最近は光通信回線でインターネットと光電話をセットで利用すると、ADSLと比べても利用料金が同じぐらいのFTTHサービスが表われてきており、近隣でも光回線の利用者が増えてきました。
2002年から4年間ADSLを使用してきて、それほど不満は無く、光回線への乗り換えは慌てることはないと思っていましたが、FTTH提供事業者のキャンペーンや勧誘が多くなって、2006年11月にYahoo!BB 12Mサービスからフレッツ光プレミアムに乗り換えました。
なお、このファイルは「My
Free-style PC」の「ネットワークコーナー」のファイルです。
検索エンジン経由で、このページを訪問いただいたのであれば、サイト内の他のファイルも是非ご覧ください。
これまで利用してきたYahoo!BB12Mサービスでは、自宅と電話交換局までの距離が3.4kmと少し遠いため、実効速度は良くて2.5Mbps程度まで、それが限界です。しかしADSLを使う環境として恵まれていないことは引越しでもしなければ解決できないため、やむを得ないこととして、大きな不満はなく使ってきました。
また速度が少し遅いからといって、例え12Mサービスより高速なADSLサービスに乗り換えたとしても、やはり距離が遠いために速度アップは期待できません。
さらに高速な通信サービスに乗り換えるとすると、FTTHの導入しか方策はないのですが、速度が少し遅くても現実にはそれほど不自由なことはなく、まだFTTHへの乗り換えは早い、1年か2年先で良いと思っていました。
そのため、1年ぐらい前からFTTHのダイレクトメールや電話勧誘があっても、それほど関心はなかったのですが、FTTHの普及が進んでいることがテレビで報道されており、近隣でも新しくブロードバンド回線を利用する場合にはFTTHが選ばれるようになってきています。
その後NTTからセキュリティ関連の電話勧誘があったときに、セキュリティに興味はないがFTTHには関心があると話したところ、担当から折り返し電話があって丁寧に説明され、電話でフレッツ光プレミアムの申し込みができるとのことなので申し込みました。
慌ててなかったので、すぐに申し込む必要がなく、取り敢えず資料のみ請求するつもりでしたが、NTT西日本はADSLが急速に普及が進んでいた頃からFTTHに熱心であったこと、フレッツ光はプロバイダの選択肢が広いことから良いのかなと思い電話で即断しましたが、やはり後日しっかりと調べてから申し込むべきであったと反省しています。
申し込んでから2〜3日後に、電力系会社からも電話勧誘があり、フレッツ光に申し込んだと話したところ、電話で申し込んでも開通工事が済んでなければ支障ないとのことで、フレッツ光プレミアムより料金が安いことや、利用されているユーザーの満足度が高いことを説明されました。
FTTHの急速な普及は、ADSLの普及期と同じように、FTTH回線事業者間の激しいシェア争いが背景にあってのことであり、各社ともサービス提供エリアの拡大と新しく提供エリアとなった地域のユーザーの獲得に社運がかかっています。
しかしADSLの普及期と比べたときに、単なるインターネットの通信回線の選択ではなく、家庭電話の回線を選ぶという観点も含まれており、また各社とも技術情報の開示が後退していて少なくなっているという違いがあります。
右の画像は、フレッツ光プレミアムで使われているネットワーク機器です。
中央の紺色の機器が、光電話用VoIPアダプタであり、モジュラーケーブルで電話機に接続されています。
ADSLのYahoo!BBでもBBフォンとセットですが、既設の電話回線を使用しているため電話の基本料金をNTTに支払っています。
しかし最近のFTTHでは、新しく光ファイバーを敷き電話も使うため、既設の電話回線の基本料金(税込み1,785円)は不要となり、フレッツ光プレミアムの場合は、その光電話の基本料金(税込み525円)との差額分のコストが電話としては安くなります。
そのため回線事業者選びは、光回線という電話もインターネットも含めて将来の自宅の通信回線のインフラを敷くという観点で、その回線の将来性や提供されるサービスの内容、利用を想定したTOTALコストを比べるべきででしょう。
なお詳しくは、これから申し込もうとする方のために「FTTH・光通信回線の導入」というファイルで説明してますので、そちらを参考としてください。
