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<2003年1月-3月掲載分-今週のトピックス->
 
<ADSL関係の話題>

  3/30版 Yahoo!BBのリーチDSLの動向
 
 Yahoo!BBのリーチDSLは、ほぼ1年前から、距離が遠くてリンクしない、あるいは速度が異常に遅くて支障がある場合に使われてきました。
 このリーチDSLは、パラダイン社のReachDSL技術が採用されたモデムを使用しており、下り最大960Kbpsの速度に制約されますが、他のADSLサービスより低い
160KHzまでの周波数帯域しか使わないため、長距離でも利用できる可能性が高いのです。

 昨夏、オーバーラップ方式を採用し比較的距離に強い12Mサービスが始まり、中にはリーチDSLから12Mサービスに乗り換えるユーザーもあり、既存のリーチDSLユ−ザーは、そのまま使うユーザーが多いとしても、新規の申込みでは距離が遠くても12Mサービスの提供が中心となるのではと思ってました。

 しかしYahoo!BBは、再度リーチDSLのPRに力を入れ始めたようです。これまでは原則として始めからリーチDSLは申し込めず、距離が遠すぎて実用的に使えないユーザーの言わば非常手段であったのが、これからはリーチDSLの申込みも受け付けるようです。

 リーチDSLは理論値で距離9kmまで接続が可能のようで、12Mサービス(対象7km)よりも、さらに距離に強いでしょうし、距離7km以内でも12Mサービスで速度が1Mbpsに届かない可能性があるNTT収容局から5km以上離れたユーザーでは、8Mサービスの利用料金ですむリーチDSLは無難な選択でもあり、メリットがあるのではと思います。
 (距離による速度の水準は、「ADSL12M速度分析速報」の<集計編>と<分析編>を参考としてください。)

 これまで、リーチDSLのポートの空きがないということもあったと思います。12Mサービスの対象距離内のユーザーが乗り換えて、ポートに余裕ができたのかもしれませんが、NTT収容局から遠いユーザーの選択肢が増えることは良いことだと思います。

http://bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/service/reach/index.html



  3/23版 Yahoo!BBのNTT回線使用料の改定
 
 NTT東西の接続約款の変更認可を受けて、ADSL接続サービスを利用するためのNTT回線使用料が平成14年4月1日に遡って改正されましたが、ADSL接続サービスを提供する各社が利用者から徴収する料金をどうするのか難しいという側面があります。

 NTT回線使用料は、どうもADSL接続サービス業者がNTT東西に代わって代理で徴収するものという考え方のようですが、利用者との契約では、遡って適用するのかどうかまで各社とも明示されていないと思います。

 今回の改定による電話と共用するタイプ1の使用料は、NTT東日本が月額173円から168円に値下げ、NTT西日本が173円から176円に値上げとなり、東西で逆の値動きとなる明暗のある改定で、特にNTT西日本エリアでは、値上げは利用者に遡及適用しにくいという問題があります。なお電話と共用しないタイプ2は、NTT東日本が月額1790円から1690円に値下げ、NTT西日本が1803円に値上げとなり少し差がつきます。

 Yahoo!BBの今回の発表では、遡らず平成15年4月1日より、改定料金を適用するということですが、他の業者のホームページでは、まだ東日本エリア、西日本エリアともにタイプ1で173円のままになっていたり、既に東は168円、西は176円と知らないうちに訂正されていたり、まちまちです。

 このことには根本的な2つの問題があります。一つはNTT回線使用料はユーザーからADSL接続サービス業者が代理で徴収するものなのかどうか、価格改定はユーザーに遡及適用できるものかどうかということです。

 代理で徴収しているのではなく、コロケーション費用(NTT収容局に設備を設置する費用)などと同様に、ADSL接続サービスを提供するためのコストであるという見方もできるのです。しかしADSL各社では、月額利用料金とは別途表示していることが多く、ユーザーがNTTに支払う料金を代理で徴収しているというスタンスなのでしょう。

 かつてADSLを申し込んでも、NTT回線工事ができなくて長期にわたり開通しないという状況が続きました。当時NTTは、回線工事の申込みを受けつけているのかどうか、回線工事が終了したかどうか照会しても、回線業者に聞いてくださいとのことで回答せず、ユーザーを契約当事者としてみてないのです。玉虫色ということはあまり好ましいことではないと思います。

