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<2004年7月-9月掲載分-今週のトピックス->
 
<PC自作関係のニュース>

 このファイルは「My Free-style PC」の「PC自作コーナー」内のファイルです。
 検索エンジン経由で訪問いただいたのであれば、目次にもどり、最新情報を是非ご覧ください。

  9/26版 IntelがCeleronDプロセッサ340を発表
 
 
Intelは9月24日に、インテル Celeron D プロセッサ 340 とインテル 910GL Express チップセットを発表しました。

 Celeron D340
の動作クロックは2.93GHzと、ほんのわずかに3GHzに達してないのですが、3GHzの大台を超えるとPentium4との住み分けに影響があると考えてのことかもしれません。おそらくPentium4のクロックをもっと上げれれば、Celeronも3GHzを超えていくのでしょうが、やはりプロセッサの高クロック化は難しいということなのでしょう。

 また、従来のCeleron DはSocket 478版であったのが、LGA775版の型番末尾にJが付くCeleron Dが投入されました。

 このLGA775版の低価格のCeleron Dを使用するために、i910GL Express チップセットが同時に発表されています。しかし、FSB533MHzでDDR2メモリーを使用できないため、自作ユーザー向けのマザーボードとしては、廉価版でもあまり使われないのではと思われます。

 既にCeleron D340はすでにパーツショップで購入できるようになっていますが、出荷価格は1,000個ロット時の価格は13,080円とPentium4のほぼ半値であり、グラッフィック機能統合型のi910GL搭載マザーボードを使えば、極めて低コストなパソコンとなります。

 中々LGA775版への移行が進まない中で、メーカー製パソコンにLGA775プラットフォームが採用されるための苦肉の策という印象であり、おそらく今冬のメーカー製パソコンのバリューPCには、i910GL Express とCeleron Dが使われるのでしょう。

 しかし、自作ユーザーは、取り敢えずLGA775版のCeleron Dを使うとしても、マザーボードは、i915シリーズのチップセットを採用しているものの方が将来性があります。

 Celeron Dを将来Pentium4に乗せ替えるのであれば、当面既存のDDRメモリーが使いたい場合でも、DDRメモリーも使えるi915シリーズのチップセットを搭載したマザーボードがリリースされており、やはりi915シリーズのチップセットが本命でしょう。

http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2004/040924.htm
http://www.intel.com/jp/products/desktop/processors/celeron_D/index.htm
http://www.intel.co.jp/jp/developer/design/chipsets/910gl/index.htm


  9/19版 消費電力表示パネル付き電源の登場
 
 
Cooler Masterから、5インチベイフロントパネルに取り付ける消費電力の表示パネルが付属する電源ユニットRS-450-ACLY」が登場しました.

 この7月に、Thermaltake製の電源ユニット「TWV480」が登場したときは、消費電力が表示されても特に何か対処できることもなく、同種の製品が発売されるとは思えなかったのですが、確認できるということは面白いという面があるのでしょう。

 今度の「RS-450-ACLY」の表示パネルは、アナログメーターであり、ファンコントローラと同様にメーターはアナログの方が人気があるという面があります。

 先に発売された「TWV480」の方が、8cm角ケースファンも付属し、この可変ケースファンと電源ファンの回転数が制御できるため、実用的には面白そうですが、「RS-450-ACLY」は電源ファンも光ものであり、アナログメーターとあわせて、見た目は魅力的と好みが分かれるところでしょう。

 電源ユニットが静音設計であることは、当然のことのようになってきても、そんなに買い替えなければならないものでもない上に、ケースに付属する電源で十分というユーザーが多い中で、マニアに興味を持ってもらうための工夫が必要なのでしょう。

 5インチベイの空きも気になるところですが、既にファンコントローラを使っていれば、RS-450-ACLY」の方が楽しそうです。

http://www.coolermaster.com/index.php?LT=english&Language_s=2&url_place=product&ftype=&p_serial=RS-450-ACLY
http://www.thermaltake.com/purepower/twv480/w004344twv480.htm