さて、電話での申し込みから1週間ぐらい経って、利用申し込み書の書面が届きました。
申し込み書には、電話で話した内容が記載されていて、仕事が忙しい時期でもあったため記入する手間が省けて助かりましたが、実は、後述しますが申込者と契約者の違いが後でトラブルとなったため、この段階でしっかりと確認すれば良かったのでしょう。
申し込んだ後は、プロバイダをどこにするか迷っていて、忙しい中でそのことばかり気にしていましたが、次に電話があったときにプロバイダは「nifty」にしてほしいと伝えました。このプロバイダ選びの件も、電話で慌てて申し込まない方が自由に選べたという面があります。
その後、しばらくして工事日程の調整と工事関連の申し込み内容の確認の電話があり、工事日程が決まり、niftyからお申し込み内容のご連絡等が届き、工事日の少し前にNTTから「フレッツサービス お申し込み内容のご案内」が届きました。
フレッツ光プレミアムは、NTT西日本のサービスメニューですが、NTTから取り次げるインターネットサービスプロバイダが限られるとのことです。
ダイアルアップ接続の時代には、深夜のアクセスが集中する時間帯にプロバイダによっては混雑して接続できないこともあって、そのアクセスポイントの混雑度とトラフィックの増加に対応するためのバックボーンやアクセスポイントの増強などに力を入れているプロバイダが良いプロバイダでした。
しかし短期的には、どこも午後10時以降つながらないことが珍しくはなかったため、Yahoo!BBを利用する前は、複数のプロバイダを利用していました。うちhi-hoについては気に入っていて、Yahoo!BBを導入した後、今でも個人メール用に会員として継続しています。
よってhi-hoに戻せば、それで良いのですが、電話で勧誘を受けたときは、NTTが取り次げるプロバイダは、So-net、BIGLOBE、nifty、OCNなどであり、hi-hoは、NTT西日本のフレッツ光プレミアムの契約業者ではなく取り次げない、光回線はNTTに申し込み、プロバイダはhi-hoに直接申し込む必要があるとのことでした。
現在はhi-hoも、NTT西日本からフレッツ光プレミアムの取次ぎができるようですが、当時は「hi-ho 光withフレッツキャンペーン」を行っていてhi-hoのサイトでPRしていても、またNTT西日本のサイトでは、取次ぎ可能なプロバイダとしてhi-hoが載っていても、プロバイダサービスプラン名のhi-hoの欄は、Bフレッツ・ファミリーコースとなっていました。
フレッツでは、大手のプロバイダ以外でも数多くのプロバイダが利用できるため、NTTが取り次ぐのは限られたプロバイダとなることは理解できますが、Yahoo!BBでは、プロバイダ業務も直接行っており、あらためてフレッツはプロバイダが別である面倒さを感じました。
NTTが取次ぐことができるフレッツ光プレミアムのプロバイダのリストを送ってもらい後で変更することとしましたが、hi-ho以外となると迷うこととなりました。
一旦電話での申し込みは取り消して、利用料金的に最も有利なhi-hoのキャンペーンにあらためて申し込もうかとも思いましたが、プロバイダのサービス内容を調べてみると新しいプロバイダでも良いかと思い、niftyを選びました。hi-hoは今後も個人メール用に継続することとなります。
nifty以外でも、ASAHIネット、So-netあたりも候補でしたが、どれかを選ばなければならないので、将来プロバイダを変えたくなれば、hi-hoも含めて検討するつもりです。
プロバイダを選ぶために参考となる情報としては、NTTから送付された資料に、キャンペーンを含めた利用料金の比較表がありましたが、本来は料金以外のファクターも重要です。
しかし、大手のプロバイダでは昔のように使えない時間帯がある心配はないとしても、バックボーン回線の増強計画や個人情報保護のための措置など詳しい情報は開示されていなく、調べることができるのは会員サービスの内容をチェックするぐらいでしょう。
