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<2003年10月-12月掲載分-今週のトピックス->
 
<PC自作関係のニュース>

 このファイルは「My Free-style PC」の「PC自作コーナー」内のファイルです。
 検索エンジン経由で訪問いただいたのであれば、目次にもどり、最新情報を是非ご覧ください。

  12/28版 PC3200メモリーの価格の低下
 
 
DDR SDRAMメモリーの価格は、この11月中旬以降、徐々に値下がりしています。
 メモリー価格は、需給バランスで左右され、現在主力の
512MBのPC3200メモリーも、5月末に1万円以下の価格で十分選べたものが、6月に入って値上に転じ、初夏から秋にかけて、あまり値動きがなく、年末に向けてようやく値下がり傾向が明らかになったという状況です。

 Pentium4もAthlonも、いずれもPC3200(DDR400)メモリーをサポートしている状況で、当然メモリーベンダーもDDR400の生産が主力であり、もう少し早く値下がりしてもと思われたのですが、DDR400をデュアルチャネルで動作させようとした場合に、価格の問題以前に品質を慎重に選ぶユーザーが多かったという面があるのでしょう。

 現時点では、PC3200の容量512MBのものが消費税を含めても1万円で足りるものが多いでしょうし、256MBでは3000円台で買える店もあります。またPC2700やPC2100と比べても、価格差は少ない状況です。

 AMDの新世代のプロセッサAthlon64DDR400対応でスタートしており、AMDの推奨マザーボードのチップセットであるNVIDIA nForce3 VIA K8T800 SiS 755は、もちろんDDR400をサポートしています。

 またPentium4用チップセットでも、半年近くの間にDDR400サポートの新しいチップセットが出揃い、サードパーティー製でもSiS655FX、SiS 655TX VIA PT880と最新チップセットがデュアルチャネルDDR400をサポートしており、メモリー周りの動作検証や改良が進んだのでしょう。

 最近のほとんどのマザーボードが
DDR400を使うという中で、メモリーモジュール事体も、品質重視で生産を拡大してきたことでしょうが、まだデュアルチャネルで動作させるのであれば、マザーボードとメモリーの相性は確認したほうが良いでしょう。

 
デュアルチャネル動作の場合は、同時に同じメモリーを2枚購入することが基本であり、既に増設の必要がない、またその余地がないことも多いのでしょうが、これからマザーボードとメモリーを購入するのであれば、PC3200メモリーの価格が下がって歓迎でしょう。

http://www.kakaku.com/sku/price/052000.htm



  12/21版 Seagate製の100GBプラッタのハードディスク登場 
 
 
Seagate製のBarracuda 7200.7 Plus シリーズの容量200GBのハードディスク「ST3200822A」がパーツショップで購入できるようになっています。このST3200822Aは、ATA100対応のハードディスクですが、ST3200822ASと型番末尾にSのつくSerialATA対応ハードディスクもそのうちリリースされる予定です。

 ST3200822Aは、
キャッシュが8MB、回転数が7200rpm、平均シークタイムが8.5msと高速ドライブでが、既存の160GBまでの容量のBarracuda 7200.7 Plusシリーズとスペック的には同じです

 しかし容量が200GBになって、1プラッタ当たりの容量が80GBから100GBに拡大されており、初の100GBプラッタのハードディスクの登場となったのです。1プラッタ当たりの容量が大きいということは、スペック的には同じでも少しは速いのではと思うのですが、そのうちベンチマークの情報が解るようになるのを期待しています。

 
これまでSeagate製のATAハードディスクは、160GBが最大容量であり、大手4社の他の日立(IBM)、MAXTOR、WesternDigitalが250GBのハードディスクを揃えているので、容量的には劣勢で、200GB以上の大容量ドライブを探すのであれば選べなかったSeagateファンには朗報でしょう。

 
また最近、WesternDigital製の回転数が10000rpmのSerial ATA 対応Raptorシリーズの容量74GBのハードディスク「WD740GD」がリリースされています。

