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< 2005年1月-3月 PC自作関係の最近の情報
 
 このファイルは「My Free-style PC」の「PC自作コーナー」内のファイルです。
 検索エンジン経由で訪問いただいたのであれば、目次にもどり、最新情報を是非ご覧ください。

  3/27版 プラネックスの無線LAN機器の新製品
 
 プラネックスは、同社のサイトに新製品として、無線LANブロードバンドルータBLW-54PM、無線LAN PCカードGW-NS54GMZ 、無線LAN USBアダプタ GW-US54Miniを3月25日から掲載し発表しています。

 BLW-54PM」は、IEEE802.11g規格54Mbps無線LANアクセスポイント機能を搭載したブロードバンドルータであり、無線LANのセットアップを素早く簡単に行える「オートリンク機能」とスループットを向上させ通信範囲を拡張する「ブーストモード」を備えており、メーカー参考価格7,800円と低い価格に抑えられています。

 無線LANのセキュリティー機能としては、64bit/128bitのWEP機能、SSIDステルス設定、WPA(認証方式:PSK 暗号化方式:TKIPのみ)に対応しており、インターネットからの不正アクセスから守るファイアーウォール機能としては、送信パケット情報から戻りパケットかどうか確認し、動的にポートを開放、閉鎖し、不正パケットを遮断するSPI(ステートフルパケットインスペクション)機能を実装しています。

 プラネックスの従来のコストパフォーマンスの良い売筋商品である「BLW-04GM」も、かつては高級機にしか採用されていなかったSPI機能を備えており、新しいBLW-54PM」は、SPIを含めてセキュリティー関係はあまり変わってなく、「オートリンク機能」と「ブーストモード」が新たに加わったアドバンテージでしょう。

 昨年4月に、JEITA(社団法人電子情報産業技術協会)が、「無線LANセキュリティ」に関するガイドライン改訂版を出し、以来、メーカーとして新製品は簡単かつ確実にセキュリティ設定が行えるように改良に努めることになっており、「オートリンク機能」も利便性を重視しています。

 また「ブーストモード」は、あまり詳しい説明がされていないのですが、昨夏登場した電波出力を強化する「AirStationBooster」を内蔵しているバッファローの「WZR-HP-G54」と似ているという印象を持ちます。

 「AirStationBooster」は、通信距離が近い環境ではあまり必要なものではなく、距離が離れているため速度が落ち込むことをカバーするものであり、環境が良くないのではと心配であれば選ぶと良いものです。

 プラネックスではセットモデルを用意しており、ブロードバンドルータBLW-54PMと、PCカードGW-NS54GMZ のセットモデル「BLW-54PM-PK」が参考価格 9,980円と1万円を切り、USBアダプタ GW-US54Mini」とのセットモデルBLW-54PM-PKU」も 10,800円と、比較的安い価格であった従来のセットモデルBLW-04GM-PKUW」よりさらに安くなっています。

 「オートリンク機能」も「ブーストモード」も、対向の無線LAN機器にもその機能が搭載されている場合のみ使用することができ、新たに購入する場合では、セットモデルのニーズが高いのでしょう。

http://www.planex.co.jp/product/
http://www.planex.co.jp/product/broadlanner/blw-54pm-pku.shtml
http://www.planex.co.jp/product/broadlanner/blw-54pm-pk.shtml
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/w/wzr-hp-g54/index.html#spec



  3/20版 RADEON XPRESS 200搭載LGA775マザーボード
 
 ASUSからATIのRADEON XPRESS 200チップセットを搭載したLGA775マザーボード「P5RD1-V」が発売されました。

 ATIのRADEON XPRESS 200は、昨年秋にAthlon64用のPCI Express x16対応ビデオカードをサポートするチップセットとして登場し、このチップセットを搭載するMSIの製品は、Socket939プラットフォームで初のマイクロATXマザーボードとして発売されています。

 新しいIntelのLGA775プラットフォーム用のRADEON XPRESS 200チップセットも別の名前ではないので紛らわしいのですが、ATIのホームページでは「RADEON XPRESS 200 FOR INTEL」として区別しています。

 このチップセットは、RADEON X300相当のオンボード・グラフィック機能を搭載しており、これがグラッフィックチップベンダーであるATIの統合型チップセットの最大のセールスポイントです。