そして会員サービスは、私の場合はホームページ関連のサービスに少し関心がありますが、一般的にメールを利用する程度であれば、ウィルスチェックやメールアカウント数などメール関連サービスをチェックするぐらいであり、またプロバイダによってビギナー向け、ヘビーユーザー向けと少しコンセプトが違っても、結局利用料金が少しでも安い方が良いということになりそうです。
主要なプロバイダのサービス等の比較は、「FTTH・光通信回線の導入」を参考としてください。
10月12日に申し込み、工事日は11月18日となりました。
工事日は仕事が休みの土曜日を選びましたが、11月15日以降であれば都合が良い日に可能であり、ほぼ1ヶ月で開通したことは順調なのでしょう。
かつては、ヘビーユーザーにとってはブロードバンド回線の乗り換えは空白期間が生じることが心配でしたが、私の場合も、土日にこのホームページの更新管理をしており、その支障があっては困るのです。
最近は当日中に開通するのは当然のことで心配要らないと聞いていましたが、そのとおりインターネットが利用できないのは当日の工事中の2時間程度であり、それも実質的には光ファイバーを引き込んで旧メタル回線を外し回線を切り替えるときのみであり、すぐに使えるようになります。
光ファイバーの屋内への引き回しは、既設の電話配管を使うか、エアコンの室外機への配管の穴を使えば追加工事費用は発生しません。ただし電話配管がなければ壁の中に埋め込むことはできないため、屋内で追加工事をしても、室内にケーブルを這わせることになるのが難点です。
光ファイバーは、線の太さはモジュラーケーブルぐらいで、色は壁のクロスと同色にちかいアイボリーでした。
そのため、エアコンの配管の穴から壁に垂らしても目立たないので、既設の電話配管は使わないで右の画像のようにエアコンの配管の穴を使うことにしました。
光ファイバーは、機器を置く場所を少し変えても困らないように、余裕を持って長めにしてもらっていますが、細いけれども、直角に近く曲げると折れてしまうため針金の輪のように巻いています。
この直角に曲げにくいことは、おそらく電話配管を使うよりエアコンの配管の穴を使った方が工事は容易であったでしょう。
配線が終わったあと機器を接続し、工事業者が持参したノートパソコンで通信テストを行い開通を確認して終了です。
この後、電話は使えるようになっていますが、パソコンのインターネットへの接続設定や無線LAN機器の設定は、自分で行う必要があり、その設定関係の説明は後述します。
なお工事が終了した後に、工事完了の確認の印鑑を押す書面を見て、光回線の契約者名が旧アナログ回線と同じ父名義であることに気が付きました。新しい光回線は違うと言っても、その場は請負業者ですから後でNTTに連絡してくださいとのことであり、後日NTTに連絡しましたが、契約者名を正しく戻すことは簡単ではなかったため後述します。
NTTからはフレッツ光プレミアムの開通を確認した後に、Yahoo!BBを解約してくださいとのことでした。もちろん乗り換えの空白期間をなくしたいので、11月分までは使えないと困るのですが、11月18日に開通したあと解約の手続きをしました。
Yahoo!BBの解約は、インターネット上ではできないため、サポートに電話して解約を申し出る手続きとなっています。
Yahoo!BBのサポートは、こちらが電話可能なときに電話しても中々繋がりません。時間帯もあるのでしょうが、相変わらずサポートは繋がりにくいのかと心配になりましたが、繋がった後のサポートの解約への対応は親切な対応であり、長年使ってきた謝辞も含めて、解約の受付と、解約後のレンタルモデムの返送先など丁寧な説明がありました。
送料は当方負担ですが、レンタルのADSLモデムは本体とACアダプタを最初に送られてきたダンボール箱に入れて送り返し、11月分の電話BBフォンの利用料金が1月に引き落とされて一切完了とのことです。
我が家では、Yahoo!光がサービス提供エリアではないため検討の余地がなかったのですが、解約手続きは、またご縁があれば利用しても良いと感じさせる良い対応でした。
今の家を建て替える前から電話は引いており、電話加入権は実家の父の名義であり、旧アナログ回線の契約者は父の名義となっています。
このことでYahoo!BBを申し込んだときにもトラブルとなりましたが、今度はNTTであり、光回線は新設のため問題ないと思っていました。
しかし、どうも最初に利用申込書を自分で記入しなかったためのボタンのかけ違いが原因でしょうが、光回線の契約者を本人名義にできない事態となりました。
