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<2002年6月-9月掲載分-今週のトピックス->  
 
<PC自作関係のニュース>

 このファイルは「My Free-style PC」の「PC自作コーナー」内のファイルです。
 検索エンジン経由で訪問いただいたのであれば、目次にもどり、最新情報を是非ご覧ください。



9/29版 AGP8X対応のGeForce4を搭載したビデオカード発表

 NDIVIAからAGP8XをサポートするGeForce4シリーズのMX440とTi4200が発表され、このAGP8X対応のビデオチップを搭載したビデオカードが各社から次々と発表されています。

 NDIVIA製のGeForce4シリーズは、半年ほど前から搭載されたビデオカードが発売されてますが、大きく分けてゲームユースなどパフォーマンスが重視されるハイエンド向けのTiシリーズと一般向けのMXシリーズがあり、それぞれメモリー実効クロック速度とメモリーバンド幅の異なる3製品がラインアップされてます。

 MX440は、MXシリーズの中でも、MX460とMX420の間に位置し、MX440を搭載したビデオカードは買い易い価格で、GeForce4シリーズ中で、最も数多くパーツショップに置いてある主力商品です。

 またTi4200は、Tiシリーズの上位のTi4600、Ti4400よりも少し遅れて登場したビデオチップですが、Tiシリーズ中最下位モデルであってもMXシリーズで省略された先進機能が盛り込まれており、やはりTi4200を搭載したビデオカードが数多く発売されている人気商品です。

 いわばNDIVIAは、現在の売れ筋商品からAGP8Xをサポートしたわけで、ATIがRADEON9700と9000を発売し、スペック的にハイエンド向けも一般向けも強力なライバルとなるビデオカードが出まわり始めたためと思います。

 AGP8X対応のサポートは、まだマザーボード側のチップセットでサポートしているものが出たばかりで、どの程度性能アップするのか結果がわかりませんが、将来はAGP8X対応が当然主流となるでしょうし、同条件で比べればある程度期待できるものと思います。


 
9/22版 Celeronプロセッサが2GHzに到達

 Intel製のバリューPC向けCPUであるCeleronの2GHzが発表され、既に市場に出回っています。
 Celeronは、AMD製のDuronと同様コストパフォーマンスに優れ、もともと自作パソコンよりメーカー製バリューPCに搭載されることが多いのですが、このバリューPC向けCPUのクロックが2GHzとなりました。

 Celeronのシステムバスクロックは400MHz、
2次キャッシュは128KBで、最新Pentium4の533MHz、512KBと比べれば、もちろん性能差があるのですが、実クロック2GHzのCPUが1万円台前半で購入できるのです。システムバスクロックの差はともかく2次キャッシュの差は、一般的なビジネスソフトなどのアプリケーションでは、その差があまり出ないものが多いのです。

 つい最近、Pentium
4の2.80GHzとAthlonの2600+が同時期に発表されましたが、Athlonの2600+はまだ手に入らないようですし、このところIntelの攻勢が目立ちます。AMDのロードマップでは次世代CPUのHammerも2003年前半に延期されてます。

 http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/020919.htm


 
9/15版 新チップセットSis648搭載マザーボード

 Pentium4対応のチップセットは、このところIntel純正のチップセットだけでなくサードパーティー製のチップセットも多くなっており、これを載せたマザーボードを選べるようになりましたが、この秋にはSis
648チップセットを採用したマザーボードが次々と発売されてます。

 マザーボードを購入する際は、まずチップセットを選び、そのチップセットが搭載されているものの中で比較して購入すると良いと思いますが、一般的に、サードパーティー製のチップセットは、純正のものより機能的に多機能で価格的にも割安な場合が多いのです。

 Sis
648チップセットを搭載したSoket478対応のマザーボードとして、ASUSのP4S8X、ABITのSR7-8X、GIGABYTEのGA-8SG667と主要なマザーボードメーカーの製品が出揃いました。

 いずれもSis648チップセットがカバーしているAGP8×とUSB2.0に対応し、ブリッジ間の転送速度が1GB/sと高速なことがパフォーマンス的なメリットで、GA-8SG667については、GIGABYTEの動作保証リストに載っている一部のPC3200 DDR−SDRAM(DDR400)をサポートしています。