 このほかPCI Express x16
1本、PCI Express x1 4本、dual channel システムメモリー、DDR or DDR2メモリー、Hyper−Threading、Execute Disable bitEnhanced Intel Speedstep Technologyをいずれもチップセットとしてサポートしており、最新のLGA775用の基本スペックは押さえられています。

 ASUSの「P5RD1-V」は、ATX仕様のマザーボードであり、搭載スロットはPCI Express x16 1本、PCI Express x1 3本、DDR400 4本(dual channelサポート)が備わっていますが、DDR2メモリースロットは搭載していま.せん。

 またサウスブリッジには、ATIの「IXP400」ではなく、ULiの「M1573」チップセットが採用されており、HDDインターフェースとしてSerial ATA 4本、RAID 0,1,0+1,JBOD をサポートしており、高いコストパフォーマンスを狙って仕様が定められているのでしょう。

 気になる点は、ASUSの「P5RD1-V」の説明ページでは、RADEON XPRESS 200Pと型番末尾に「P」が付いており、「P」が付くのはグラッフィック機能を省いたチップセット思っていましたが、この「P5RD1-V」はASUSの型番末尾に「V」が付いており、高性能グラッフィック内臓と記載されています。

 またATIのパートナープロダクトのページには、GIGABYTEの「8TRS400M-AE」、ECSの「RS400-A」、Sapphireの「A55」と「A65とともに、ASUSの「P5RD1-V」も紹介されており、いずれもTV-OUTをサポートしているように記載されていますが、ASUSやその代理店のunityコーポレーションの説明ページで確認すると、「P5RD1-V」はバックパネルにTV-OUT端子は付いてなく、マザーボード上にTV-OUTコネクタがあるようです。

 GIGABYTEECSSapphireのRADEON XPRESS 200搭載マザーボードは、いつ発売されるのか不明ですが、これらのマザーボードは、ATIULiのどちらのサウスブリッジを使うのか、メモリーはDDRかDDR2かどちらをサポートするのか興味のあるところです。

 最近はメモリーの価格が
、DDRもDDR2も大幅に値下がりしており、そろそろコストパフォーマンスを重視するマザーボードでもDDR2メモリーをサポートしてもと思います。

 特にGIGABYTE
の「8TRS400M-AEとSapphireの「A55」と「A65はマイクロATXフォームのマザーボードであり、マイクロATXではオンボードグラッフィックのマザーボードが売れ筋でしょうから、その仕様によって大きく選択肢が広がる可能性があります。

http://www.asus.co.jp/products/mb/socket775/p5rd1-v/overview.htm
http://www.unitycorp.co.jp/products/775/detail/p5rd1-v/p5rd1-v.html
http://www.ati.com/products/integrated.html
http://www.ati.com/products/radeonxpress200intel/index.html
http://www.ati.com/buy/promotions/radeonxpress200/intel.html


  3/13版 公正取引委員会がインテルに勧告 
 
 公正取引委員会は3月8日に、株式会社インテルに対して、独占禁止法 第3条 私的独占の禁止の規定に違反するとして、排除勧告をしました。

 違反行為は、平成14年ころから、国内パソコンメーカーの5社に対し、他社のCPUを全く使わない、あるいは他社のCPUを10%以内に抑える、量産シリーズのCPUは他社のCPUを使わない、のいずれかを条件として、割戻し、または資金提供を行うことにより、他社のCPUを採用させない行為を行っており、競争を実質的に制限しているとのことです。

 .排除措置では、他社のCPUを採用させない行為はやめること、そのために採った措置や他社のCPUを採用させない行為は取りやめている旨、取引先のすべての国内メーカーに対し通知するとともに、従業員に周知徹底し、今後は競争事業者の事業活動を排除しないこと、また独占禁止法に関する自社の社内教育や監査を行うために必要な措置を講ずることを勧告しています。

 なお、発表資料の別添「勧告書」に理由が記載されており、インテルのCPUの販売の仕組みが少し詳しく記載されており、平成12年から14年にかけてAMD製CPUのシェアが伸び、さらに伸びていくことを危惧して、他社のCPUを採用させない行為を行っっていると記載されています。