 また消費税でも内税と外税の表示がありますが、消費者から遡及して徴収することができるのでしょうか。また逆に返金しなければならないことなのでしょうか。

 既に「
今週のトピックス12/22版と2/16版」で取上げてますが、元はといえば、総務省の事業者用の専用線サービス使用料は利用料金に転嫁されない、ADSL接続サービス使用料は、利用料金に反映されても少額で大きな問題ではないとの考え方が甘いのです。
 利用料金に転嫁されるべきものであるならば、一年近く前まで遡って適用することは契約上無理があり、遡及しなくてもよい料金改定システムに改めるべきと思います。

 
http://www.softbankbb.co.jp/press/2003/p0318.html



  3/16版 アッカのADSLエントリーサービス
 
 アッカは、下り最大1Mbps、上り最大512Kbpsで低価格な「ADSLエントリーサービス(1M)」の提供を始めました。このADSLエントリーサービスに対応しているプロバイダは、現時点ではTikiTikiインターネット、hi−ho、BIGLOBEの3プロバイダで、TikiTikiインターネットについては、既に
「今週のトピックス-3/2版」で取上げた期間限定サービスのことです。

 アッカの発表によるとその狙いは、ADSLを試してみたいけであまり使わないようなインターネットのライトユーザーにあるようで、インターネットの利用頻度の高いユーザーは既にADSLを導入している割合が高くなってきており、なるほどと思えるアイデアです。

 確かに、常時接続という利便性は大きく、速度は1メガであっても使い方によっては実用的に十分ともいえるのです。またリンク速度を確認してから、8M(10M対応)サービスにモデムを交換しなくても変更できるとのことで、速度が期待できる環境であれば容易に乗り換えができるようです。

 このエントリーサービスの申込みは、8Mモデムがサポートできる距離、NTT収容局から自宅までの直線距離が4kmまでのユーザーに申し込みを限定しており、もし4km以上であれば、初めから距離に強い
オーバーラップ方式が使える12Mサービスの利用を勧めています。

 ADSLエントリーサービスから12Mサービスへの乗り換えは、全ての既存のサービスが変更初期費用を負担してできるように可能でしょうが、モデムの交換が必要であり、やはりエントリーサービスからは8M(10M対応)サービスへの乗り換えが、おそらく乗り換え時のADSLを利用できない空白期間もなくて簡単のようです。

 対応プロバイダのうちTikiTikiインターネットは、既に3月12日から9月31日まで申込み受付中で、hi−hoは3月17日から6月15日までキャンペーン期間、BIGLOBEは4月下旬から3ヶ月間、期間限定で受け付けるとのことです。

 利用料金は、月額利用料がTikiTikiは1450円(通常料金)、hi−hoは1960円、BIGLOBEは2000円で、いずれもモデムレンタル料500円とNTT回線使用料が別途費用としてかかります。どこも他の8Mサービスより低価格ですが、先行するTikiTikiが料金的にも安くなっています。

 なお、将来8M(10M対応)サービスに乗り換えるときは、TikiTikiとBIGLOBEは無料でアップグレードができると謳ってます。またhi−hoは、これまでフレッツとイー・アクセスの回線を使ったADSLコースを設けており、今度はアッカの回線を使う「まとめてADSL−A」コースとして、このエントリーサービスと12Mサービスを新たに設けてます。大手プロバイダ間の競争も大変なのでしょう。

http://www.acca.ne.jp/provider/entry/index.html
http://www.tiki.ne.jp/service/tikiadsl/acca_1m.html
http://home.hi-ho.ne.jp/campaign/acca/
http://www.biglobe.ne.jp/whatsnew/fax/030306.html



  3/9版 OCNがバックボーン回線を増強
 
 NTTコミュニュケーションズは、3月4日に、同社が運営するOCNのバックボーン回線を4月までに東京・大阪間の帯域を20Gbpsに増速するなど高速化を行い、国内最大級のバックボーンを構築すると発表しました。

 このIPバックボーンの図を見ると、東京、大阪間は従来9.6Gbpsを20Gbpsへと倍以上の増強であっても、名古屋、広島、福岡は大阪から4.8Gbpsで、仙台、札幌は東京から4.8Gbpsで接続されており、主要都市間は意外に細いのではと感じてしまうのですが、トラッフィックの状況次第でしょうから、当面はこれで十分なのでしょう。

 また東京、大阪からの海外へのアクセスは、東京、大阪合わせて8Gbpsを26Gbpsへと3倍以上の増速を図り、国内対外接続は、国内初の10Gbpsインタフェース対応の「JPNAP10Gbpsインタフェースサービス」を導入することで強化を図っています。