 最近のAthlon用のチップセットのKT400を搭載したマザーボードも同様に、マザーボードメーカーが独自に一部のDDR400のサポートを表明しており、マザーボードメーカーとしては同じチップセットを採用すれば、それほど他社製品と違わない中で差別化に意欲的で、同じチップセットでも選択肢が広がってきており、少し調べて購入することが必要です。


  9/ 8版 MAXTORがハードディスクの新製品を発表

 ハードディスクは、最近100GB超の大容量のものが人気がでてますが、これまでMAXTORの製品は、ライバルのIBM、
WesternDigitalと比べて大容量のドライブでは遅れをとってました。

 このMAXTOR製の新しいハードディスクが発表され、
96日に日本法人の日本マックスストア株式会社から新しいハードディスクのラインナップを紹介するプレスリリースがありました。

 DiamondMax 16 とDiamondMax Plus9 の両シリーズが新たに加わったシリーズで、いずれも1プラッタ当たり80GBの高い密度のプラッタを採用し、最大160GBのドライブまで製品化され、既に量産出荷されているとのことです。

 DiamondMax 16は、モデル番号の頭が4Aが付くシリーズで、回転数は5400RPM、最大133MB/secのデータ転送速度を誇るATA133対応のドライブで、とにかく大容量のドライブを使いたい場合のシリーズという位置付けのようです。
 プレスリリースでは160GBまでのように読めますが、同社の製品情報を見ると4A200J0というモデル番号が記載されており、現在はまだ出荷されてないとしても、これは200GBのドライブではと思います。

 DiamondMax Plus9は、モデル番号の頭が6Yが付くシリーズで、回転数が7200rpmで性能面で最も高いパフォーマンスが出るドライブです。
 こちらも現在出荷されているものは
最大133MB/secのデータ転送速度のATA133対応のドライブですが、プレスリリースの資料を読むと本年12月からは、最大150MB/secのデータ転送速度のシリアルATA対応のドライブが製品化されるようです。同社の製品情報には既にSATA/150のモデル番号6Y060M0〜6Y160M0が記載されています。

 またプレスリリースでは、最近ネット通販などでは既に見かけるモデル番号の頭が6Eが付くDiamondMax Plus8 シリーズとMAXTORに合併した旧Quantamのドライブ名を継承したFireeball 3 シリーズについても紹介していますが、容量的には40GBまでのようです。

 http://www.maxtor.co.jp/release/2002/0906.htm

 実は私自身は、MAXTORのD740Xシリーズの6L080L4をつい先日買いました。
 MAXTORから新製品が出るという情報は知っており、日本マックスストアやMAXTORのホームページを見てましたが、プレスリリース前で何も載ってなく、ネットでDiamondMax Plus8 シリーズやFireeballの情報を見て大容量の新製品は出ないと勝手に思い込み、少し価格が上昇し品薄気味になってきた6L080L4をあわてて購入した次第です。
 今ならちょっと待ってDiamondMax Plus9を購入したのにと思うと少し残念です。

 ハードディスクを選ぶ際、確かにOSのインストールやFORMATだけでなくSCANDISKやデフラグなど速度が遅くては時間がかかってかなわないという面があり、そのため特に大容量ドライブでは速いにこしたことはないと思います。

 しかし速度重視であっても、発熱や騒音は気になるところで、特にPCのケースが小さい場合は発熱が小さいものを、また音が気になる環境では回転数が7200RPMより5400RPMのドライブを選んだ方が静かなことが多く、利用する人の選択が別れそうでハードディスクメーカーとしても多くのシリーズが用意されるようです。


 
9/1版 IntelとAMDの新しいCPU登場

 
Intel製はPentium4 2.80GHzと2.66GHzが、AMD製はAthlon 2600+と2400+が発表されてますが、Pentium4については、既に一部ショップで購入できるようになりました。

 新しいCPUが発売されると、従来のCPUは大幅に値下がりするのですが、今回は
Pentium4の2.53GHzや2.40GHzなど高クロックのものを中心に、一か月ぐらい前から値下がり続け、特に2.53GHzは、一か月前には7万円ぐらいであったのに現在は3万円ぐらいと半値以下となっています。

