまたはDDR2メモリー搭載でメモリークロック1.0GHzの2種類の「Radeon HD 3650」が予定されています。

 「Radeon HD 3650」の出荷価格は、79〜99ドルとメインストリーム向けとしては価格が安く設定されており、NVIDIAの売れ筋のGeForce8600GTの対抗馬となることでしょう。

 また、AMD-ATIの未発表のデュアルGPU「Radeon HD 3870 X2」を搭載するビデオカードが、Connect3D、Sapphire、Powercolorの3社から発売されました。この「Radeon HD 3870」を2つ搭載するモンスターカードは、Radeonのファンにとっては、NVIDIAのGeForce8800GTXや8800Ultraとパフォーマンスの比較が可能な待望のハイエンドカードでしょう。

http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~123460,00.html
http://ati.amd.com/products/Radeonhd3400/index.html
http://ati.amd.com/products/Radeonhd3600/index.html
http://ati.amd.com/products/hd3000series.html





1/20版 製造プロセス45nm版のCore2 Duo発売

1月20日0時の深夜販売で、製造プロセス45nm版のCore2 Duo E8500(3.16GHz、L2キャッシュ6MB)、E8400(3GHz、L2 6MB)、E8200(2.66GHz、L2 6MB)と、新しく8000番台となるCore2 Duoシリーズの3モデルが発売されました。

 製造プロセスの微細化のメリットは、同じサイズのチップでトランジスタ数を大幅に増やし、性能の向上が図れることですが、これまで以上に製造プロセスの微細化を続けることは、リーク(漏洩)電流の増大、ばらつきの問題など集積回路の特性上の限界から困難なこととなってきています。

 ともあれインテルは、、High-k ゲート絶縁膜やメタルゲートなどの新材料を組み合わせてリーク電流を抑え、昨年11月に発売されたクアッドコアのCore 2 Extreme QX9650に続いて、メインストリーム向けのCore2 Duoシリーズでも、45nm製造プロセスにこぎつけたのですが、当初の流通量が少ないとの情報もあり、それは45nm製造ラインへの移行やばらつきの問題などの困難性から止むを得ない面もあるのでしょう。

 パフォーマンス的には、製造プロセスの微細化のメリットを活かしてL2キャッシュを6MBと1.5倍にしたこと、ビデオ映像処理を高速化するインテルHD ブーストを搭載していることがインテルのサイトでアピールされています。

 取り敢えずL2キャッシュを増やしたことが主であれば、かつて2006年夏にCoreアーキテクチャに全面的に進化したときのような劇的なパフォーマンスの向上は望めないのですが、当時もキャッシュ2MB版と4MB版の性能差は顕著であったように、同じ動作クロックのモデルで比較するとキャッシュを増やした効果はある程度見込めるのでしょう。

 現在のアーキテクチャの延長線上ということは、反面FSB1333MHz対応のP35チップセットなど既存のインテル3シリーズのチップセットを搭載するマザーボードがサポートしていて使えるというメリットがあります。

 インテルのシナリオとしては、メインストリーム向けも、次は製造プロセスの微細化を活かして新設計のクアッドコアへの移行ということでしょうが、当面は、デュアルコアのプロセッサで新しく組み立てるのであれば、着実に進化したこのCore2 Duo 8000番台シリーズが本命でしょう。

 特に、Core2 Duo E8500は、インテル製CPUで最も動作クロックが高く、Athlon X2も含めて現存のデュアルコアプロセッサとして最もパフォーマンスが良いモデルとなります。

http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/core2duo/index.htm
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/core2duo/specifications.htm
http://www.intel.co.jp/jp/technology/architecture-silicon/45nm-core2/index.htm





1/13版 XFX製NVIDIAチップセット搭載マザー登場

NVIDIAの3-way SLIに対応した「nForce780i SLI」チップセットを搭載する国内初のマザーボードとして、昨年12月下旬にXFX(PINE Technology)製の「MB-N780-ISH9」が発売されましたが、続いて年が明けて、NVIDIAのグラフィック統合型チップセットを搭載する XFX製マザーボード「MG-630I-7159」と「MG-610I-7059」が発売されました。

 「MG-630I-7159」の搭載チップセットは「GeForce7150 + nForce630i」、「MG-610I-7059」は「GeForce7050 + nForce610i」と、いずれもNVIDIAのGeForce7シリーズのチップセットを搭載するマザーボードです。

 特に、グラフィック統合型チップセットでは上位モデルとなる「GeForce 7150 + nForce630i」は、内臓グラフィックのコアクロックが最も高いうえに、FSB1333MHz、3Gbps対応SATAポート4基、ギガビットLAN、USB2.0ポート10基をサポートする一般的な用途では十分なスペックのチップセットですが、この「GeForce 7150 + nForce630i」を搭載するマザーボードは、意外と発売されているモデルが少ないため貴重でしょう。