 ハードディスクはSerial ATA
対応であっても、内部転送速度の限界から、速度的にはATA100とあまり変わらなく、むしろIDEケーブルにハードディスク以外のドライブを接続できる余裕が持てたり、あるいはIDEケーブルにハードディスクを増設する余裕がなくてもハードディスクを追加できることが便利ということもあって流行っています。

 こちらは
10000rpmということで、Serial ATA 対応であることが唯一活きてきそうな高速ドライブで、既存の容量36.7GBWD360GDの容量を拡大した製品であり、何しろ容量が少なく高価であるため、スペック的にはATA最速であっても買いにくかったものが、倍の容量となって速度重視のユーザーには少し魅力的になってきています。

 ハードディスクは、大容量であること、速いこと、静かであること、発熱が少ないこと、故障が少ないこと、選ぶポイントは人それぞれのニーズ次第でしょうが、メーカーの姿勢がどこに重点を置いているか異なるため、個々の視点では最も優れているドライブが違い少し個性が出てきているように思います。

 ハードディスクの大容量化は、CPUのクロック競争のようなイメージがあったのですが、バランスが取れている製品を選んでも良いし、何かに拘っても良いし、好みが分かれてきているのでしょう。CPUでも、最近は静音化のためにクロックダウンして使うこともあるので、拘り方が変わってきているようです。

http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1081,597,00.html
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/marketing/detail/0,1081,599,00.html
http://www.wdc.com/en/products/Products.asp?DriveID=65



  12/14版 I・ODATAがTVチューナー搭載液晶ディスプレイ発表 
 
 I・ODATAから12月8日に、TVチューナー搭載液晶ディスプレイLCD-TV173CBRが発表されました。

 LCD-TV173CBRの仕様をみると、
入力系統はアナログRGB D-sub15pinとデジタルの DVI-D24pin両対応で、Sビデオ、コンポジットビデオに加えて、TVチューナー搭載であるためTVアンテナからの信号が入力できます。

 
また最大表示解像度は1280×1024ピクセルで、表示色は1619万色 擬似フルカラー使用であり、テレビを見ることが多いとすると気になるスペックとしては、視野角度は上、下、左、右ともに80°、最大輝度400cd/m2、応答速度16msとなっています。

 最近の液晶ディスプレイは他のメーカーの製品も視野角が広くなっており、広視野角パネルといってもスペックとしては普通で、むしろ輝度が高い、つまり画面が明るく、応答速度が速く表示が速いので高速表示でも残像がでにくいということが優れているようです。

 もちろん液晶ディスプレイとしては高出力のスピーカも内臓しており、パソコンの電源を入れないで附属のリモコンで操作して手軽にテレビが見れるということは、使う部屋にテレビがなければ便利なのでしょう。

  同種の製品としてはSHARPのCrisia LL-M17W1ぐらいであり、Crisia LL-M17W1高コントラストでくっきりと鮮明なことをアピールしていますが、パソコンからの信号はアナログRGB入力のみであり、他はスペック的には、このI・ODATA製と似たようなものです。

 最近は映像や音声のマルチメディアのデジタル処理がブームであり、テレビ番組を録画して、記録型DVDドライブに保存したいということであれば、TVチューナーカードやTVチューナーつきのビデオキャプチャーカードを別途購入する必要があるのでしょうが、単にテレビだけ見たいということであれば液晶ディスプレイだけで見るのも一つの方法です。

http://www.iodata.jp/prod/display/lcd/2003/lcd-tv173cbr/
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030718.html



  12/7版 RADEON9600XTの高クロック版が登場 
 
 
現在ATIのRADEONシリーズの最新グラッフィックチップは、最上位モデルがRADEON 9800XT、次いでRADEON9600XTですが、この9600XT搭載ビデオカードのこれまでの標準的なスペックは、コアクロック500MHz、メモリークロックが600MHzです。

 しかし最近、ATI製グラッフィックチップ採用の主要ビデオカードメーカーから、この標準のコアクロック、メモリークロックを上回るスペックのビデオカードが相次いで発売されています。