 これまで
2.53GHzは最高クロックのCPUであったため、値が高すぎただけとも言えますが、少し前から現実に2.80GHzと2.66GHzが店頭に出回りはじめてからの2.53GHzの価格の低下は驚くばかりです。

 CPUの買い時は難しいのですが、クロックが2倍となればパソコンの性能は、ベンチマークソフトを走らせれば概ね5割〜6割程度アップするもので、
2.80GHzと2.53GHzでは1割も差が出なく、取替えても実感できないと思います。

 今使っているCPUのクロックと比べて、倍ぐらいの差があるのであれば、載せ替えも選択肢になりますが、その場合でもベンチマークソフトや一部のCPUへの負荷が大きい作業以外では、つまり現在使っている多くのソフトではあまり速くなったことを体感できないものが多いと思います。

 前のCPUが1GHz程度であれば、値が下がった
2.53GHzは、これからがお買い得となりますが、クロック差の5割〜6割ぐらいが性能差と考えて、性能差以上にあまりにも割高となるものには手を出さないのが無難です。
 なお、メーカー製パソコンでは、原則乗せ替えが不可です。


 
8/25版 デジタルカメラの人気商品とトレンド

 
 最近デジタルカメラは、新製品が次々と出てますが、超小型で軽量、デザインがおしゃれなCASIOのEXLIMシリーズやSONYのサイバーショットU DSC−10が発売され、従来の写真を撮影する煩わしさから開放されてライフスタイルが変わってきそうです。

 
カメラの性能としては、EXLIMシリーズが124万画素、DSC−10が130万画素でいずれも光学ズーム機能がなく、最新のスペックとしてはもの足りなく感じるのですが、何よりも美しいデザインでポケットに入れてどこへでも手軽に持ち運べるのが魅力的です。
 また、家に帰って気に入った写真のみ自分ですぐプリントできるという楽しみは、まさにデジカメのメリットが感じられる使い方です。

 スペックが低いといっても、130万画素もあれば昔のフィルムのコンパクトカメラ並みの画質で、普通のL版サイズの写真では、130万画素と200万画素、300万画素でそれぞれ撮影した写真を比べてみても区別がつかないことの方が多いようです。

 むしろ高画素タイプのデジカメでも、せっかく高画質で撮影していても被写体が目をつぶっているなど気に入らなければ無駄であり、あまり画像サイズが大きいと何枚もとれないし、むしろ普段のスナップでは何枚も撮ったほうが気に入った写真が撮れる可能性が高く133万画素ぐらいで設定したほうが便利です。L版より大きな版ばかりで印刷していては印刷コストも大変です。

 もう少し画質を重視したいという場合は、 200万画素クラスですとTOSIBAのSORA T10とMINOLTAのDimageXが同じく軽量でデザイン重視のコンセプトのデジカメで、特にDimageXは今流行の光学3倍ズームの最軽量カメラです。

 またPANASONICのDMC−F7やCANONのIXYは、小ぶりでもやや中途半端で、むしろFUJIのF401は少し重いのですが記録画素数が400万画素と画質を売りにしており、予約しないと手に入らない店もある人気商品です。

 一眼レフ並みの性能のデジカメが欲しい場合は別ですが、コンパクトカメラとしてはデザインは好みでしょうが、小型で軽量というのが使い勝手も良く、これこそがコンパクトカメラだと思います。
 ただし今のところ価格的には割高ですし、今後は各社からもう少し高画質の小型軽量カメラが出てくるように思います。


 
8/18版
 PC3200DDR-SDRAMの量産始まる

 秋葉原で、メモリーメーカーの最大手であるSAMSUNG製の純正品であるPC3200DDR−SDRAM(DDR400)が販売されはじめました。

 PC3200DDR−SDRAMは、生産技術面でのハードルが高く歩留まりが悪く、大手メーカーの中でも、PC3200(DDR400)の生産はパスし、次世代のDDRUの開発に入っていくことを表明しているメーカーもあります。

 しかしSAMSUNGは、大手のメモリーベンダーの中でも、PC3200の生産に意欲的で、現実に純正品が出回り始めたということは、後は年末に向けて量的に拡大していくのではと期待できます。

 次世代のDDRUは、Intelが2004年にサポートすると表明してますが、それはまだ先のことで、しばらくの間はデュアルDDRでつなぐ路線がメインではないかとみられてましたが、大手メーカーがPC3200の量産体制を敷くことによって様子が変わってきそうです。