  9/5版 WindowsXP SP2登場
 
 マイクロソフトは9
1日に、Windows XP Service Pack 2 (SP2)の提供を9月2日から開始すると発表しました。

 Service Pack 2
は無償提供であり、当初はマイクロソフトサイトのWindows Updateでダウンロードによる提供を開始し、順次全国のパソコンショップなどでSP2を収録したCD-ROMを無償配布し、9月29日からWindows XPの自動更新機能でも提供されます。

 また新たにWindows XPを購入する場合は、今秋から
OEM版のWindows XP CD-ROMもService Pack 2が適用されているWindows XP SP2に切り替わっていくため、購入の際には確認すべきでしょう。

 Service Pack 2の大きなメリットは、セキュリティに関する情報を一元管理し監視する「Windowsセキュリティーセンター」機能の搭載など、セキュリティ機能が大幅に強化されたことです。

 Internet Explorerでの広告などホップアップウィンドウやActive Xコントロールの自動インストールをブロックする機能、Outlook Expressでのウィルスの可能性のある添付ファイルのブロックや迷惑メールの受信数を減らすための設定、Windowsファイアウォールのデフォルトでの有効設定など、外部からのパソコンへの不正侵入を防ぐという観点では多くの対策が講じられています。

 しかし、セキュリティー機能の強化は、反面これまでできたことができなくなる可能性もあり、テストバージョンを試験してきた企業の一部は、Windows Update による自動更新機能や更新の配布を一時的に無効にすることを望み、マイクロソフトでは12月14日までの間はSP2の配布を一時的に無効とするオプションを用意しています。

 またハードウェアや各種ソフトの互換性情報や対応状況が掲載されていますが、ハードウェア関連で一部機能が利用できないなど支障があれば、SP2のインストールは、あわてないで様子を見る必要があります。Windows Updateで自動更新機能を利用しているユーザーが多いでしょうから、9月29日までに既知のトラブルを確認して、大きな問題が無ければインストールすると良いでしょう。

 パソコンが直接インターネットに繋がっている場合と、ルータを使用している場合とでは、セキュリティ面で大きく安全度が違います。本来ネットワークへの不正侵入を防ぐのはルータの方が得意なことであり、
OSであるWindowsのファイアウォールに依存しすぎない方が良いとも思いますが、次々とセキュリティの甘さを攻撃する手法やトロイの木馬型の新型ウィルスが一気に広まる状況では、Windowsの大幅なセキュリティの強化は必要なことでしょう。

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2016
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/sp2/default.mspx
http://support.microsoft.com/?scid=kb;ja;884757
http://support.microsoft.com/default.aspx?pr=windowsxpsp2
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/maintain/sp2aumng.mspx


  8/29版 Pentium4の高クロック版が大幅値下げ
 
 Intel
8月22日に動作クロック3GHz以上のPentium 4の価格改定を行ない、この改定に前後して店頭価格の大幅な値下げが始まっています。

 Intelの1000個ロット当たりの出荷価格は、動作クロック3.60GHz$637から$220値下げし$417に、3.40GHz$417から$139値下げし$278に、3.20GHz$278から$60値下げし$218に 3.0GHz$218 から$40 値下げし$178に改定され、ちょうど1ランク下の動作クロックの価格で出荷、つまり3.40GHzのCPUが3.20GHzのCPUの従前の価格で出荷するという解りやすく大胆な値下げです。

 またCPUコアやソケット形状の違いによる価格差はなく、つまりSocket LGA775への移行を進めるという戦略的な意味もあって、LGA775とSocket 478版の改定前の出荷価格は、動作クロックが同じCPUは同価格であり、今回の値下げも同額、改定後も同価格となっています。