NTTの説明を聞いても、内規的なことはよく解からない部分がありますが、これから申し込む方が、同じようなトラブルに巻き込まれないよう注意していただくために、少し詳しく説明します。
この説明の前段として、新しく光回線を引くと、旧アナログ回線やその電話番号は一般的にどうするのか要点を記載したものが下の表です。
| 光回線を引いた後も、旧アナログ回線を残しても良いのですが、一般家庭では電話回線を2本使うメリットはなく旧アナログ回線は不要です。 |
| アナログ回線の契約を残せば、月額税込み1,785円の基本料金がかかるため、普通は旧アナログ回線は使いません。 |
| 光回線にするときに、電話加入権を処分しても良いのですが、権利はそのままにして5年間は休止することがNTTから勧められています。 |
| 家屋への旧引き込み線は残しても、取り外しても、どちらでも構わないのですが、我が家では、もうアナログに戻ることはあり得ないので工事のときに取り外してもらいました。 |
| 最近は、携帯電話でも同番号移行が可能となりましたが、もちろん家庭電話でもアナログ回線から光回線に同番号移行は可能です。 |
以上のことは、何もNTTの光回線に限らず、電力系の業者など、どのキャリアでも同じです。そして今回のトラブルは、旧アナログ回線の問題ではなく、新しく引いた光回線の契約者名のトラブルです。
電話での申し込みですが、そのときに光回線は新設であり、私の名前で契約できることを確認し可能ということで申し込みました。一週間ぐらいたって利用申込書が送られてきましたが、電話で話した内容が記入されていました。
この利用申込書には、申込者欄と契約者欄があります。
この申込書の最上段の契約者名は父の名前が記入されていましたが、NTTには私の名前で契約することを伝えており、それを承知して記入しているため、ここは旧アナログ回線の名義人を記入する欄であろうと思ったことが、トラブルの発端です。
つまり、同番号移行のために契約者名欄は旧アナログ回線の契約者名を記入し、新しい光回線では電話加入権が不要のため申込者=契約者となる、NTTが記入したので間違いないと思ったのですが、それが勘違いであったようです。
この利用申込書が届いてから、記載内容のうちプロバイダは「nifty」にしてほしいと伝え、niftyからお申し込み内容のご連絡等の資料が届きましたが、こちらは会員名は私の名前となっています。
また工事日の少し前にNTTから「フレッツサービス お申し込み内容のご案内」が届きましたが、この記載内容は、「ご注文内容」は新規お申込、「お申込者」と「請求書送付先」は私の名前、契約者という用語は使ってなく「ご契約回線名義」という欄には父の名前が記載されています。
そして開通工事日まで印鑑を押す必要が無かったのですが、工事の完了確認のときに契約者名で押印を求められ、新設の光回線でも名義の問題が発生するのかと驚いた次第です。
NTTに電話すると申し込んだ営業担当に話をしてくださいとのことで、再度電話して最初から契約者は私の名前でと言っているのにどうして違うのかと確認したところ、「光回線には名義はなく、そのまま利用して差し支えない」と訳の解からない話ですが、「変更の手続きができるので旧アナログ回線の休止のための書類が届いたら116に電話して手続きしてください。」とのことです。
その後別の押印が必要な書類が届き、契約者名はNTT側の間違いなので、そちらで訂正してくださいと書面を添えたら、再度連絡がありました。
そのときのNTTの話では、回線を引く家に住んでいることが運転免許証の写しで確認できれば家族であっても申し込みが可能なためそう扱っているとのことです。よって初めに運転免許証の写しを送れば、同番号で移行できたとのことです。
しかし手違いなので改めて修正する書類を送るので、それに記載して運転免許証の写しを添えて送り返してくださいとのことでした。
この回答は、電話で申し込める者の資格の問題、契約者の本人確認の問題、契約の成立の時期の問題、同番号移行のための条件とが整理されてなく不透明であり、何より電話での申込みは、その申込みをした者が契約者本人であると考えるべき常識が欠落しています。
そして届いた書類が「IP通信網サービス利用権譲渡承認書」です。