 つまり、デュアルDDRをサポートするチップセットが出てくるとしても、ハイスペック機の主力メモリーの一つとしてPC3200が選択されるようになりそうです。PC3200は一部の自作マニアが使うだけのメモリーではなくなるようです。
 
 なお、最近のメモリー価格については、6月中旬から7月末にかけて主としてDDR−SDRAMを中心に価格が急騰しましたが、8月初旬に上昇が止まり、以降少しづつ低下してきています。

 このまま徐々に値下がり続ければ、2か月後には値上がり前の水準に戻ることになりますが、本来何もなければトレンドとしては少しづつ値下がりするのが普通で、そう期待したいものです。


 
8/11版
 ダイレクトプリンターの機能と比較

 パソコン周辺機器の中でも、プリンターは比較的長い間使える機器の一つですが、このところデジタルカメラが画質も良くなりブームで、高画質の写真をプリントするためにプリンターを買い換えたいというニーズが多いと思います。
 そのため、プリンターも写真印刷のために便利な機能が付加されてますが、特に最近、パソコンを使わなくても直接印刷できるダイレクトプリント機能のある機種が発売されてます。

 最初のダイレクトプリンターは、EPSONのPM-790PTで、最近その後継機のPM-850PTが発売され、またCANONからはBJ535PDとBJ895PDの2機種が発売されてます。いずれも、デジタルカメラの記録メディアを挿入するスロットを装備し、パソコンを介さずに記憶メディアから読み取りダイレクトで印刷できることが便利なのです。

 上記4機種を比べてみると、EPSONのPM-790PTは現在では2万円以下とお値打ちで購入者の評判も良いようですが、どうも大きなサイズで高画質でダイレクト印刷すると時間がかかる、つまり印刷速度が遅いという欠点があるようです。大きな写真はあまり印刷しないし、時間がかかっても構わないのであれば、在庫のあるうちに購入するとお買い得だと思います。ただし、スロットで使う記録メディアとして、コンパクトフラッシュ以外を使うときは別売のアダプタが必要です。

 新しいPM-850PTは、この印刷速度が改善され、倍のスピードとなっていること、パソコンからの出力なら2880
×720dpiの高画質に対応しているなど基本性能のアップに加えて、記録メディアを読取るスロットが、コンパクトフラッシュだけでなく、スマートメディア、メモリースティックにも対応しています。SDメモリーカード以外はそのまま使えるのです。またEPSONのプリンターは写真用としてロール紙が使えるのも利点で、特にPM-850PTでは、ロール紙のオートカットができ便利です。

 CANONのBJ535PDとBJ895PDは、PM-850PTよりさらに印刷速度が速く、特にBJ535PDは、現在2万円台前半と低価格でもダイレクト印刷が最も速く人気があります。 BJ535PDとBJ895PDを比べると、インク色数が4色と6色など写真画質面で差があるようです。

 このCANONの2機種は、EPSONのPM-790PTと同様、スロットで使う記録メディアとして、コンパクトフラッシュ以外を使うときは別売のアダプタが必要です。

 ただしスロットに記録メディアを挿すカードダイレクトとは別に、同じCANON製のデジタルカメラの最近の一部機種との間で、専用ケーブル接続できるカメラダイレクトという機能があり、CANON製の対応カメラをプリンターと一緒に購入する場合は、良い選択と思います。

 4機種とも、それぞれメリットがあり、デジタルカメラの画素数や記録メディアによっても選択機種が違いそうですが、画質については店で印刷サンプルを見て選んではと思います。

http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/pm850pt/pm850pt1.htm

http://www.canon-sales.co.jp/bj/lineup/895pd/index-j.html

http://www.canon-sales.co.jp/bj/lineup/535pd/index-j.html


 
8/4版
 バーテックス リンクの新ブランド「Mercurio」

 バーテックス リンクという会社は、一般ユーザーには馴染みが薄いと思います。私自身、これまで「RD1 ROM焼きだいじょうぶ!」というBIOS書き換えの際の便利なツールを使ってますが、その取扱会社である程度のことしか知りませんでした。