 
ADSLの急速な普及で、確かにインターネットでのトラフィックの増大は著しく、速度測定サイトで夜間の混雑時間帯に速度が遅いという報告が多くなっており、インターネットサービスプロバイダのバックボーン回線がネックとなっていると疑われる事例が多くなっています。

 OCNでは今後の展開方針として、10ギガビットクラスの大容量回線の導入など、十分な帯域と接続性の確保を図っていくとのことで、他のプロバイダも見習って、苦情が出る前に早めに対応することを期待したいものです。

http://www.ntt.com/release/2003NEWS/0003/0304.html



  3/2版 TikiTikiインターネット1Mタイプを期間限定受付
 
 TikiTikiインターネットは、岡山市に本社がある(株)エヌディエスが運営するインターネットサービスプロバイダであり、昨年11月にアッカ・ネットワークスと提携して、アッカの回線を使用した下り最大12MbpsサービスACCAプランを始めました。

 2月28日に、このACCAプランに1Mタイプのサービスを新設し、9月30日までの期間限定で申込みを受け付けるとの発表がありましたが、新規には12Mサービスが申込みの主流の時代にユニークな試みです。

 アッカのサービスは、これまで12M、10M(旧8M)、1.5Mとあり、通常の月額利用料金は、例えばSonetでは、12Mが3653円に対し、1.5Mが2953円と新規申込みなら12Mサービスを選ぶのではという価格差ですし、1.5Mではモデムの販売料金を19800円から5000円に割引いて捌いているようにも思えるのです。

 TikiTikiは、これまでACCAプランは12Mしかなく、発表を見て、まず1.5Mの間違いではないのと驚きましたが、それもNTT局舎側の設備やモデムのことを考えると、そんなことができるのかと不思議に思えるからです。

 よく読むとモデムはレンタルですから既存のものかもしれませんし、通常の料金は月額利用料金が1450円、レンタルモデム代が500円、NTT回線使用料が173円の合計2123円で、さらに3ヶ月間は月額利用料金が1000円引きですから確かに割安感があり、利用頻度の少ないユーザー向けに良く考えてあるように思います。

 (株)エヌディエスは1997年に事業開始以来、大都市以外でのサービスの提供に力を入れてきたとのことで、これも効率的な運営からみれば不利ですが、こうした単に価格競争だけではない他社との差別化が伸びていく要因となるのかもしれません。

 2月28日の総務省の発表によれば、1月末のDSL加入者数は全国で約612万人、単月の増加数は50万人弱と、増加数50万人を上回った12月には及ばないものの急速に普及が進んでいることに変わりがないのです。

 しかし、既にインターネットを多用するユーザーはブロードバンドを導入している中で、まだ2000万人のダイアルアップユーザーがいて、毎日そんなには利用しないユーザーが多いでしょうから、利用が少ないユーザーのダイアルアップ並の料金であるTikiTikiの試みは受け入れる土壌があると思えるのです。やはり多様なサービスの提供があるのはユーザーにとって好ましいことでしょう。

http://www.tiki.ne.jp/news/news030228.html



  2/23版 NTT西日本が「いまただ割引」を実施
 
 平成15年3月1日から4月30日までの間に、フレッツADSLを申し込むと、利用開始月から翌々月の最大3ヶ月間は、NTT西日本のADSL利用料が無料となるキャンペーンが始まります。

 もちろんプロバイダ料金は、各プロバイダの規定どおり別途費用がかかりますが、モアの場合は月額2900円(マイラインプラス割引適用料金2610円)のADSL利用料が適用期間中無料となります。

 既にNTT東日本は、2月1日から「2ヶ月無料キャンペーン」を実施しており、比べてみるとNTT東日本では無料対象となる機器(ADSLモデム、スプリッタ)利用料は、NTT西日本では無料対象外ですが、無料期間は開始月の分長く、期間中に限ればユーザーの支払額はNTT西日本が実質的には安くなるケースの方が多いと見込まれます。

 NTT西日本としては、NTT東日本との経営体力の差による料金設定が時の話題となっており、月額利用料金でも200円高いように、キャンペーンではNTT東日本についていけないと思ってましたが、たとえ後発でも思い切ったキャンペーンは実施しにくいという中で、苦労して工夫して頑張っています。