この承認書は、「譲り渡す方」の欄に実印を押し、印鑑証明書が必要であり、実家に行って光回線を引いたことを話し、父の実印を押してもらいましたが、電話での申し込みからこれまで、申込者としても契約者としても実印など押したことがないのに、おかしな話です。
これも電話では、訂正するのに譲渡の手続きをしなければならないとか、実印が必要との説明はなく、話が食い違っています。
もともと家族ではなく契約しようとする本人が申し込んでおり、しかも家屋の所有者で世帯主であり、契約者名が違うことは単なる間違いですから、NTT側で内部的に訂正すればすむことです。
民法上は申し込みに対する応諾で契約は成立し、それは口頭でも意思表示の合致によって成立します。タバコ代でも毎週3000円かかる時代に、月額数千円程度の利用料では、電話で申し込みを受け付けても良いでしょう。また家族が申し込めるように便宜を図ることも、他業者と競い合って勧誘をするために必要でしょう。
また一般の商取引でも、契約書が必要であれば、受注者側、つまり代金を受け取る側が契約書を作成するのは常識です。しかし、もし契約時に実印で本人の意思の確認が必要であれば、その契約書に実印の押印を求めるべきであり、このNTTとの契約の場合では、利用申込書に実印を必須とすべきです。
ユーザー獲得のため、申し込みを受付けるときだけ容易にして、あとで認印、さらにエスカレートして実印を求めることなど非常識な話です。何を変更するにしても契約者の印が必要、場合によっては実印が必要ということであれば、なおさら契約者名が訂正されなければ将来困ることでしょう。
整理すると、NTTは次の事項を明確に説明するべきです。
| 1 | そもそも申込者とは代理者のことですか。 申込者、契約者、回線名義はどう違うのですか。 |
| 2 | 約款では、契約の成立は契約の申込みに対する承諾のようですが、いつの時点で誰と成立するのですか。 |
| 3 | 申込者が契約者と異なっても、電話で受け付けることができるのですか。 申込者の意思は電話で確認できるとしても、契約者の意思は押印なしでは、どのように確認するのですか。 |
| 4 | 旧アナログ回線の契約者と新光回線の申込者が異なり同番号移行の場合、運転免許証の写しが必要であれば電話での申込みは不可ではないのですか。 |
| 5 | 最初から契約者本人が申し込んでいるのに、なぜ錯誤を訂正できないのですか。 |
営業の電話での言葉遣いは丁寧で良く、組織の中の営業マンとしては、結果を出せばそれで優秀なのでしょうが、おそらく営業としては、電話で申し込みを受け付けないと気が変わることを心配して、当日契約を取ることばかり気にしていたのでしょう。
情報として開示していない内部での取り決めを、相手方に当然のように求める組織の体質は好ましいことではなく、それにしても電話で受け付ける契約なのに変更のときには実印が必要とは、最近は官庁の手続きでも押印がどうしても必要かどうか検討され、自署されていれば押印の必要がない手続きがあるのに、そういう見直しを検討するセクションはないのでしょうか。
結論は、電話では申し込まないで資料を送ってもらい自分で記載することが良く、もし電話で申し込んだとしても、利用申込書が届いたら、すぐ確認の電話を入れたほうが良いでしょう。
電話回線は昔から引いていて契約者の名義がそのままとなっているケースは多いのでしょうが、新設する光回線は将来長く使うことですから契約者名には注意が必要です。
開通工事が終わった後、自分でインターネットに接続するためのパソコンやネットワーク機器の設定を行う必要があります。
ネットワークの環境にもよりますが、この設定は簡単ではなく、率直な感想としては開通工事業者が帰った後で困る人も多いのではと感じます。ビギナーの方はプロバイダのサポートを受けないとインターネットに接続できない場合も多いでしょう。
FTTH端末で開通が確認されていますから、後はその設定と、パソコンの設定、無線LANの設定という順に接続設定を行いますが、NTTとプロバイダからそれぞれ届いているマニュアルに従い、まず有線で接続することが無難です。
NTTから提供された機器は、回線終端装置(ONU)、加入者網終端装置(CTU)「100M」「S」、光電話VoIPアダプタ「AD100SE」と3台の機器があります。