 この
バーテックス リンクが、台湾の有力企業と提携し、日本市場向けの新ブランド「Mercurio」メルキュリオを立ち上げ、「Mercurio」ブランドのマザーボードとビデオカードの取扱いを始めるようです。

 同社のホームページをあらためて確認すると、GIGABYTEやABITのマザーボード、Leadtekのビデオカードなど定評のある製品を取扱い、その日本語マニュアルを提供しており、DIYユーザーをサポートしようという姿勢が感じられます。

 今のところ
「Mercurio」ブランドの製品がどの程度ユーザーに支持されるのか解りませんが、低価格でスペック的に良いものというイメージが持てそうで、例えばチップセットが同じマザーボードやビデオチップが同じビデオカードを選ぶ際、つまり同じ土俵の製品があれば選択肢の一つになると思います。

 http://www.vertexlink.co.jp/news/press/index.html


 
7/28版
 メモリー価格は上昇傾向・先行き不透明

 最近、メモリーの価格が高くなってきています。このところ流通量の多いPC2100DDR−SDRAMの256MBで6月に4000円台で横ばいであったのが、7月に入って5000円を超えてその後上昇し現時点では7000円を上回っています。同じくPC2100の512MBでも1万円を切って購入できるレベルから7月に入って上昇に転じています。

 また最近のパソコンの主力メモリーであるPC2700DDR−SDRAMも、256MBでPC2100との価格差が1000円以内に縮まっってますが、傾向としてはやはり上昇に転じています。

 その他のSDRAMやDRDRAM(RIMM)については、大きな値動きがあるということではありませんが、本来少しずつ値下がりしていくべきところが、若干値上がりしているものが多いという状況です。

 元々メモリーは需給バランスにより価格が変動するものですが、今回はやや円高傾向のもとで本来価格が下がっていくべき状況で、流通量の多いメモリーほど価格が上昇してますので、半導体メーカー側での採算の問題とか次期主力メモリーに生産を移行しようとしているとか、供給サイドでの事情があるのではないかと思われます。

 例えば、PC2100DDR−SDRAMの256MBの価格の推移をみてみると、昨年4月に2万円ぐらいから市場に出回り始め、その後3か月経たないうちに1万円を切り、夏から秋にかけて3000円台まで徐々に下がりつづけ、冬に入る頃に急騰し、年明け以降8000円台から再度下がりつづけ、4月以降値下がりが大きく、今回の上昇の前には5000円を切るという水準になっていたという経過を辿っています。

 PC2100の256MBのメモリーは、パソコン本体メモリーとしてはそろそろ大口需要も尽き、今後は古いパソコンの増設などで使われるぐらいの時期に差しかりつつあり、本来なら需用も供給も減少し価格もあまり変動しなくて当然のように思います。

 特にユーザーの立場でみると、いくら価格が安くても、次にCPUやマザーボードを交換したときにメモリーも買い換えないと使えないというのでは、かえって本当に安かったのかと疑問に思うのですが、むしろ最近ではメモリーを買い換えないと使えないことの方が普通になってきています。

 つまり、値ごろなCPUとメモリーを使えば、相当コストパフォーマンスの良いパソコンが組めるようになった一方、先々寿命の長いある程度のスペックのパソコンを組む場合は、その時点でCPU、マザーボードを選ぶと、新しいタイプのメモリーしか使えないことが多いということです。またパフォーマンスを重視するのであれば、例え古いタイプのメモリーが使えるマザーボードがあったとしても、スペック的なバランス上選ばないほうが良いように思います。

 メモリー単体だけで見れば、新しく出回り始めて2〜3か月経って買うのが良いように思いますが、CPU、マザーボードと一緒に買うとなるとメモリーの価格ばかり気にしてられないのです。
 幸いCPUはメモリーと異なり、発売されて以降大幅に値上がりすることはまずなく、時とともに値下がり続けるので、CPU、マザーボード、メモリー
を合わせて予算の目安を立てるのが現実的です。 
 
 メモリー価格の変動の背景には、新しいメモリーの技術開発が難しいことや採算ベースでの生産継続が難しいことなど半導体メーカー側の事情だけでなく、IntelやAMDの次のCPUでどのようなメモリーをサポートするのかというメモリー戦略とが複雑に絡んでおり、今回のメモリー価格の上昇の背景には、次の主力タイプのメモリーが不透明であるということが根本にあるように思います。