 Sapphireからは、コアクロック532MHz、メモリクロック650MHzに上げた「ATLANTIS RADEON 9600XT FIREBLADE」が、XIAiからはメモリクロック650MHzの「XIAi9600XT-DV128」が、PowerColorからはメモリクロック680MHzの「R96A-C3T」と新しい製品は、むしろクロックアップ版が普通という様相です。

 もともとRADEON9600XTは、標準仕様のものでもユーザーがオーバークロックして動作させることも可能ですが、最新の高クロック版ば、いずれも高クロックに耐えれるメモリーを搭載しており、同じグラフィックチップであればストレートにクロックアプ分の性能アップが見込めそうで、これから購入するのであれば魅力的です。

 RADEONチップを採用するビデオカードメーカーにとっては、NVIDIA製のグラッフィックチップであるGeForceFX5700Ultra搭載ビデオカードがパソコン誌のベンチマークでの結果や評判がよく、売れ筋の中位モデルである9600XTの手強いライバルなので少しでもスペックアップしたいのでしょう。

http://www.xiai.jp/products/xiai9600xt-dv128.html
http://www.power-color.com/r96a-c3t.htm
http://www.sapphiretech.com/VGA/9600-xt-ult.asp



  11/30版 静音化グッズとしてファンコントローラが流行
 
 最近では、オーバークロックによるスペックアップとパソコンの静音化と何を重視するのかによって考え方が分かれてきているように思います。

 AthlonだけでなくPentium4の高クロックCPUは発熱が大きく、何もオーバークロックしなくても高速回転の冷却能力が高いCPUファンを使ったほうが安全なのですが、ファンの回転数が高くなれば、比例して騒音が大きくなります。

 しかしパソコンの静音化のためには、CPUファン、ケースファン、電源ファンのノイズを抑えることが必要で、低速回転でも冷却能力が高いファン口径が大きいものを選ぶとか、ある程度高回転でも少しでもノイズが低いタイプのファンを取り付けるとか工夫が必要ですが、とにかくオーバーヒートを避けることが不可欠であり、なかなか難しいものです。

 パソコンのCPUやケース内の温度は、マザーボードのBIOSで確認できるだけでなく、最近ではマザーボードメーカーがWindows上で温度のモニタリングができるツールを提供していることもあります。

 温度のモニタリングができれば、CPUやケース内の温度を確認しながら、ファンの回転を低速に抑えるようにコントロールして騒音を抑えることができるため、そのためのファンコントローラがいくつか製品化されています。理想的には、十分に余裕がある冷却能力のファンを付けて、低速回転でファンを回すという使い方が良いのでしょう。

 ファンコントローラの中には、複数のファンのコントロールのための実用的なタイプとUSBポートやIEEE1394ポートも装備し多機能で便利、なおかつ見た目に美しいタイプとがあります。

 PCケースの5インチベイに空きがあれば、どれにしようか考えてファンコントローラを使ってみると面白いのでしょう。実用的な静音化グッズというよりは、遊んで楽しいということが人気なのかもしれませんが、それはそれで自作の楽しみなのでしょう。

http://www.ask-corp.co.jp/vantec/index.html
http://www.kuroutoshikou.com/products/etc/fancon-profset.html
http://www.coolermaster.co.jp/web/product/stuff/llc-u02.htm



  11/23版 PLANEXがワイヤレスブースターを発売
 
 ネットワーク機器のメーカーであるPLANEXから、ワイヤレスブースターという目新しいアイデア製品が発売されました。

 このワイヤレスブースターは、無線LANのアンテナ部に取り付ければ受信感度がよくなるということで、IEEE 802.11b規格、同802.11g規格準拠の無線LANアクセスポイントや無線LANアダプタであれば、メーカーを問わず広く使えるようです。

 原理的には、あらゆる方向から電波干渉やノイズの影響を受けてしまう無線機器に、本製品を取り付けることにより、一定方向からの電波やノイズを遮蔽することができるという理屈で、その結果、電波の受信感度が20〜30%程度向上するとのことです。