これらのネットワーク機器間は開通工事でケーブルが接続されており、自分で接続するのは、CTUと無線ブロードバンドルータを接続するだけです。
なお機器に付属していたLANケーブルは、100BASE-TX(通信速度100Mbps対応)の長さ1mのケーブルです。
通信機器4台は、隣に並べて置いているため、1mのケーブルでは長すぎて余った分を束ねても見栄えが悪いものです。
パーツショップを回って短いケーブルを探しても、中々適当なケーブルが見つからないのですが、ギガビットLAN対応1000BASE-Tの細くて見栄えの良い1mのケーブルと長さ50cmのケーブルに交換して、少しはすっきりしました。
現在無線LANで3台のパソコンを使用していますが、取り敢えずメインのパソコンとCTUを有線LANケーブルで接続して、プロバイダとの接続設定を行なうことが無難であり、そうしています。
フレッツの設定マニュアルとniftyのスタートアップガイドでは、接続設定は以下の手順が説明されています。
1 スタートアップツールのインストール
2 インターネット接続設定
3 コミュニケーションツール(テレビ電話)のインストール
4 セキュリティ対策ツールのインストール
5 プロバイダのメールの設定
これらの設定に必要なアプリケーションは、NTTから送付されたスタートアップCD-ROMに全て収録されていますが、うち、「3 コミュニケーションツールのインストール」以降は、慌てなくても良いし、それぞれの機能をすぐ使うつもりがなければ、後からインストール・設定すれば良いでしょう。
スタートアップツールのインストールは、普通のアプリケーションのインストールと同じように、パソコン起動後にスタートアップCD-ROMを挿入すれば初期画面が表示され、以降はマニュアルどおりの手順で簡単にインストールできます。
注意することは、インストールの前に、すべてのプログラムを終了しておくことと、セキュリティ対策ツールをインストールするのであれば、既存のセキュリティーソフトをアンインストールしておくことですが、これも他のセキュリティーソフトのインストールでも同じように必要な手順であり普通でしょう。
ただし、このスタートアップツールは、WindowsXPのSP1以降とWindows2000のSP3が対象であり、XPや2000であればService Packを適用して対応可能ですが、Windows98、Me、Vistaでは使えません。一般的にルータなど通信機器自体はOSに依存しないため、このCTUのセットアップユーティリティがWindowsXP・2000版だけでなく、他のOSからでもセットアップできるツールをCD-ROMに収録して欲しいものです。
Vistaへの対応は、NTT西日本のホームページでスタートアップツールのみ提供されていますが、FTTHを導入してまだインターネットに接続できてない状態では、サイトからダウンロードできないので、早く付属CD-ROMに収録しないと困るでしょう。
続けて、インターネット接続設定に入りますが、この設定は「CTU設定」の画面から行ないます。フレッツのお客様IDとアクセスパスワード、次の画面でniftyの接続ユーザー名と接続パスワードを入力するだけで、あとは「OK」を2回押し、画面を閉じて完了と、これも手動で設定する項目はなく簡単です。
これでパソコン1台だけ有線でCTUに直接接続しているのであれば問題ないのでしょうが、複数台のパソコンを、それも無線接続であれば、CTU設定画面でルータ機能設定を確認しておかないと困る場合もあるでしょう。
この後、家庭で複数台のパソコンがあって無線LANを使用している場合は、これでインターネット接続設定が完了ではなく、無線LANの設定が必要です。
FTTH終端装置「CTU」は、ルータ機能付きのため、本来であれば無線ブロードバンドルータではなく、無線アクセスポイントで十分です。
しかし、最近の無線ブロードバンドルータは、現在策定中の規格であるIEEE802.11n規格に準拠するFTTHでもボトルネックとならない高速通信可能な新製品が次々と発売されていますが、無線アクセスポイントの新製品は少なくて選びにくくなっています。