 店頭価格も、出荷価格の値下げ幅を反映して、Pentium4 LGA775版560(3.60GHz)は2万円を超える値下げ、LGA775版550(3.40GHz)は1万円を超える値下げと、ほぼ順当に値下げされ買い易くなってきています。

 むしろ、最近は元々利幅が薄い小売価格設定となっているために、円相場が大きく変動しない状況では、メーカーの出荷価格が改定されないと店頭価格も下がらないという傾向が強くなっています。

 一方
AMDは、先月17日に値下げしAthlon64の3400+が$2883200+$2273000+$189となってており、今回のIntelの改定で売れ筋モデルのCPUは、同クロック相当でIntel方が少し安くなったという状況です。

 
Athlon64FXやPentium4 ExtremeEditionは別として、デスクトップ向けプロセッサとして5万円を超えるものは、Athlon64の3800+と3700+のみとなりましたが、いずれメーカーの価格改定により値下がりするでしょうから高いうちは買いにくいものです。

 小売店も同じことで、高値のうちは在庫を抑えないとリスクが大きく、今回の
Intelの改訂でも情報が流れて、おそらく赤字覚悟で放出し、一旦品薄となって、安く新たに仕入れたものを新価格で売るという繰り返しでしょう。

 他のパーツでも安くなったり、品薄となれば次に新製品に切り替わるか、価格改定があるということも考えられ、その理由を少し調べてみる必要があるのでしょう。

http://www.intel.com/intel/finance/pricelist/
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_609,00.html?redir=CPPR01


  8/22版 MaxtorがSerialATAU対応HDD新シリーズを発表
 
 日本マッククスストア(株)は
8月17日に、新しいDiamondMax 10シリーズのハードディスクドライブが既に出荷中であることを明らかにしました。

 DiamondMax 10シリーズでは、容量
300GBまでのHDDがラインナップされており、いずれも回転数は7200RPMと既存の高速ドライブと同じですが、容量250GBの型番6B250S0と300GBの6B300S0はバッファ16MB(200GB以下のHDDはバッファ8MB)と搭載容量を増やしています。どうも型番末尾「S0」はバッファ16MBのようです。

 またSerialATAインターフェースは、SerialATAUのネイティブSATAソリューションをベースにしたネイティブ・コマンド・キューイング(NCQ)機能をサポートし、コマンドを並び替えて効率的に実行することでパフォーマンスを向上させ、Intelの説明では、新しいi915G/P、i925Xチップセットと組み合わせて使用すれば、起動時間、ファイル転送、ゲームのロード時間など高速化するとのことです。

 大容量HDDは、高速ドライブであることが使用上大きなメリットとなるのですが、特に高速なインターフェースであるSerialATA対応ドライブでは、ドライブ内部の転送速度がネックとなり、高速インターフェースの効果が得られないのです。

 なお製品情報のデータシート主な特徴では、「1.5Gb/秒のインターフェース速度を備えた第2世代のシリアルATA」と記載され、仕様では「外部転送速度(MB/秒)SATA150」と記載され紛らわしいのですが、b(ビット)とB(バイト)の違いであり、SerialATAの規格を説明しているものでしょう。

 平均シークタイム(ms)は9.0未満と記載されており、もっと速くなればHDDのバックアップやテレビ録画ファイルの整理などが便利であり、さらに高速ドライブの製品化に期待しています。

 DiamondMax 10の容量300GBの6B300S0は、既にパソコンショップで販売しており、発表の方が遅れていたのですが、今後のMaxtorのホームユース向けの主力製品です。
<参考:今週のトピックス 7/4版> SATAU対応ハードディスクの登場

http://www.maxtor.co.jp/about/press/release_product/2004/0817.htm
http://www.maxtor.co.jp/products/ata/desktop/diamondmax_10/index.htm
http://www.maxtor.co.jp/documentation/data_sheets/diamondmax_10_data_sheet.pdf