 逆に言えば、先週の「今週のトピックス」で取り上げた、ADSL回線使用料の東西格差の件では、総務省の審議会での、料金設定は原価で算出すべきでADSL接続サービスも東西別料金だから、わずかなNTT西日本の回線使用料の値上げは構わないという理由が、逆の動きでも通るのかと疑問視されそうです。

 むしろ接続約款変更の再申請は、経営体力に基づくとしても値上げは認めにくいだろうというNTT西日本の総務省へのあてつけの再申請が、現実になってしまったというお粗末な話にも思えてくるのです。

 今回のNTT西日本のキャンペーンでも、プロバイダ料金が別途必要なことを考えれば、競合他社と比べ価格的にも決して有利ではなく相変わらず厳しい状況と思います。
 むしろ、同時に始まったBフレッツの「いま光割引」の方が意欲的な取り組みと思いますが、まだBフレッツを利用できる地域は極めて限られている状況です。

http://www.ntt-west.co.jp/news/0302/030221b.html



  2/16版 NTT東西の接続約款変更の認可
 
 2月14日に総務省は、昨年12月16日にNTT東日本とNTT西日本から再申請のあった接続約款変更について、申請どおり認可すると発表しました。

 この接続約款の変更事項には、ADSLの回線使用料の変更が含まれていること、この回線使用料が現行173円(タイプ1)から、NTT東日本では168円に値下げ、NTT西日本では176円に値上げとなり東西逆の動きで均一料金に差がつくことから注目されてますが、むしろ今回は一度不認可後の再申請であり、再申請に至る経緯として総務省が均一料金を否定したということが大きな問題のように思います。<参考:今週のトピックス12/22版>

 今回の再申請についても審議会に付議され、審議会での意見募集では、多くの意見が寄せられています。もちろん他の大きな変更事項も含まれており、ADSLの回線使用料の変更は少額ですが、やはり東西均一料金の是非に関する意見が多くでています。

 西日本エリアの自治体(県)は格差拡大の観点で当然反対の意見ですし、KDDI、日本テレコム、Jフォンなど電話系の会社は、NTT東に余剰利益が生じるので東西別料金は歓迎、不採算サービスでのコスト削減努力が足りないと手厳しい意見ですが、簡単にいうと儲けを返せということです。

 ADSLサービス業者では、イー・アクセスが意見を出しており、ADSLの回線使用料は利用者が負担しておりNTT西の値上げは猶予(6ヶ月〜1年間んlの経過措置期間を設定)すべき、東西別接続料金とするのであれば同時に電話料金も別料金とすべき、コロケーション費用(スペース料、電気料、設備使用料)が不透明で費用を明示せよという主旨の意見を提出しています。

 これに対する審議会の考え方は、専用線の東西格差は利用料金に反映されない、ADSL回線使用料の値上げは少額で、フレッツの接続料金も東西別料金だから利用料金に反映されてもかまわないという主旨で、本末転倒の噛みあわない議論です。

 というのも東西別料金にするということは、前に審議会で決めたことだからという前提にあり、その前の答申をみると接続料規則(総務省令)で原価に基づいて接続料を算定することが規定されているからと書かれています。しかし原則でない例外も規則で認めており、例外となる特別の理由があるかどうかの審議はしていても、原則と例外の線引きの理屈がないのではと思います。

 そして今回の争点では、ADSLは、引き上げ幅はわずかだから緩和措置は必要ないとし、電話料金は、東西別が原則だが社会的影響および社会的要請にも配慮する必要があると説明しています。

 NTT回線使用料は社会基盤のコストで、ADSL回線接続サービス料のように差がつくべきものではなく、大きくコストが異なるのもおかしなことで、わずかなことは安いほうの原価に合わせて吸収すべきと思いますが、今回の約款変更の認可により、ADSLユーザーの総費用は格差が付いていくのでしょう。

http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030214_5.html
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030214_5.html#02
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/pdf/030214_5_03.pdf



  2/9版 NTT西日本がフレッツADSLの料金を値下げ
 
 3月1日から、NTT西日本のフレッツADSLの月額利用料金が値下げとなります。
 NTT西日本の発表によると、総務大臣に届出をしたという内容ですが、フレッツADSLの料金は、NTT回線使用料のように認可が必要なことではなく、届出ればすむことですから、このとおり3月1日からは値下げとなるのでしょう。

 フレッツモアの場合、月額利用料金が2900円と現行3200円から300円安くなるのですが、NTT東日本では既に12月1日から2700円となっており、さらに2月1日から2ヶ月無料キャンペーンを実施しており、随分差がついているように思います。