 手帳を開いたようなシンプルな構造の製品をアンテナ部に取付るだけのことで、もちろん電源も必要としないため、取付けは非常に簡単とのことです。

 既にパソコン雑誌のホームページで、使用レポート記事が載っており、結果上々と評判が良いようで、もし無線LANの電波強度が弱いようであれば、是非試してみたい製品なのでしょう。

 無線LANの電波強度が弱い場合は、外部アンテナを別途取り付けるという対策を考えるのですが、取り敢えずメーカー参考価格が980円と安いこのワイヤレスブースターを試してみる価値がありそうです。

 また外部アンテナを取り付けていても、この外部アンテナにワイヤレスブースターを取り付ければ、さらに効果があるのではと期待できそうです。こんなに低価格なパーツが評判になることは、これもまた最近にはない珍しいことです。

http://www.planex.co.jp/product/bwave/gwbst01.shtml



  11/16版 IntelがPentium4 エクストリーム・エディションを発表
 
 インテルは、11月4日にハイパー・スレッディング・テクノロジ(HT テクノロジ)対応の新型プロセッサPentium4 エクストリーム・エディション3.20GHzを発表しました。

 発表資料によると、ゲーム・ユーザやハイエンド・ユーザに提供する製品として、512KBの2次キャッシュに加えて、2MBのオンダイ 3 次キャッシュを追加し、HT テクノロジとの組み合わせによって、最もコンピュータ性能に対する要求度が高いゲームにおいても、リアルなゲーミング体験を実現するとのことです。

 しかし、来年には次世代プロセッサであるPrescottの投入が予定されており、エクストリーム・エディションの既存のPentium4と異なる点は3 次キャッシュの追加ぐらいであり、とりあえず今秋登場したAMDの新型プロセッサであるAthlon64とAthlon64FXへの対抗として、ワンポイントリリーフとしてリリースされたようです。

 エクストリーム・エディションのシステム・バスは800MHzに対応しており、既存のインテル製のi865PEおよびi875Pチップセットを搭載したマザーボードでも使えるようであり、メモリーもAMDのAthlon64FXとは異なり標準のものが使用できるようです。

 しかし、インテル製としてはエクストリーム・エディションが現状最高峰であるとしても、CPU自体が出荷価格で10万円以上と飛び抜けて高価であり手が出し難いでしょう。

 マザーボードメーカーのASUSは、同社のマザーボードが、このエクストリーム・エディションどころか、次世代のPrescottでも搭載可能であることをアピールしていますが、CPU以外の既存のパーツが使えるということは、大きなメリットであると思います。

 最近は、CPUを変えればマザーボードやメモリーも買い換えなければ本来のスペックどおりに動作しないことが多い中で、パーツが流用できるのは良い傾向であり、後はCPUが価格差に見合う性能差があるのかどうかということでしょう。

http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2003/031104.htm
http://www.asus.co.jp/products/mb/event/prescott/index.html

<参考:今週のトピックス 9/28版 Athlon64発表と対応マザーボード続々登場


  11/9版 NVIDIAとATIのビデオカードの新製品 
 
 NVIDIAもATIも、マイナーバージョンアップも含めれば、半年ぐらいのサイクルで新しいグラッフィックチップを製品化してますが、今年冬のラインアップのグラッフィックチップを搭載したビデオカードが揃い始めました。

 NVIDIA製グラッフィックチップは、ハイスペック順に、GeForce FX5950Ultra、FX5700Ultra、FX5700、FX5200となりますが、FX5700以上は、この10月下旬に発表されたばかりの最新チップセットで、既に一部のメーカーから搭載ビデオカードが発売されています。

 一方、ATI製グラッフィックチップは、RADEON9800XT、9600XT、9600SE、9200SEというラインアップであり、こちらも9600XT以上は10月に入ってから、新グラッフィックチップ搭載のビデオカードが登場しています。