  8/15版 NDIVIAがGeForce6600、6600GTを発表
 
 NDIVIAは8月12日に、GeForce 6シリーズの新グラッフィックチップであるGeForce 6600GeForce 6600GTを発表しました。

 このGeForce 6600
6600GTは、待望のPCI Expressネイティブ対応のメインストリーム向けのグラッフィックチップであり、6600その上位モデルの6600GTの違いは、コアクロックスピードが違うのかもしれませんが、発表資料によると、6600GTはメモリーがGDDR3でありビデオメモリーが異なることと、グラッフィクカード2枚挿しのパラレルで使うSLI Multi-GPUをサポートしていることが記載されています。

 また、DirectX9シェーダModel3.0を含む全てのDirectX9対応アプリケーションをサポートするとともに、DOOMVなど映画のような高品質な光と影のライティング効果が用いられているゲームで威力を発揮するNVIDIAUltraShadow II 機能を備えており、つまり次世代3Dゲームを滑らかに速く描画できることがアピールされています。

 
まだビデオカードメーカーからは、GeForce 6600、6600GTを搭載する製品はアナウンスされてませんが、将来長く使えそうなPCI Express対応のメインストリーム向けグラッフィックチップであり、今秋以降、GeForce 56005700シリーズと同価格帯2万円台ぐらいの売れ筋製品として、各社から登場するのでしょう。

http://www.nvidia.com/object/IO_14976.html
http://www.nvidia.com/page/geforce_6600.html


  8/8版 CanopusがMTVX2004HFを発売
 
 Canopusが7月21日に発表したハードウェアMPEG2エンコーダを搭載したテレビチューナーボード「MTVX2004HF、パソコンショップで購入できるようになりました。

 この
「MTVX2004HF」は、人気がある「MTVX2004」の改良版で、主な改良点は「スプリットキャリアチューナーという映像信号と音声信号を分離して処理する高性能テレビチューナーを搭載したこと、地上/BS/CSデジタル放送を自動録画できること、高画質化機能を強化したことです。

 高画質化機能では、3次元YC分離と3次元ノイズリダクションがMTVX2004では排他利用で同時に使えなかったのが、MTVX2004HFではW3Dモードにより同時利用できること古いVHSテープなどをデジタル化する際に横方向のブレを補正する「ラインタイムベースコレクタ」や安定した画像表示を実現する「フレームシンクロナイザ」機能が新たに搭載されたことです。

 しかし、他社製のテレビが視聴・録画できるハードウェアエンコードタイプのビデオキャプチャカードは需要が多くなって低価格化が進み、MTVX2004は価格的には少し割高であり、さらにMTVX2004HFは1万円高い実売価格が2万円台後半となっています。

 画質面で定評がある人気のCanopusブランドですが、高画質化機能など機能性や使い勝手では他社製のビデオキャプチャカードが優れているものがあり、今後他社からも高性能テレビチューナーやデジタル放送の自動録画機能のある新製品が登場することでしょう。

 記録型DVDドライブほど激しい競争ではないとしても、一般用途では1万円台での価格競争になりつつあり、良いけれども価格が高いという水準で、現在MTVX2004の人気NO1の後を継げるのかどうかということでしょう。

 先月、私自身
MTVX2004 を購入しており、「DVD編集・TV録画パーツの増設」という新しいファイルを本日アップしましたので目を通してみてください。

http://www.canopus.co.jp/press/2004/mtvx2004hf.htm
http://www.canopus.co.jp/catalog/mtvx2004/mtvx2004hf_index.htm


  8/1版 AMDがSempronプロセッサを発表
 
 日本
AMDは7月28日に、バリューPC向けのCPUとしてAMD Sempronプロセッサ・ファミリを発表しました。

 発表資料によると、Sempronプロセッサは、デスクトップPC向けモデル、A4フルサイズ・ノートPC向けモバイルAMD Sempronプロセッサモデル、薄型軽量ノートPC向けモバイルAMD Sempronプロセッサモデルと、3種類のラインナップが用意されていて、うちデスクトップPC向けSempronは、3100+、2800+、2600+、2500+、2400+、2300+、2200+と一気に7モデルが即日出荷開始されたとのことです。