 東と西の経営体力の差とはいえ、Yahoo!BBなど競合他社が東と西で料金が違うわけでもなく、またフレッツの場合は別途プロバイダ料金が必要なため、NTT東でさえ競合他社より価格的に有利ではないという状況の中で、NTT西のこの程度の値下げでは新規利用者の獲得が苦しいのではと思います。

 利用者急増中のADSLは通信事業者として差がつく分野でしょうから、価格的に頑張って新規利用者を見込んでいかないと、結果としてかえって経営体力が弱くなってしまうのではないかと思いますが、NTT東と西の経営体力の差が縮まるのか拡大するのか、そのうちわかることでしょう。

http://www.ntt-west.co.jp/news/0302/030204.html



  2/2版 Yahoo!BBが3つの0円キャンペーンを実施
 
 「Yahoo!BB無料体験キャンペーン」は1月末で終了しましたが、引き続き2月1日から4月30日までの間、「3つの0円キャンペーン」が始まりました。

 このキャンペーン期間中の新規申込みは、3つの0円ということでADSL利用料とBBフォン通話料が最大2ヶ月間0円になることとADSL接続出張サポートが0円になり、これには、NTT回線使用料、モデムレンタル料や無線LANパックを利用したときの月額利用料も含まれており、最大2ヶ月間無料となります。

 つまりNTT初期費用(契約料、局内工事費)3,850円のみの負担で、利用開始月と翌月はADSLとBBフォンが利用できるのです。
 なおNTT初期費用は、最大2ヶ月間の期間中に解約するのであれば、ソフトバンクBB株式会社が負担するとのことです。

 また同時に、「無線LANカードもついてくるぞ!」キャンペーンも始まり、無線LANパックを利用する場合は、メルコ製の無線LANカードが無料レンタルとなります。デスクトップパソコンなどでPCカードスロットがない場合は、別途無線LANアダプタが必要ですが、PCカードスロットのあるノートパソコンであれば無線LANカードを購入しなくても直ちに無線環境でADSLが利用できることになります。

 無線LANのレンタルサービスについては、既にイー・アクセスが「ADSLプラス無線LAN無料キャンペーン(3月31日までレンタル料金無料)」を、アッカが「無線LANセット試験サービス(一部プロバイダで3ヶ月間無料)」を始めており、Yahoo!BBの場合は「無線LANパック」を開始するのは早かったものの、無料キャンペーンは追随してのことです。

http://bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/campaign/threezero/index.html
http://bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/campaign/lancard/index.html
http://www.eaccess.net/service/outline/wirelesslan/service.html
http://www.acca.ne.jp/provider/wirelesslan/index.html



  1/26版 NTT東日本が2ヶ月無料キャンペーンを実施
 
 平成15年2月1日から4月30日までの間に、フレッツADSLを申し込むと、利用開始の翌月と翌々月の2ヶ月間は、NTT東日本のADSL利用料が無料となるキャンペーンが始まります。

 もちろんプロバイダ料金は、各プロバイダの規定どおり別途費用がかかりますが、タイプ1でモアの場合2700円の月額利用料と490円の機器利用料が無料となるので、この間は大幅な割引となります。

 NTT西日本は、1月末で「いまとく割引」の受付期間が終わり、その後のことは発表されてないのですが、接続料金の約款変更の問題でも東西NTTが均一料金ではなく、それぞれの需要とコストに合わせて見直し再申請しており、ましてやキャンペーンはNTT東日本と歩調を合わせることは難しいのではと思います。

 ADSL12Mサービスとしては、モアは後発ですが、提供エリアも広く、テレビCMもあってモアの運用開始により少しフレッツADSLのシェアを持ち直してきているようですが、競合他社でも引き続き積極的なキャンペーンを行っており、相変わらず厳しい状況と思います。

 特にYahoo!BBやアッカの一部プロバイダでも、月額利用料無料キャンペーンを行っており、今回のNTT東日本のキャンペーンで、価格的にようやく同じ土俵に立てたという状況ではないのでしょうか。

http://www.ntt-east.co.jp/release/0301/030123b.html



  1/19版 DSL加入者数の増加数のペースアップ
 
 総務省
のDSL普及状況公開ページを見ると、200212月末現在での加入者数合計は5,645,728回線で、2001年12月末現在の1,524,564回線に比べて実に3.7倍と急速に普及しています。