 この勧告諾否の期限は3月18日までであり、応諾しないときは審判手続きが開始されます。

 これを受けインテルは、3月8日に見解を発表し、同社の商取引は公正であり、かつ法律に遵守していると確信している、公正取引委員会の主張、および勧告について精査した後、約10日以内に今後の対応を決定すると発表しています。

 しかし、米インテル コーポレーション 副社長が「競争政策の中核となる原則の一つは、競争政策は健全な経済原理に基づくという考え方である。競争当局は、消費者が不利益を被るという証拠がある場合にのみ介在するべきである。公正取引委員会の勧告は、これらの重要な原則を十分に考慮していないのは明らかである」と述べており、素直に勧告に応諾しないかもしれません。

 公正取引委員会が競争を実質的に制限しているとして問題視しているのは、シェアを縛るという行為でしょうから、インテル.が消費者に不利益を及ぼしているわけではないと主張しても反論にはなっていないのでしょう。

 つまり、直接は消費者の不利益とならない不当廉売や、優越的な地位を利用した抱き合わせ販売は、競争政策の観点からは公平性を欠くとみなされ、今回の勧告も優越的な地位を利用したシェアを縛るためのバックリベートであれば健全な競争、つまりフェアではないのです。

 今回の勧告では、パソコンの国内メーカー5社の名前は発表されていませんが、国内主要メーカーは、NEC、FUJITSU、SONY、SHARP、TOSHIBA、HITACHI、PANASONICぐらいであり、勧告書を見て、現実に販売商品をみればわかりそうです。

 ただ平成12年から14年は、デスクトップパソコンではAMDのDuronが非常にコストパフォーマンスの高いCPUとして採用され、その後はDuronのクロックアップがされず、発熱の高いAthlonは躯体の小さなメーカー製パソコンでは使い難いという面があります。

 そのため、この勧告の意義は、AMD製CPUは、Athlon64はもちろん、昨秋にSempronが登場するなど評判が良くなっても、今のIntelの割戻しという仕組みでは、メーカーが変えにくくなっているのではという今後の問題として、意味があることでしょう。

 この問題は、一見自作パソコンとは関わりのないことと思えますが、昔はバルクのCPUが主流であったのが、最近はリテールパッケージ、つまりBOX品が多く、あまりバルク品はみかけなくなった一因.かもしれません。

 最近のCPUは、デスクトップ向け、ノート向け、ハイエンド向け、バリュー向けと種類が多く、個々のCPUは少ロットとなっています。それでもメーカーが組み込み用として購入したCPUが余ればバルク品として流れ.るのでしょうが、メーカーにとって量よりシェアが重要であれば無理して多く買う必要がないでしょう。またAMD製CPUも、メーカーが使わなればバルク品の流通量が少なくなります。

 結果としてバルク品が少なくなれば、BOX品と競合しないため、最近のCPU単体の価格の推移は、メーカーの出荷価格が下がらないと大きくは下がらないという傾向が強くなってきています。

http://www.jftc.go.jp/pressrelease/05.march/05030802.pdf
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2005/050308.htm



  3/ 6版 カノープス製TVキャプチャカードMTVX2005発売
 
 カノープスは2月26日に、ハードウェアエンコードタイプのテレビキャプチャカード「MTVX2005」を、また3月4日に、外付けUSB接続タイプの「MTVX2005USB」を発売しました。

 2004年初に発売されても初夏頃まで中々購入できなかった「MTVX2004」の後継モデルが、この「MTVX2005」であり、MTVX2004ではPhilips製「SAA6752HS」MPEG-2エンコーダチップを採用していたのが、MTVX2005では、NEC製のエンコーダチップを搭載しています。

 なぜ最大25Mbpsという高ビットレートでキャプチャできるPhilips製「SAA6752HS」チップから、NEC製の最大ビットレート15Mbpsのチップに変えたのかと疑問に思うところですが、普段使う時は一旦高ビットレートで録画して編集するのも面倒であり、そのうち標準で録画することが多いのであれば、最大15Mbpsでもホームユースとしては十分なのでしょう。

 もともと
NEC製のチップは、画質では定評があり、画質補正機能もチップに備えています。
 この画質補正機能としては、MTVX2004と同じ、3D Y/C分離、3D ノイズリダクション、ゴーストリダクションが使用でき、さらにMTVX2005では、新たに横方向のブレを補正し安定した映像にする「タイムベースコレクタ」を搭載しています。