そのため取り敢えず、現在使用中のIEEE802.11g/b 規格対応のコレガの無線ブロードバンドルータ「CG-WLBARGS」をそのまま使うこととしましたが、フレッツ光プレミアムで無線ブロードバンドルータを使う場合は、ルータ機能をOFFにして、ブリッジモードにして使う必要があります。
このCG-WLBARGSでブリッジモードへの切り替えは、機器の底にある切り替えスィッチで可能ですが、ブリッジモードに切り替えた後は、無線セキュリティの設定の変更が困難となるため、まず先に正しく設定されているかどうか確認が必要です。
これまで無線セキュリティの設定は、ESSIDを隠すステルスAPと特定のパソコン(無線アダプタ)だけに通信を制限するMACアドレスフィルタリング、暗号化のためのWEPキーを使用しています。
新しく無線LANのセキュリティ設定をするときと同じように、無線ブロードバンドルータの設定画面に入って、ESSIDとWEPキーを控えて、ネットワーク上の3台のパソコンのMACアドレスフィルタリングの設定を確認して準備は完了です。
ただしMACアドレスフィルタリングの設定は、ネットワークに新しいパソコンを追加したり、無線LANアダプタを買い替えたりすると再設定せざるを得なく、そのときには、無線ブロードバンドルータの設定を工場出荷時の状態に戻して設定画面に入ることになるため、ブリッジモードにして使うことは不便です。
かつてIEEE802.11b 規格の無線アクセスポイントを使っていたときは、その設定のときには有線ケーブルを接続して設定画面に入りましたが、この無線ブロードバンドルータも有線ポートにパソコンを接続して設定画面に入り、設定画面上でブリッジモードに変更するほうが無難かもしれません。
フレッツ光プレミアムは、アクセスラインの最大通信速度は1Gbpsですが、最大32ユーザーで共有する「共有型」のFTTHサービスであり、32ユーザー全員に分岐されていれば、31Mbps程度の速度しか期待できません。
しかし実際は、限度一杯32ユーザーに分岐していないようですが、その運用は公開されてなく、そのため新しくサービス提供エリアとなり利用者が少ないうちは速いとしても、そのうち利用者が増えて最悪31Mbps程度と遅くなる可能性もあると思っていた方が良いでしょう。
また逆に、アクセスライン1Gbpsを、たまたま一人で利用している状態であったとしても、FTTH端末などの仕様が最大100Mbpsのスループットに制約されており、各家庭での通信速度は100Mbpsを超えることはできません。
上の画像は、フレッツ速度測定サイトでの測定結果であり、左側が屋内配線を有線LANケーブルで接続したときの速度であり、右側が無線LANで接続した結果です。
有線で77.46Mbpsに対して、無線で20.48Mbpsと、無線では有線の3分の1弱の速度となっており、屋内で無線LANを使えば、その無線通信がボトルネックとなっています。
有線で計測した速度は、最大100Mbpsの規格のFTTHなのに遅いと思うところですが、フレッツ光プレミアムはアクセスラインは1Gbpsであっても、これを最大32ユーザーに分岐し利用する「共有型」であり、実効速度として77.46Mbpsは、まずまずの速度でしょう。
フレッツ速度測定サイトで計測する速度は、NTT西日本の各府県のフレッツ網から自宅のパソコンまでの通信速度を計測しており、プロバイダのバックボーン回線を経由しないため、インターネット上のサーバーとパソコン間のファイルの転送速度を実測している一般の速度測定サイトよりは少し速い結果となります。
しかしフレッツ速度測定サイトでも、現実にダウンロードしたデータ量および所要時間から通信速度を計算しており、いわゆる実効速度です。
この実効速度が速い遅いという結果は、多くの要因が関連しており、本来であれば、NTT光収容局の設備と自宅のFTTH終端装置との間のリンク速度が解かると良いのですが、FTTH終端装置の設定画面ではリンク速度を調べることができません。
このリンク速度は、「共有型」ですから何人のユーザーに分岐しているのかによって変わると思われますが、この「共有型」の仕組みを理解しないユーザーから苦情が出るおそれがあり、リンク速度情報を開示しないのでしょう。