 また12月の加入者数は527,861回線と初めて単月で50万回線を超え、DSL加入者数の推移のグラフを見ても、年初の頃は月30万回線程度の増加であったのが、ADSL各社の12Mサービスが始まったこの秋以降、増加ペースがアップしています。

 加入者数の内訳は、NTT東西のフレッツADSLが2,136,272回線(シェア37.8%)、その他の回線業者が3,509,456回線となっており、ソフトバンクの発表ではYahoo!BBは169.1万回線(シェア30%)とのことですから、他のアッカやイー・アクセスなど合わせ181.8万回線(シェア32.2%)のようです。

 フレッツADSLのモアの運用開始、ADSL各社の提供エリアの拡大で加入者数の増加に拍車がかかっているようですが、ADSLは他のブロードバンドと比べて、コスト的な負担も少ないということが支持されている最大の要因と思います。

 
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/dsl/



  1/12版 ADSL24Mbpsサービスの動向
 
 九州の福岡、大分を拠点とする天神コアラは、12Mbpsの試験サービスを始めたばかりですが、24Mbpsサービスの採用を検討しているようです。

 オーバー12Mbps
のADSLについては、ITUInternational Telecommunication Union・国際電気通信連合)で「ADSL2」や「ADSL+」という規格の標準化が規定路線のようで、 海外では、すでに昨年10月末に、「ADSL2」「ADSL+」を見越して、米Globespanが16Mbpsの通信速度に対応するチップセット「Titanium G24」の出荷を開始したと発表しています。

 
ADSL2は、速度よりも長距離化といった機能を求めたもので、ADSL+は、使用周波数帯域の上限(従来は1104KHz)を2.2MHzまで広げ帯域幅を倍にして、下りの通信速度を12Mbpsの倍の24Mbpsへと高速化を図る技術のようです。

 コアラが使う設備や対応するADSLモデムなどの機器はまだ未定でしょうが、国内でも昨年11月に情報通信技術委員会(TTC)等が主催した「ユビキタスネットワーク技術サミット2002」で、住友電気工業IT技術研究所の研究者が講演で
「ADSL2」や「ADSL+」についても説明しており、IT関連機器メーカーで研究が進んでいるのでしょう。

 しかし
ADSL+により帯域幅を2.2MHzまで広げても、1104KHz以上の周波数の高い信号は極めて距離の近いケースしか届かず、Output Power(出力レベル)が同じでは現実にはほとんど効果がないと思われます。しかし出力レベルを上げることは干渉レベルの問題など現在の電話回線の利用実態では難しいのではないのでしょうか。

 12Mから24Mに変更しても、ほとんどのユーザーは速度が変わらないということであれば、中々採用できないと思いますが、新しい長距離化技術がどの程度付加できるかということにかかってくるのでしょう。

http://tenjin.coara.or.jp/adsl/newadsl/topic/12m.html



  1/5版 Yahoo! BB推奨製品と購入できる店舗
 
 ADSL回線接続に必要なLAN関連の製品などに、Yahoo!BB推奨製品というものがありますが、推奨するからにはYahoo!BBで利用したときの基本的な動作確認は取れていることでしょう。

 この推奨製品は、通販のBroad Band Shoppingで購入でき、価格的にも割安となっているものが多いと思います。しかし製品リストを見ると、LANカード、LANケーブルや無線LANアダプタなどは購入する人も多いのではと思いますが、一般的にはあまり必要ではない製品も多く含まれています。

 特にYahoo!BB12Mトリオモデムで無線LANパックを利用するのであれば、ハード的には無線LANアダプタ以外はいらないと思います。その他、インターネット高速化ソフトの驚速ADSLYahoo!BB版は、Windows XPを使っていたり、MTU、RWINの設定をフリーソフトで自分でできれば、それで十分と思います。

 しかし例えばスプリッターなどもありますが、家庭内にMJが複数あり、それぞれ電話機が接続されている環境では必要でしょうし、まずBB TecのサポートページのFAQで確認してから何か商品が必要ならYahoo!BB推奨製品を探すという使い方をすれば良いのでしょう。

 また、このYahoo!BB推奨製品を取り扱っている店舗があるようです。店で確認しながら購入するのであれば間違えて不要なものは買わなくてすむのでしょうが、Broad Band Shoppingで扱っている商品がいろいろありすぎるようにも思います。

 
http://store.yahoo.co.jp/bbt/index.html
 
http://provider.bb.yahoo.co.jp/info/map.html

   
 
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