 つまり高解像度のきれいな画像という点では、高ビットレートでキャプチャできることが有利ですが、普段の使い勝手が良く、画質も補正されて悪くないのが、新しいMTVX2005というイメージなのでしょう。

 またMTVX2005の登場価格は2万円弱と、MTVX2004の発売時とほぼ同じですが、「FEATHER2005」の2ライセンスやDVD編集ソフトneroシリーズなど付属ソフトが良くなっており、ハードウェア本体のコストは抑えているのでしょう。

 しかし画質補正機能の、3D Y/C分離と、3D デジタルノイズリダクションは、MTVX2004でもMTVX2005でも同じで排他使用であることは、少し残念なことです。

 MTVX2004には、3D Y/C分離と、3D デジタルノイズリダクションが同時利用できるW3Dモードを搭載し、スプリットキャリアチューナーを搭載する「MTVX2004HF」という上位モデルがあり、おそらく、この後継モデルもそのうちリリースされることでしょう。

 MTVX2005USBは、前モデルから大きな機能の変更はなく、付属するコントロールソフトがMTVX2005と同じ「FEATHER2005」に変わっています。

 MTVX2004またはMTVX2004HFを昨年10月20日以降に購入、ユーザー登録すると、3月末までFEATHER2005へアップグレードが可能ですが、MTVXシリーズの最新のコントロールソフトFEATHER2005が、今後その上位モデルであるMTVX2004HFに付属していなくては売れないでしょう。

 先々はこのMTVXシリーズは、2005の次は2006へと少しづつ改良された新製品が投入されそうであり、むしろコントロールソフトに合わせてハードウェアが新しくなるという感じがします。

http://www.canopus.co.jp/catalog/mtvx2005/mtvx2005_index.htm
http://www.canopus.co.jp/catalog/mtvx2005/mtvx2005usb_index.htm


  2/27版 Pentium4 600シリーズ登場
 
 インテルは2月22日に、Pentium 4 エクストリーム・エディションXE) 3.73GHz と、Pentium 4 660650640630プロセッサ の出荷を開始することを発表しました。

 デスクトップパソコン向けのPentium 4は、既に現在多くの種類が流通しており、昨年6月下旬にLGA775版のPentium 4がリリースされて以降でも、500番台シリーズ、500番台に「J」のつくモデル、モデルナンバーなしのEMT64対応モデル、そして今回の600番台シリーズの登場で、8ヶ月しか経っていないのに4種類目です。

 Pentium 4 XEは別格として、今回発表された最も動作クロックの高いプロセッサは、Pentium 4 660の3.6GHzであり、新しい600番台シリーズでも、CPUの動作クロックは従前のPentium 4を超えてなく、演算処理能力としての大幅な性能アップが見込めるということではないのです。

 インテルサイトのプロセッサの製品情報を見ると、600番台シリーズは、64bitメモリアドレス技術のEM64T(Extended Memory 64 Technology)機能とエグゼキュート・ディスエーブル・ビット(XD Bit) 機能をサポートし、従来の2倍の2MBの2次キャッシュを搭載しています。

 つまり、500番台シリーズのプロセッサ・ナンバ末尾に「J」がつくモデルと同様、Windows XP SP2OSとして使用した場合にサポートされるセキュリティ機能を備えていて、サーバワークステーション向けのモデルナンバーなしのEMT64対応モデルと同じく64ビットOSに対応しており、このホームユース版というイメージです。

 EM64Tは、64bit対応Windowsが登場して真価を発揮するものであり、64bit対応Windowsがいつリリースされるのかわからない上に、現在のパーツ構成で安定動作するドライバが提供されるのか、既存のアプリケーションが動作するのか全くわからないのですが、今後発表されるインテルのデスクトップ PC 向けプロセッサすべてを、EM64T に対応させる予定とのことです。

 また、新たに600番台シリーズで付加された機能として、Athlon 64 Cool'n'Quietのように発熱や消費電力を抑える機能である拡張版 Intel SpeedStep Technology (EIST)をサポートしています。

 しかし、購入するのであれば600番台シリーズが良いのかということは、実勢価格しだいという面があるでしょう。

 500番台シリーズの同クロックのCPUと比べて価格的にあまり変わらないモデルであれば迷う必要がないのですが、キャッシュが倍増ということで、アプリケーションによっては少し性能アップが見込めるとしてもコスト高となり、例えば、動作クロック3.4GHzの650が動作クロック3.6GHzの560Jと同じくらいの価格では考えものです。