 このSempronは、もちろんAthlonに比べて低い価格設定がメリットであり、最上位の3100+でも、1,000個ロット時の出荷価格が14,931円と低価格に抑えられています。

 低価格CPUとして、かつてはIntel製のCeleronに対抗して、AMD製はDuronが大手メーカー製のコストパフォーマンスが良いデスクトップパソコンで多く使われていましたが、このDuronとSempronは販売ターゲットが同じであり、言わばDuronの後継です。

 自作パソコンでも、Celeronは順当にクロックを上げ続けていて、今でもユーザーの選択肢になっているのに、、このところ数年Duronは高クロック版が開発されずパソコンショップでも見かけなくなり、むしろAthlonXPの低クロック版がバリューPCに使われています。

 そのためAthlonXPが、2800+以下のバージョンであれば現在1万円台で購入できるので、Sempronプロセッサは必要がなく、大手メーカーのコストダウンに貢献するCPUに過ぎないようにも思えるのですが、高性能CPUでIntelにひけをとらないAMDとしては、バリューPC向けでも攻勢をかけたいところなのでしょう。

 AMDのロードマップでは、デスクトップパソコン向けには、Athlon64FXがハイエンド、Athlon64がミドルレンジ、SempronバリューPC向けとはっきりとテリトリーを分けていく戦略が描かれており、Athlon64は低価格では売らないということかもしれません。

 つい最近、AMDの価格改定を受けて高クロック版のAthlon64が大幅に値下がりしていますが、それでもAthlonXPは消えていき、Athlon64はSempronより上の価格帯というシナリオなのでしょう。

 しかしSempronは、自作パソコン向けには全く選べないCPUではなく、まだスペックやベンチマークは不明ですが、そこそこの性能で静音PCを組むのであれば面白いのかもしれません。
SempronとモバイルSempronは熱設計が異なるのでしょうが、Sempronでも大手メーカー製の躯体の小さなデスクトップPC向けであり、Athlonより発熱が抑えられていれば、静音パソコン向けに期待できそうです。

 かつてAthlonは焼き鳥と言われたように低クロック版でも冷却が重要であり、最近ではAMDはIntelより発熱に気を使っているようですが、AMDもIntelも高クロックCPUは、しっかり熱対策が必要であり、静音にこだわれば選ぶCPUが難しいという状況です。

 ただし自作ユーザーにとっては、CPUソケットの形状が問題です。
 Athlon64がSocket939へと移行していくときに、Sempronは3100+がSocket754で、2800+以下がAthlonXP用のSocketA対応のモデルのようで、将来はマザーボードのソケットの形状でAthlon64かSempronかどちらかしか使えないことは、比べて選びにくいのです。

http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~88261,00.html
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_608,00.html
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_609,00.html?redir=CPPR01


  7/25版 プラネックスから低価格無線LAN USBアダプタ登場
 
 プラネックスから、IEEE 802.11g規格の
無線LAN USBアダプタGW-US54GZ-WO」が、メーカー参考価格3,980円と破格値で発売されました。なお型番末尾に-WOが付いていない初心者向けの「GW-US54GZ」は参考価格 5,980円と少し割高となりますが、「らくらくインストール機能」により簡単にセットアップできるとのことです。 

 この
GW-US54GZ-WO」と、同社の無線LANルータ「BLW-04GM」とのセットモデル「BLW-04GM-PKUW」も用意されていて、こちらもメーカー参考価格 12,800円と低価格です。

 もちろんUSBポートに接続する無線LANアダプタは、デスクトップパソコンでも使用でき、これまでデスクトップパソコンでのIEEE 802.11g規格の無線LAN導入コストは、ノートパソコンと比べればコスト高であったのが、ノートパソコン並に抑えることができます。