現実の実効速度は、このリンク速度をMAXとして、バックボーン回線の混雑の影響や屋内のネットワーク機器のスループットに制約を受けますが、有線LANで屋内にボトルネックが無い場合でも、TCP/IPプロトコルで送受信するためのパケット(分割されたデータのかたまり)にヘッダ(宛名など)情報を付加しなければならないことから、実データの転送量は少なくなります。
その結果、例えリンク速度が100Mbpsで何も障害がない場合でも、速度測定サイトでの計測結果は、90Mbpsぐらいが最高、32ユーザーに分岐している場合は実効速度で20Mbps台になる可能性もあります。
90Mbpsと20Mbps台では大きな差ですが、「共有型」である以上やむを得ないことです。
また「共有型」では、たとえ今満足できる速度であっても、これから半年、一年、二年と経って利用者が増えることにより速度が遅くなる可能性があり、ユーザーとしては速度を定期的に計測して、不満であれば乗り換えるよりないのです。
参考までに、屋内は有線LANでフレッツ以外の測定サイトで計測した下り速度は、RBB TODAYの通信速度測定サイトで41.8Mbps、SPEED
TESTで66.4Mbps、BNRスピードテストで38.1Mbpsとかんばしい結果ではありません。
フレッツ速度測定サイトとの差は、プロバイダniftyを経由していることが違いますが、それぞれの測定サイトのサーバーの問題か、niftyのバックボーンの混雑か、これから時間帯を変えたりして観察しないと解りません。
宅内では、有線ではギガビットLANで接続でき、MTUやRWINの調整もフレッツ光に最適化して、時々計測し経過を見ていこうと思っています。
当面は無線LANでの速度を速くしたいものです。
現在使用しているCoregaの無線ブロードバンドルータ「CG-WLBARGS」は、最大リンク速度54Mbps(理論値)のIEEE802.11g/b 規格対応でSuperGに対応しています。
無線LANでは、暗号化キーの付与などセキュリティ面での配慮が必要なため、さらに実データの転送量が少なくなり、加えて電波強度に依存することから、その実効速度は規格上の最大通信速度の半分も出ないことが多いものです。
パソコンは3台あり、それぞれ通信距離や障害物の状況により電波強度は若干異なりますが、うち2台のパソコンはSuperG対応の無線LAN USBアダプタを取り付けており、SuperG対応機器間では条件が良ければ30Mbps程度の速度は出ると思っていましたが、結果は少し遅いという感じです。
無線LAN機器を買い換えるとすると、理論上の最大通信速度108Mbpsの「MIMO」搭載機か、その改良版で高速化した新しいIEEE802.11n規格に準拠する機器であり、無線LANがボトルネックとならないためには、有線で計った77.46Mbpsを超える実効速度を確保できそうなIEEE802.11n規格に準拠する機器が良いでしょう。
ただし現在はIEEE802.11n規格はドラフト(草案)の段階であり、公式に承認されていないため将来無線LANアダプタを追加するときに互換性が心配なこと、無線ブロードバンドルータはあっても、無線アクセスポイントは発売されていないこと、デスクトップパソコン用の無線LANアダプタが少ないこと、何より価格がまだ高いことから、買い換えるには時期が早いでしょう。
2007年1月30日に、Windows Vistaが発売されました。
かつてWindows XPのSP2を適用したときに、IEEE802.11b規格の無線LAN USBアダプタがSP2に対応してないため使えなくなり、Windows VistaでもIEEE802.11g規格の無線LAN USBアダプタのうち一つはメーカーサイトで対応不可となっています。
このようにパソコンに取り付ける無線LANアダプタは、OSを替えると使えないリスクがあり、メーカーでVistaでの動作確認がされ、Vista用のデバイスドライバやユーティリティソフトが提供されてから、つまりVistaの発売後、半年ぐらい待って、無線LAN機器を買い替えようかと思っています。
フレッツ光プレミアムで利用するネットワーク機器の接続と設定については、そのうち別のファイルで少し詳しく説明する予定です。
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