 このインテルの発表資料では、28日に発表した2005年に投入するデュアルコア・プラットフォームにも触れており、あえて新製品の発表資料で次のプラットフォームのことを記述しなくてもと思えるのですが、2005年第 2 四半期に市場投入と発表しているデュアルコアシステムの開発を急ぎたいという気持ちが現れているのでしょう。

 既存の500番台シリーズのユーザーは、600番台シリーズのPentium 4に買い換えても、現時点ではメリットは少なく、先のことを考えれば、デュアルコアを待ったほうが良いようです。

http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2005/050222.htm
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/pentium4/index.htm
http://www.intel.co.jp/jp/personal/desktop/6xx.htm
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2005/050208.htm


  2/20版 ATX規格のユニーク小型ケース
 
 UAC(ユーエーシー株式会社)から、小型のATXミニタワーケース「UACC-VA4401」シリーズがリリースされました。

 UACは国内のASUSの正規販売代理店の2社の一つであり、ASUS製マザーボードやビデオカード、ベアボーンキットなども取り扱っていますが、オリジナルケースも品揃えが豊富です。むしろパーツショップでは、マザーボードなどASUS製品は(株)ユニティコーポレーションの取扱商品が多く、UACはPCケース、特にマイクロATXケースを最近よく見かけます。

 一般的に、ATXケースよりマイクロATXケースの方が、デザインがユニークな面白いPCケースが多く、これまでのUACのマイクロATXケースも特色あるケースがありますが、今回の「UACC-VA4401」シリーズは、小型のミニタワーケースであって、ATXマザーボードが使えるように随所に工夫されています。

 確かに、最近は面白いマイクロATXケースが多くなり、それを使いたいと思っても、実はマイクロATXのマザーボードは種類が少なく、選びようが無いということがあります。

 このケースとマザーボードのミスマッチは、本来であればマイクロATXのマザーボードが数多く製品化されることにより解消してほしいものですが、Socket939やLGA775のようにハイパフォーマンスのデスクトップパソコン向けのプラットフォームでは、豊富な機能を取り込むためにATXマザーが主流となることは止むを得ない面があります。

 しかし、ATXマザーボードが使える小型ケースは少なく、この「UACC-VA4401」シリーズでも、サイズ的には、幅210mm、高さ340mm、奥行き450mmと高さ以外は、普通のATXケース並みのサイズです。

 しかも、電源の配置や側面と上面にケースファンを装着するなど工夫して、このサイズに抑えられており、おそらくATXケースとしては、これ以上小さくすることができない限界に近いことでしょう。

 「UACC-VA4401」シリーズは、最近のケース.として冷却対策.もしっかりされており、しかも側面パネルには大型12cmファンと静音にも気を配られています。またスライド式前面パネルを採用しデザインや配色もUACケースらしい凝ったものです。

 同じように、背の低いATXケースとしては、アルミケースでLIAN LIのミニタワーケース「PC3007A」があります。できれば、どうせ幅を取らなければならないとすると、背は少し高くても座りは良いでしょうから、奥行きが400mm以内に納まれば実用的には使い勝手が良いと思いますが、難しいことでしょう。

http://www.uac.co.jp/news/daily/050126/va4401series.html
http://www.selling.co.jp/shop/goodslist.asp?genreid=200212180022&selectpage=3


  2/13版 500GBの大容量ハードディスク登場
 
 日立グローバルテクノロジーズは、デスクトップパソコン向けの3.5インチ内臓ハードディスクDeskstarに、Deskstar7K500シリーズをラインアップしました。

 このDeskstar7K500シリーズは、現時点では最大容量となる500GBの製品として、インターフェースがパラレルATAの「HDS725050KLAT80」と、NCQNative Command Queuing)機能をサポートするシリアルATAUの「HDS725050KLA360」とがあり、日立製として待望のシリアルATAU対応ドライブの登場です。

 このHDS725050KLA360の仕様をみると、回転数は7200RPM、最大データ転送速度がSATAUで300MB/s、データバッファ容量16MB、ディスク枚数が5枚となっており、まさに非のうちどころがない優秀なスペックであり、平均シークタイムが8.5msと高速ドライブです。