 この前のラインアップでは、ハイエンドチップからミドルクラスでは、RADEONが優勢で、NVIDIAとしては、コストパフォーマンスの良いDirectX9対応のFX5200が健闘しているという状況でした。今度のNVIDIAのFX5700Ultraには、1クラス上のFX5800で採用している技術を一部取り込んでおり、ベンチマークの結果を出して、ミドルクラス以上で巻き返したいということなのでしょう。

 ビデオカードメーカーの方は、これまでNVIDIA製グラッフィックチップを搭載したビデオカードを製品化してきたASUSが、今冬シリーズからATI製グラッフィックチップを搭載した製品をリリースしたのに対して、逆にGIGABYTEがNVIDIA製グラッフィックチップも採用しています。

 これからミドルクラス以上のビデオカードを購入する予定であれば、やはりNVIDIAとATIの新グラッフィックチップを搭載したビデオカードが本命でしょう。

http://www.asus.com/products/vga/vgaindex.htm
http://www.unitycorp.co.jp/products/vga_ati/detail/radeon-1.html
http://jp.giga-byte.com/VGA/Products/Products_NewProduct_List.htm
http://www.msi-computer.jp/company/press/?ID=72
http://aopen.jp/company/news/2003/gf-fx5950ultra.html
http://aopen.jp/products/vga/fx5950ultra-dv256.html
http://www.gecube.com.tw/
http://www.sapphiretech.com/VGA/9800-xt.asp
http://www.askselect.jp/
http://www.ask-corp.co.jp/news031105.htm
http://www.gainward.com/c-1.html?id=121
http://www.albatron.com.tw/english/it/vga/specification.asp?pro_id=80
http://www.leadtek.co.jp/3d_graphic/winfast_a380_ultratdh_myvivo_1.htm



  11/2版 TORICAから新型PCケース登場 
 
 TORICA(東海理化販売株式会社)から新型のPCケース
CA400S2-4802Sが発売されました。
 このケースの最大の特徴は、
内部フレームはスチール製でも、側面パネルなど外殻材質はアルミ製ということです。

 また
ケース内の温度上昇を抑えるため、サイドパネルにCPUなどの発熱対策用のダクトが付いていること、HDDドライブベイには防振・防音ゴムリングを採用していること、5インチベイがネジを使わないスクリューレスであることなど随所に最新の工夫が見られます。

 なお気になる方も多いドライブベイの数も、5インチベイが4、3.5インチベイが2、内臓3.5インチベイが4と通常の使い方では難点はないようです。

 電源ユニットは、自社製の400Wの「静(sei) II」シリーズを搭載しており、超静音ケースファンも1基搭載しています。
 この400W電源だけでも実売価格で1万円を切ってないのに、通販ショップのFAITHでは既に執筆時点でこのPCケースを17,700円で販売しており、極めてお買い得な価格設定がされています。

 TORICAは、PCケース、電源ユニット以外でも、ビデオカードなどのPCパーツを製品化しています。ビデオカードでは、
NVIDIA製のGeForceFXチップだけでなくATI製のRADEONチップを搭載した製品も意欲的に採用しており、ほぼ売れ筋のグラッフィックチップの搭載製品が揃っています。

 しっかりした国内企業のパーツが使いたければ、当然TORICAのパーツが候補となるのでしょうから、海外製のパーツと比べて、価格的にも買い易いのであれば人気が出ることでしょう。
このPCケースも仕様を見る限りにおいては、特に不満な点も見当たらず、最近値打ちな製品が多くなってきた他のアルミケースと価格でも勝負ということなのでしょう。

http://www.torica.com/index_j.htm



  10/26版 AOpenのUltra Valueシリーズのマザーボード登場 
 
 
AOpenから、新たにUltra Valueシリーズのマザーボードが登場しました。
 このシリーズの発表資料を見ると、FSB800MHzのPentium4用のIntel製i865PEチップセットを搭載した「AX4SPE-UL」とグラッフィック統合型i865Gチップセットを搭載した「AX4SG-UL」の2製品だけのようですが、マザーボード型番末尾にULと付くようです。