 
GW-US54GZ-WO」も「BLW-04GM」も、プラネックスのハイグレードモデルに採用されている高速通信モード「SuperG」には対応してませんが、ADSL通信では、よほど恵まれた環境でなければ実効速度が20Mbpsに届かないことが多いため、IEEE 802.11g規格であれば無線LANがボトルネックとなることは現実には少なく、多くのユーザーにとって実用的にはコストパフォーマンスの極めて良い選択となります。

 しかし、もし
ADSLやFTTHで20Mbpsを超える通信速度で接続できる場合は、IEEE 802.11g規格の無線LAN機器でも、より高速通信が可能な機能をサポートしている製品が好ましく、最近各メーカーから高速通信モードをサポートしている新製品が次々と発表され、発売されています。

 
デスクトップパソコン向け無線LANアダプタで高速通信モードをサポートしている新製品としては、コレガからSuperAG対応の無線LANイーサネットコンバータ「CG-WLCVR54AG」が、I-O DATAからは、SuperG対応の無線LANイーサネットコンバータ「WN-G54/C」とSuperAG対応のマルチクライアント対応イーサネットコンバーター「WN-AG/C」がリリースされています。

 これら使い勝手の良いLANポートに接続するタイプの無線LANアダプタも、随分買いやすい価格となってきています。

 
またBUFFALOは、独自の無線通信高速化技術「フレームバーストEX」を採用し、デスクトップパソコン向けにはPCIバス用無線LANアダプタ「WLI2-PCI-G54S」を発売しており、リンクシスも最近「スピードブースター」という高速化機能をサポートし、無線LAN PCIアダプタとして「WMP54GS-JP」を製品化しています。

 デスクトップパソコンでも、このところ各社競争で新製品が投入され、高速無線
LANが利用できるようになり、ユーザーの環境に合わせて選べるようになったことは良いことです。

 今のところ使いまわしなど最も汎用性が高く、さらに高速通信に対応できるのが
無線LANイーサネットコンバータ、使いまわしなど手軽に使えてコストが安いのは無線LAN USBアダプタGW-US54GZ-WO」、デスクトップパソコンに固定されるが高速通信にも対応できるのがPCIバス用無線LANアダプタということでしょう。

 ただし古いパソコンで
USB2.0をサポートしてなければ無線LAN USBアダプタは避けた方が良いし、パソコンの置き場所の電波の受信状態によっては、アンテナ部を受信状態の良い場所に移動できる製品が良いでしょう。

 また「
SuperG」など高速化機能は、親機である無線ブロードバンドルータやアクセスポイントも同メーカーの高速化機能をサポートしている製品を購入する必要があります。

 しかしIEEE 802.11g規格の
機器はIEEE 802.11b規格もサポートしており、親機は従来のIEEE 802.11b規格の製品を使い、取り敢えず802.11g規格の無線LANアダプタのみ追加で購入するという方法もあり、その場合は先々親機を購入することを想定して、親機の機能と性能を比べて無線LANアダプタを選ぶと良いでしょう。

http://www.planex.co.jp/product/bwave/gwus54gzwo.shtml
http://www.planex.co.jp/product/bwave/gwus54gz.shtml
http://www.planex.co.jp/product/broadlanner/blw04gmpkuw.shtml
http://www.planex.co.jp/
http://www.corega.co.jp/product/list/wireless/wlcvr54ag.htm
http://www.iodata.jp/prod/network/wnlan/2004/wn-g54c/index.htm
http://www.iodata.jp/prod/network/wnlan/2004/wn-agc/index.htm
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/w/wli2-pci-g54s/index.html
http://www.linksys.co.jp/product/wireless/g/wmp54gs/wmp54gs.html