 このほかDeskstarのラインアップをみると、DeskstarT7K250シリーズと、Deskstar7K80シリーズが追加されています。

 このDeskstarT7K250シリーズの容量250GBの「HDT722525DLA380」と容量160GBの「HDT722516DLA380」がSATAU対応ドライブであり、Deskstar7K80シリーズの今では少容量.と感じる80GBと40GBのハードディスクもSATAU対応ドライブが揃っており、日立は遅れていたシリアルATAUへの対応を一気に挽回する勢いです。

 ハードディスクは、Seagateの最新Barracuda7200.8シリーズの大容量ドライブが人気が高く割高となっていましたが、このところ大きく値を下げており、このDeskstar7K500シリーズとDeskstarT7K250シリーズのライバル登場で、買い易くなっていくことでしょう。

http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/


 本日PC自作コーナーに、新しいファイルPCアップグレードSocket939をアップしましたので、ご覧ください。



  2/6版 K8T890チップセット搭載マザーボードの流通
 
 この1月末に、VIA製K8T890チップセット搭載マザーボードであるSoltek「SL-K890Pro-939」が発売されました。

 既に昨年12月中旬に、K8T890チップセット搭載マザーボードとしては、ASUSTeKの「A8V-E Deluxe」が発売され、初期ロットの製品が一部出回りましたが、すぐに姿を消しパーツショップへの再度の入荷は見込みが立っていない状況であり、「SL-K890Pro-939」は、現在購入できる唯一のK8T890マザーとなります。

 VIAのK8T890チップセットは、多くのマザーボードで使われているSocket939版Athlon64用のK8T800 Proチップセットの次の世代に当たるチップセットです。

 両チップセットを比べると、既にK8T800 Proでノースブリッジとサウスブリッジとの接続バスがUltra V-Link(1066MB/s)へと拡張され、Asynchronous(非同期) Busアーキテクチャが採用されており、サウスブリッジが VT8237からVT8237Rへと改良されていても、大きなアーキテクチャの変更はPCI Express x16対応ビデオカードをサポートすることの他は無いように思われます。

 しかしVIAがK8T890チップセットを発表したのが昨年9月の下旬ですから、あまりにも搭載マザーボードの製品化が遅れており、GIGABYTEのGA-K8VT890-9、ABITのAX8、AlbatronのK8X890PROVがアナウンスされていても発売されてなく、何か技術的な問題があってチップセットの供給が遅れているのかもしれません。

 Soltekの「SL-K890Pro-939」は、PCI Express x16、デュアルチャネルDDR400メモリーのサポートなどメインスペックだけでなく、IEEE1394、ギガビットイーサネット、8チャンネルサウンド、Serial ATA RAIDなど一般的な最近のマザーボードとして十分な機能を備えています。

 PCI Express x16ビデオカードを2枚使うSLIをサポートしている必要が無ければ、これまでAMDの推奨マザーボードに多くリストアップされているVIAのチップセットは定評があり、他社のK8T890マザーもSoltekに続いてほしいものです。

http://www.soltek.com.tw/soltek/product/products_all.php?isbn_st=SL-K890Pro-939#
http://www.via.com.tw/en/products/chipsets/k8-series/k8t800pro/
http://www.via.com.tw/en/products/chipsets/k8-series/k8t890/


  1/30版 パイオニア製DVD-R DL 6倍速ドライブ登場
 
 パイオニアが1月6日に発表した、DVD-R DL書き込み6倍速のパイオニア純正内蔵DVDドライブ「DVR-A09-J」が発売されました。

 この「DVR-A09-J」のスペックは、DVD+R DL 6倍速、DVD±R 16倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 4倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速ですが、ファームウェアアップデートでDVD-R DL書き込み6倍速、DVD+RW 8倍速に対応する予定とのことです。

 2層書き込みへの対応は、DVD+R陣営では、今ではDVD+R DLに対応していることが当たり前のことと先行していますが、DVD-Rで2層書き込みに対応するドライブは、つい最近プレクスター製「PX-716A」がDVD-R DL 6倍速記録対応となったものの、DVD-R陣営の雄であるパイオニアのドライブがDVD-Rで2層書き込みに対応することは待望のことでしょう。