 既にAOpenからは、i865PEチップセットを搭載したマザーボードとしては、RAIDコントローラ、GigabitLAN対応チップやIEEE1394ポートを装備した豪華なAX4SPE-MAXと、こうした装備は省いた標準的な仕様のAX4SPE-Nとが発売されており、一見新しいUltra ValueシリーズAX4SPE-ULの製品化の狙いが解りにくいのです。

 細かく製品仕様を見ると、AX4SPE-ULAX4SPE-NにないGigabitLAN対応チップが採用されていることと、新たにEZinstallというドライバのインストールを容易にするソフトが含まれていることぐらいで、AX4SPE-Nとあまり変わらないようです。

 またBIOSの
アップデートはEzWinflashというソフトが用意されてますが、ダイハードBIOS搭載のAX4SPE-MAXにあるダイハードBIOS用のセカンドROMが、AX4SPE-ULの製品画像を見ると見当たらなく付いてないようで残念です。

 Ultra Valueというシリーズ名からは、標準的な製品よりは少し機能が良く、しかもコストパフォーマンスも良いというイメージのようで、コストがかかるセカンドROMが積めないのも止むを得ないことと思います。

 しかし
Ultra Valueシリーズは、人気のi865シリーズのチップセット搭載製品から登場しており、ASUSのXシリーズよりはハイエンド志向で売れ筋を狙っているのではとも思いますが、今後どのような他のチップセットの製品に拡大していく予定なのか関心があるところです。

http://aopen.jp/company/news/2003/ax4sg-ul.html
http://aopen.jp/products/mb/ax4spe-ul.html



  10/19版 最新グラッフィック機能搭載マザーボード
 
 
FSB800MHz対応Pentium4用のグラッフィック統合型チップセットとして、SiS661FXチップセットとIntelのi865GVチップセットが新たに登場し、これらのチップセットを搭載するマザーボードがGIGABYTEから発表されました。

 SiS661FXチップセットを搭載するGA-8S661FXMは、マイクロATX仕様で、シングルチャネルDDR400をサポートしていてもデュアルチャネルには対応してないこと、Serial ATAインターフェイスを備えてないことに注意が必要ですが、既存のマイクロATXのマザーボードしか使えない小型ケースで、手持ちのメモリーやハードディスクを使い回してアップグレードする場合には、コストが少なくて済むというメリットがあります。

 i865GVチップセットを搭載するGA-8I865GVMKは、マイクロATX仕様で、GIGABYTEの製品比較表を見ると、既存のi865Gチップセットを搭載するGA-8IG1000MKとスペック的には同じで、AGPスロットが付いてないだけのようです。

 ハイスペックなi865シリーズのチップセットで、グラッフィック機能を付加したi865Gチップセットは、価格的には割高となるため、オンボードグラッフィック機能があればビデオカードは不要と割り切ったユーザーにはAGPスロットを省くことで、安価に提供しようということでしょう。

 
グラッフィック統合型チップセットが、i865G、i865GV、SiS661FX、RADEON 9100 IGPと4種類も選択できるようになるのですが、FSB800MHz対応のPentium4が人気が高く売れ筋であるため、サードパーティー製のチップセットもリリースされるのでしょう。
(RADEON 9100 IGPについては、
9/21版 今週のトピックス」を参考にしてください。)

 
ATXケースのパソコンで、新たにPC3200メモリーを2枚購入し、デュアルチャネルDDR400として動作させたいということであれば、グラッフィック統合型チップセットでもi865GかRADEON 9100 IGPが本命となるのでしょうが、マイクロATXのケースでコストパフォーマンスを重視すれば、選択肢も多く、価格的にも買い易くなるのでしょう。

http://www.gigabyte.co.jp/nippon/8s661fxm/8s661fxm-m.html
http://www.gigabyte.co.jp/nippon/8i865gvmk/8i865gvmk-m.html
http://www.gigabyte.co.jp/nippon/p4-list.html
http://www.asus.co.jp/products/mb/socket478/p4r800-vm/overview.htm