 昨年冬にDDR−SDRAMの価格が一旦上昇しましたが、Intel製CPUで、DDR−SDRAMを今後主力として使えば当然需要増が見込まれるという時期でもあり、様々な要因があるとしても、大きく動くときには主因があるようです。

 所詮外野からの推測にすぎませんが、今回の上昇も、次はDDRからデュアルチャネルDDRへと一応路線が引かれており、そろそろ開発が本格化する時期であるとしても、技術的な問題や、その移行の時期などいろいろ問題があるのではと思います。これまでも、新しいメモリーの開発は難しく予定どおりいかないし遅れがちになっているように思います。


 
7/21版
 ブロードバンドルータの高速化

 ADSLなど高速回線に対応したルータを最近ではブロードバンドルータと呼んでますが、ルータは元々パソコンを繋ぐネットワーク機器であり、複数のパソコンでADSLを利用する場合にはルータが必要です。しかしADSL回線では、パソコンの電源を入れている間は常にインターネットと繋がっており、1台のパソコンしか使わなくてもセキュリティー強化のためにルータを用いると安全なのです。

 昨年夏のYahoo!BB8メガADSLサービス開始当初は、十分スループット値が高くてボトルネックとならない性能を備えたルータは、それ程機種が多くなく、YahooのBB Shoppingで扱っていたのもプラネックスとコレガのルータぐらいでした。

 中でもプラネックスのBRL-04Fは当時Yahoo推奨ルータでしたが、つい先日この後継機であるBRL-04FBが発売され、早くもBBShoppingで1万3800円で販売されてます。
 このBRL-04FB
実行スループット値最大91MbpsとFTTH(光ファイバー)による高速通信でもネックとならない性能で、UPNP(Universal plug and play)に対応し、セキュリティー関係の設定項目も多くなっています。

http://st5.yahoo.co.jp/bbt/a5d6a5eda1bca5c9a5d0a5f3a5c9a5eba1bca5bf.html

 ルータでは、セキュリティー
を重視するとスループット値が少し犠牲になるという傾向があります。このプラネックス製でもBRL-04FWという通信に必要なアプリケーションのポートだけを開き通信を終了すると全てのポートを閉じるステートフル・パケット・インスペクション方式を採用してファイアウォール機能を強化したルータがラインナップされてますが、スループット値が低くて、今後もっと速い回線を使うことを考えると今購入するのは苦しいと思います。

 ADSLモデムのリンク速度をみてスループット値には気をつけるべきですが、セキュリテー面では、今市販されているのはどのルータでもホームユースパソコンでは大きな問題はないように思います。
 例えれば、家に鍵がついてないと不安で住めませんが、鍵は最新のピッキングをブロックするものに常に変えなくても大丈夫ではという感じです。

 ルータはちょくちょく買い替える物ではないですし、私自身の回線のリンク速度では、現在使っているコレガのルータの実効スループット値で十分ですが、これまでルータを使ってない方は、メーカー各社から次々と高スループット機が発売され、高速化、低価格が進んでますので、この際ルータの導入を検討されてはどうでしょうか。


 
7/14版
 新ビデオチップ搭載のビデオカード登場

 現在、多くのパーツショップで販売しており入手し易いビデオカードは、NVIDIA製チップのGeForce4シリーズとATI製のRADEONシリーズのビデオカードですが、今後は少し選択の幅が広がるようです。

 まず、Sis製のXabreシリーズですが、このシリーズの上から2番目のチップのXabre400を搭載したビデオカードが各社から発売されてます。このXabreシリーズは、初めてAGP8xに対応していることが画期的ですが、Xabre400を搭載したビデオカードの価格が1万円台前半と入手し易い価格に設定されてます。

 次に、Matrox製のParhelia
−512を搭載したビデオカードが、まだ国内では一般には手に入らないようですが発売されてます。Matroxは、かつて2Dカード時代の名門で、最近はG450/G550を出してましたが、3Dには強くないというイメージが定着してました。
 今度のParheliaは、新機能が盛り込まれた強力なビデオチップで、特に画質については評価する人が多いと思いますが、実売価格が6万円弱と高価になるようです。