 また、DVD高速ドライブは駆動音が気になり、かねてからパイオニアのドライブは静音で定評がありますが、この「DVR-A09-J」も発表資料を見ると、ハードウェア面で、独自のハニカム構造採用に加え、筐体内部に防塵・防音パッドを追加するなど徹底した静音設計であること、ソフト面で「アドバンスド静音ファームウェア」の採用と静音ユーティリティソフトで回転速度が制御できるメリットが記載されています。

 パイオニアは自社ブランド純正品も商品化していますが、ドライブ供給メーカーでもあり、既にOEM供給用のバルク品「DVR-109」と同ドライブを採用したバッファローの「DVM-RDM16FB」は先行して販売しています。もちろんOEMモデルも、ファームウェアのアップデートでDVD-R DL書き込み6倍速に対応する予定であり、バルク品は実勢価格1万円ぐらいと安い価格で購入できます。

 純正の「DVR-A09-J」には、CyberLink社製のDVD-Video再生、編集、ライティングソフトである「PowerDVD 6」、「PowerProducer 3 」、「Power2Go 4」などのソフトが付属していますが、バルク品にはソフトが付いてないものも流通しており、またバッファローの「DVM-RDM16FB」は別のソフトが付属しています。

 DVD関連のソフトは、マザーボード、ビデオカード、ビデオキャプチャカードなど他のパーツに付属していることもあり、ソフトはいらないというユーザーはバルク品でも良いのでしょう。

http://www.pioneer.co.jp/press/release470-j.html
http://www3.pioneer.co.jp/product/product_info.php?product_no=00000651&cate_cd=065&option_no=1
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/d/dvm-rdm16fb/


  1/23版 EM64T搭載Pentium 4単品販売開始
 
 昨夏から一部のメーカー製パソコンやショップブランドパソコンでは使われることもあった64bitメモリアドレス技術のEM64TExtended Memory 64 Technology)を搭載したPentium 4がCPU単体でも流通し始めました。

 Intelのホームページでは、EM64T搭載Pentium4は、サーバ・ワークステーション向けプロセッサとして掲載されており、LGA775版のプロセッサであってもナンバー表記は使われてなく、クロック表記で製品を区別しています。

 64bit対応のCPUとしては、AMDAthlon 64プロセッサが64ビット命令セット.をサポートしており、64bit対応Windowsが中々リリースされないため、本来の実力を発揮できないという状況が続いています。

 IntelがCPU単体での販売に踏み切ったことで、そろそろ64bit対応Windowsが登場するのではと期待したくもなりますが、Athlon 64は、既に一年以上前の2003年9月から流通しており、長い間待っていることになり当てにはならないような気もします。

 このEM64T搭載Pentium 4は、最近単体での販売が始まったとしても、前からあるプロセッサであり、動作クロックは3.8GHzまでで、4GHzの大台超えのインパクトはありません。

 昨年末に登場したプロセッサナンバ末尾に「J」の付くNX機能搭載モデルも、AMDの拡張ウィルス防止機能と同じようなものであり、このところIntelは、LGA775版のPentium4において、AMDAthlon 64の後を追っかけているような状況です。

 その結果、動作クロックは3GHz台のまま、LGA775版のPentium4の種類のみ多くなって、ホームユースのデスクトップ向けパソコンでは何を買ったら良いのか解りにくくなってきています。

 Intelは、サーバ・ワークステーション向けとしており、既存のLGA775版のマザーボードで使えるのかどうか解りませんが、本来であれば、このEM64T搭載Pentium4がホームユースとしても本命なのでしょう。

http://www.intel.co.jp/jp/developer/technology/64bitextensions/index.htm
http://www.intel.co.jp/jp/business/bss/products/workstation/index.htm


   
  <ご案内>

 1月16日にサイトリニューアルし、以下の新しいファイルをアップしました。
   PC自作コーナー 「コンパクトPC自作(LGA775)」
   超初心者コーナー「WindowsXP SP2 適用の問題」
   雑記帳       「デジタル放送DVDレコーダ

 PC自作コーナーの「コンパクトPC自作(LGA775)」は1月23日に追記しましたので、是非ご覧ください。


 また、このホームページ「My Free-style PC」内の記事をキーワードから探すために、「パソコン用語・記事リスト」がありますので、HOMEに戻りご利用ください。

 


 
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