  10/12版 SiS655FXチップセット搭載マザーボード登場
 
 SiS655FXチップセットは、FSB800MHz対応Pentium4用のチップセットであり、SiS製チップセットとしては、初めてデュアルチャネルDDR400をサポートしています。

 今のところ
SiS655FXチップセットを搭載したマザーボードは、GIGABYTEのGA-8S655FXシリーズのみ発売されているようですが、Intel製のi865PEチップセット搭載マザーボードより安価に提供でき、人気が出て売れそうであれば、多くの他のマザーボードメーカーからもリリースされるのでしょう。

 しかし
デュアルチャネルDDR400の対応については、2枚のPC3200メモリーがデュアルチャネルで動作可能かどうか慎重にメモリーを選ばなければならないという問題があり、せっかく値打ちなマザーボードを購入しても高価なメモリーしか使えないのではコストメリットがなくなってしまうのではと心配です。

 このメモリーの相性問題は、メモリーモジュールの品質やマザーボード側でもメモリーアクセスが改善されているようで、一時期ほど騒がれてませんが、
SiS655FXチップセットでもメーカーで動作検証済みのメモリーがリストアップされれば安心なので、このあたりの情報提供が大切なのでしょう。

 かつて
PC100SDRAMへの移行期やPC2100DDR-SDRAMへの移行期にも、メモリーの動作不安定が問題となったのですが、しばらくすると解消しており、選ばなくてもほとんどのバルクメモリーで問題なく動作するようになっています。

 Athlonでの
デュアルチャネルメモリーのサポートも含めて、そろそろPC3200メモリーのデュアルチャネル動作も心配なく使えるようになって欲しいもので、メモリー周りの不安さえなければ、SiS655FXチップセット搭載マザーボードの選択は、コストパフォーマンスの良い選択となるのでしょう。

 なお
「今週のトピックス-9/21版」で取り上げたATI製のグラッフィック統合型チップセットATI RADEON 9100 IGPも、デュアルチャネルDDR400をサポートするようで、これからの新チップセットはコスト重視のパソコン向けチップセットでも、デュアルチャネルメモリーのサポートが普通となるのでしょう。

http://www.gigabyte.co.jp/nippon/8s655fx-l/8S655FX-L-m.html
http://jp.giga-byte.com/MotherBoard/Products/ComparisonSheet_ChipsetType_SiS+655FX.htm



  10/5版 ASUSがRADEONチップ搭載ビデオカードを発売
 
 ASUSは、10月1日にATI RADEON チップを搭載したビデオカードをリリースすることを発表しました。これまでのASUS製のビデオカードは、nVIDIA製グラッフィックチップを採用しており、ATI 製のグラッフィックチップを搭載するのは初めてのことです。

 今回、一気に
RADEON 9800XT RADEON 9600XT RADEON 9600SE RADEON 9200SEチップを搭載した5種類のモデルラインナップされているのですが、特に9800XTと、RADEON 9600XTについては、今秋登場の最新チップで、既存のATI 製のグラッフィックチップを採用するビデオカードメーカーでも、これから使われていくチップです。

 
RADEON 9200SE搭載ビデオカードは、既に他社製品が販売されており、消費税込みでも1万円以下と、現在最も廉価なRADEONチップ搭載ビデオカードであり、3Dゲームが主用途でなければ実用的には十分で、とりわけコストパフォーマンスに優れています。

 RADEON 9600SE
以上は、DirectX9をサポートしている高性能ビデオカードであり、ASUSのビデオカードのスペックを見ると、新しい9600XTは既存の9600PROより上位であり、9800XTは9800PROより上位でRADEONシリーズ最高峰のビデオカードとなるようです。

 画質に定評があり、
3Dベンチマークも良い人気のRADEONチップを採用するビデオカードメーカーは増えてきていますが、ASUSがいきなり新チップを搭載するビデオカードをアナウンスするとは意外なことです。おいおいベンチマーク結果など詳しい情報が出てくるものと思いますが、それが楽しみです。

http://www.asus.co.jp/news/2003/20031001_ati.htm
http://www.asus.co.jp/products/vga/ati.htm



 
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