 
ビデオカードは、超高級品と一般的なものと2極化しているように思いますが、3Dゲームや動画編集がパソコンの主用途であれば、高価なビデオカードも役立つと思いますが、通常の使い方ではCPUより高いビデオカードには手を出せないように思います。

 
GeForce4もTiシリーズ、MXシリーズともに、各社から次々とビデオカードが発売されており選択の幅が広がってますが、新しいビデオカードはドライバのこなれぐあいも気になるところです。


 
7/7版 
AMD製次世代CPUのHammerの情報

 AMDの次の世代のCPUであるClawHammerは、まだ来年にならないと入手できないのですが、チップセットベンダーやマザーボードメーカーでは、Hammer対応のチップセットやマザーボードの開発に入っています。

 AMDのCPUは、K6時代を経て、K7になってからCPUにAthlon、Dulonというネームを使い始めましたが、このK7のAthlonは、コードネームとしては、Thunderbird、Palomino、Thoroughbredと続き、次のHammerはK8、まさに新世代のCPUとして力を入れているようです。

 Hammer用のCPUソケットは754ピンであり、これまでのsocketAタイプのCPUソケットには装着できないので、当然新しいマザーボードが必要となりますが、マザーボードに搭載するチップセットも新しいものが各チップセットベンダーで開発が進められています。

 AMDの発表によると、同じ周波数のAthlonXPとHammerを比べたときに25%性能が向上するようですが、その技術的な背景は、メモリーインターフェースの統合がメインのようです。つまりCPUからメモリーにチップセットを経由しないで直接アクセスできるようになるためです。

 最近では、グラフィックス統合型チップセットを積んだマザーボードを選ぶ人も多くなってます。別途ビデオカードを購入しなくてもグラフィックス性能もまあ悪くなく、コストパフォーマンスが良いため、私自身も今度はグラフィックス統合型チップセットを積んだマザーボードで良いのかなと思っていたところです。

 しかし、Hammerでは、メモリーインターフェースの統合により、かえってHammer向けのグラフィックス統合型チップセットの開発が難しいようです。Hammerが市場に出るのは年明けと半年先のことですから、それまでに開発されるのかもしれませんし、元々Hammerを使うユーザーは性能面でビデオカードを使うことが多いとは思います。


 
6/30版 
KT400を搭載したマザーボード展示

 まだ市販されてないようですが、VIAのチップセットKT400が搭載されたマザーボード(MSIのKT4Ultra)の展示が始まったようです。

 VIAのAthlon用チップセットの前モデルはKT333ですが、このKT333を搭載したマザーボードが各ボードメーカーから発売されてまだ半年ぐらいしか経ってなく、開発のテンポは早いなと思います。

 KT400は、PC3200 DDR−SDRAMが使えるのが最大のメリットですが、実はこのPC3200 DDR−SDRAM事体は、まだ値段が高いものの少し前から入手できます。むしろチップセットの方が遅れていたわけですが、購入する側はこれで迷うことになります。

 昔は、こんなに早くメモリーのタイプが変わっていくことはなかったのです。KT333で対応しているPC2700 DDR−SDRAMが買い易い価格になってきてますが、まだPC2700を持っている人も少ないような状況で、PC3200に主流が移っていくようです。

 パソコンの性能面でみると、もちろんCPUのクロックが高いほどよいのは当然ですが、CPUの内部クロックだけでなくメモリーの対応性能も重要な要素です。

 しかし、かつてPC66からPC100になったときは、1.5倍のクロック差があり性能差が実感できましたが、PC2700とPC3200ではそんなに大きな差はないように思われます。

 なお、KT400は、AMD製のK7ベースのプロセッサ(CPU)向けのチップセットですが、K7ベースのプロセッサは、新しくThoroughbredコアを採用したAthlonXP2200+が発売されました。

 しかし既にAMDでは、このThoroughbredコアの次の世代のコアのHammerの開発が進んでいます。Hammerコアのプロセッサは、また新たなチップセットが必要で、チップセットがKT400のマザーボードでも使えないようです。

 現時点では、AthlonXP2200+が発売当初から買い易い価格であり、KT400はこのAthlonXP用の最新のチップセットなので、MSI以外のマザーボードメーカーからもKT400を採用したマザーボードが発売されると思います。


 
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