  7/18版 パイオニアがDVD+R DL4倍速記録ドライブを発表
 
 パイオニア(株)は、
7月13日に記録型DVDドライブの新製品「DVR-A08-J」シリーズを発表しました。

 このDVR-A08
-Jは、DVD±Rメディアの書き込みは16倍速と最速であり、さらにDVD+R DL(DoubleLayer:2層書き込み)に対応し、この2層書き込みも4倍速と現時点で最速ドライブです。

 記録容量8.5GBと大容量記録の可能なDVD+R DLは、SONY、NEC、LITE-ON、日立LGなどの新製品は次々とリリースされていますが、これまでのDVD+R DLの書き込み速度は、いずれも2.4倍速どまりであり、実用的に2.4倍速4倍速の差は大きく、DVR-A08-Jの大きなアドバンテージとなります。

 
I-ODATAやBUFFALOなどサードパーティーは、現在NEC製「ND-2510A」や日立LG製「GSA-4120B」の2層書き込みドライブを採用した製品をリリースしていますが、このパイオニア製ドライブを採用した製品として、既にI-ODATAは「DVR-ABP16W 」、BUFFALOは「DVM-RD16FB」の発売予定を発表しています。

 もともとパイオニア製ドライブは、速くて静かと定評があるドライブですが、NEC製のドライブと同様にDVD±R/±RW規格でDVD-RAMの書き込みには対応してなく、日立LG製の全規格対応(カートリッジタイプのRAMは不可)ドライブや、Panasonic製のDVD-RAMカートリッジメディア対応タイプのドライブ「LF-M721JD」と比べれば少しハンディがあるのですが、RAMで書き込む必要がなければ「DVR-A08-J」が最速ドライブです。

 先週、LG製の「GSA-4120B」のBOX品を少し値下がりしていたので購入しましたが、この執筆時点でさらに値下がりしているようです。いつまでも待っていても切がないのですが、最近は製品寿命が短く次々と新しいスペックの製品がリリースされ、すぐに大幅に価格が下がるため、いくら最速ドライブでも少し待って購入した方がお買い得でしょう。

 まだ
DVD+R DL対応はメディアの方が入手困難であり、またDVD+RもDVD-Rも8倍速までの対応メディアしか使えないし、将来的にも16倍速ドライブが生きてくるのは高速メディアの流通と価格次第という面があります。

 かつて
S-VHSビデオを購入しても、そのうち通常のVHSビデオテープばかり使っていましたが、DVDでもある程度メディアの量が必要となれば、ランニングコストも重要です。

http://www.pioneer.co.jp/press/release451-j.html
http://www.iodata.jp/prod/storage/dvd/2004/dvr-abp16w/index.htm
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2004/027_2.html


  7/11版 Aopenが新しいマザーボードの命名ルールを発表
 
 
Aopenは、6月30日に同社製のマザーボードの製品型番の命名ルールを変更し、発表しました。
 
マザーボードに搭載されるチップセットのベンダー、型番、ATXやMicroATXなどのフォーム、搭載される機能がマザーボードの製品型番から解るようにし、間違えて購入することを防ぐ狙いがあるのでしょう。

 この新ルールは、
IntelのソケットLGA775対応チップセットを搭載するマザーボードから採用されており、現時点で製品一覧には、「i915Ga-E(E)」と「i915Gm-I」がリストアップされており、両製品ともグラッフィック機能が統合されているIntelのi915Gチップセットが採用され、「i915Ga-E(E)」はATX、「i915Gm-I」がMicroATXのマザーボードということがすぐに解ります。

 ただし型番末尾の-E(E)は、この命名ルールを見ても解らないので仕様を確認する必要があるのですが、これまでのAopenのマザーボードは製品型番からは解りにくかったので随分選びやすくなるのではと思います。

 これからはAthlon向けマザーボードも含めて、サードパーティー製のチップセットが多く採用され、チップセットによってサポートされるパーツが違うことがあり、とにかくチップセットがすぐに解ることが重要です。