 グラフィック統合型チップセットであっても、もしグラフィック性能が不満であればビデオカードを使えばよく、「GeForce 7150 + nForce630i」のスペックを満たす「MG-630I-7159」の発売で、1万円強の価格で購入できる実用的なマザーボードは選び易くなっています。

 XFX製のマザーボードは珍しいのですが、国内代理店であるSynnexがXFX製品の販売に力を入れており、ビデオカードのブランドとしては、NVIDIAのGPUを採用するブランドとして国内でも名前が知られてきています。

 「nForce780i SLI」チップセットを搭載するマザーボードは、最近ASUSから「Striker U Formula 」が発売されましたが、XFXのラインアップを見るとNVIDIAのGPUとチップセットが専門のようであり、ゲームユーザー向けに最適なビデオカードとプラットフォームを提供するという姿勢が強みなのでしょう。

 最近は、厳しい競争環境の中で自作用のマザーボードを提供するメーカーが少なくなってきており、NVIDIAのチップセットを搭載するマザーボードを選ぶのであれば、今後XFXも有力な選択肢となりそうです。

http://www.synnex.co.jp/press/XFX/071219/
http://www.xfxforce.com/web/product/listConfigurations.jspa?series=XFX+nForce+630i&seriesId=1698855
http://www.xfxforce.com/web/product/listConfigurations.jspa?series=XFX+nForce+610i&seriesId=1698974
http://www.xfxforce.com/web/product/index.jspa?categoryId=752851
http://www.xfxforce.com/web/home.jspa
http://jp.nvidia.com/object/mcp_intel_page_jp.html
http://www.unitycorp.co.jp/asus/motherboard/intel/lga775/striker2formula/index.html





1/ 6版 ZALMANファン搭載GeForce8800GT登場

2007年12月21日にGIGABYTEから、続いて27日にLedetekから、ZALMAN製ファンを搭載するGeForce8800GT ビデオカードが発表されました。

 GeForce8800GTの定格動作クロックはコアクロック600MHz、メモリクロック(データ転送レート)1,800MHzですが、GIGABYTEの「GV-NX88T512HP」はコアクロック700MHz、メモリクロック1,900MHzに、Leadtekの「WinFast PX8800GT ZL」は、コアクロックが650MHzに、それぞれオーバークロックされています。

 GeForce8800GTビデオカードは昨年10月末に発売されており、性能面ではまさにハイエンドモデルと高性能なGPUであるのに、ミドルルクラスの上位モデルに近い価格に抑えられているため、SLIの登場時に人気があったGeForece6600GT以来の世代を超えたロングヒット商品となりそうな勢いです。

 しかし、GeForce8800GT の唯一の弱点はGPUが高熱を発することです。
 発売後すぐに、リファレンスファンを換装する8800GT 用VGAクーラー換装キットが登場したことには驚きましたが、その後カードメーカー独自のファンを搭載したモデルがリリースされ、そして冷却と静音に定評のあるZALMANファン搭載モデルが追加されたことは当然の流れでしょう。

 かつてZALMAN製ファンの搭載モデルは、冷却能力が高くて静かということで、RadeonX1950やGeForce7900シリーズのビデオカードに多数使われ流行しており、当時のZALMAN製ファン搭載モデルの多くがオーバークロック仕様であったように、GeForce8800GT ビデオカードもオーバークロックされています。

 何もオーバークロックしなくても、GeForce8800GTのパフォーマンスは優れているので、しっかり冷却ができて静かであればそれで十分でしょうが、ハイエンドモデルのために少しでもベンチマークが良いことが同じGPUを搭載するモデルの中でも選択されるという傾向があるのでしょう。

 ZALMAN製ファンは隣接スロットまで厚みがおよぶ大型クーラーですが、昨年12月中旬にモデルチェンジされた上位のGeForce8800GTS ビデオカードが、むしろ2スロット占有でも冷却能力が高いことが魅力となっています。

 GeForce8800GT ビデオカードは、取り扱いやすい1スロット仕様サイズに収められたことがメリットの一つですが、やはりハイエンド高クロックモデルであるため、大型のZALMAN製ファン使うことは止むを得ないのでしょう。

 1000セットの数量限定モデルであるLeadtekの「WinFast PX8800GT ZL」は、むしろリファレンスファンのモデルより人気となりそうです。

http://www.links.co.jp/html/press2/gigabyte_gv-nx88t512hp.html
http://www.leadtek.co.jp/news_release/winfast_px8800gt_series2.html
http://www.leadtek.co.jp/3d_graphic/winfast_px8800_gtzl_1.htm





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