 なお手回し良く、BTXとかMicroBTX、picoBTXという将来のフォームも想定されていますが、CPUの発熱量が多くなり、現在のATX規格やMicroATX規格より少し大きくゆとりがあり放熱効率の良いレイアウトのBTX規格、MicroBTX規格に換えていくことをIntelが推進しています。

 しかし、ATX規格はWindows95の時代から長年パーツの互換性に貢献し、ATX規格があってこそ自作パソコンがブームとなったという思いがあり、いつかは冷却性能に優れるBTX規格に替えていく必要性があるとしても有難い話とは思えないのです。かつてのAT規格のように、すぐに切り替える必要はないのでしょうが、比較的パーツ寿命が長いPCケースを買い換えなければならないのもコスト負担が大きいのです。

 
今度のソケットLGA775と新チップセットへの移行は、場合によっては電源の交換も必要となるようですが、年内にBTX対応マザーボードやBTXケースが登場する予定であれば、なおさら待った方が良いという印象です。おそらくAopenでは、命名ルールに載せるからにはBTX規格やMicroBTX規格のケースやマザーボードの開発が進んでいるのでしょう。

http://aopen.jp/company/news/2004/namerule.html
http://aopen.jp/products/mb/


  7/4版 SATAU対応ハードディスクの登場
 
 日本マックストア株式会社は、
6月22日に、業界初となる16MBのキャッシュ・バッファ、ネイティブ・コマンド・キューイング(NCQ)を含む新しいSATA U機能を搭載、最大300GB(100GBプラッタの3プラッタ設計)の容量、7200RPMの回転速度の大容量ネイティブSATA MaXLine IIIハードディスクを米国マックストア社が発表したとアナウンスしています。

 このMaXLine IIIは高耐久設計の業務用ドライブですが、これとほぼ同じスペックの一般向けのハードディスク
DiamondMax Plus 10 の 6B300S0」が登場しています。

 
DiamondMax Plus 10」は、メーカー未発表ですが、DiamondMax Plus 9シリーズの後継で、近い将来マックストアの主力となるハードディスクと思われます。既存の最大キャッシュの倍となる16MBのキャッシュを積んでいること、ネイティブ・コマンド・キューイングをサポートするSATA U対応であることから、既存のドライブよりディスクアクセス速度の高速化が期待できます。

 SATA
U機能は、インテルが主導しているものであり、うちネイティブ・コマンド・キューイングは、コマンドを並び替えて効率的に実行することでデータ・スループットの向上とシステム・パフォーマンスの最大化を実現するとのことです。

 
同じくメーカー未発表ながら、Seagate製の「Barracuda 7200.7」シリーズに、新モデル「ST3160827AS」が登場しており、こちらは容量160GB、回転数は7200rpm、キャッシュは8MBとSATAU対応状況以外は、既存のドライブとスペック的には変わらないのですが、SATAU機能のネイティブ・コマンド・キューイングに対応しているドライブとして、おそらく最初に入手できるようになった製品です。

 なお最近Seaateは、今後開発する製品のラインナップを発表しており、PC向け3.5インチ内蔵型ハ−ドディスクとしては、Barracuda 7200.8シリーズの容量250/300/400GBの製品を今秋リリースする予定であり、そのスペックは回転数は7,200rpmのままですが16MBキャッシュに拡大し、少し他社に比べて遅れていた大容量化を目指しています。

 これからは、ハイスペックなハ−ドディスクは、SATA
U対応、16MBキャッシュ、100GBプラッタが一般的になりそうです。

 内臓ハードディスクは、パソコンメーカーの組み込み用として量産出荷されるため、小売商品としてあまりPRされないのですが、むしろそのためバルク品としてパーツショップに流れてくるものの方がメーカー発表より早いということがあるのでしょう。

http://www.maxtor.co.jp/about/press/release_corporate/2004/0622.htm
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2003/030918d.htm



 
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