2005年冬から2006年始にかけては、メインマシンのCPUの換装をするには時期が早いと考え、ビデオカードのアップグレードと電源を交換し、大容量ハードディスクを1台追加しました。
今回交換・追加したパーツは、ATX電源が「SilentKing4
550W」、ビデオカードがRADEON
X1600XT搭載XiAi製の「XIAiX1600XT-DV256」、ハードディスクがMaxtorのMaxlineVシリーズの「7L300S0」であり、この交換で気づいたこと、新しいパーツのベンチマーク測定結果を、このファイルで追記します。
なお、このファイルは「My
Free-style PC」の「パソコン自作コーナー」のファイルです。
検索エンジン経由で、このページを訪問いただいたのであれば、サイト内の他のファイルも是非ご覧ください。
2005年始にメインマシンをアップグレードしたときは、ビデオカードは少し我慢してGeForce6600チップを搭載したMSIの「NX6600TD128E」を購入しました。1年経った現在、ミドルクラスの価格帯で購入できるビデオカードのスペックが随分良くなっており、まずビデオカードを換装することにしました。
次に値下がり続けてきたハードディスクが、円安基調の中で下げ止まり、むしろ値上がり気味で、今が買い時と思い大容量ハードディスクを追加することにしました。
そしてビデオカードをアップグレードして、ハードディスクを1台追加し4台となれば、350W電源では少し心配であり、この際ATX電源も交換することにしました。
実は2〜3週間前からメインパソコンが少し不調です。
Windows98の頃は、起動トラブルや使用中のフリーズはときどきあり、最初のうちは、症状としてはソフトウェア上のトラブルのような感じであり、トラブルの少ないWindowsXPでも多くの常駐系ソフトをインストールして使い続け少し不安定になっているのではと思っていました。
しかし、BIOSが起動しないという症状が発生し、WindowsXP上の問題ではなく、BIOSの損傷かハードウェアのトラブルが疑われます。
起動さえすれば、何ら問題なく通常使用できることが多いため、電源がへたってきて起動時にピークとなる電流が不足していることが原因ではと思い、今回ATX電源を交換すれば、おそらく解決するであろうと思ってました。
しかしATX電源を交換した後も、トラブルがあって調べたところ、なんとチップセットファンが回転していない、チップセットファンの故障が主因ということが解りました。このトラブルについては、「チップセットファンの故障」というファイルで、症状や対処法を説明しており参考としてください。
そのため、一旦取り付けたビデオカードは、ベンチマークも取れず初期不良かどうかの確認もできなかったので、取り敢えずセカンドマシンの方に待避させてベンチマークを取りましたが、そのうち戻そうと思っています。
これまで使用していた電源は、2003年夏に購入したAopenの350W電源「FSP350-60BT」であり、実はこんなに早く交換するつもりは無かったのですが、この1〜2年のCPUを始め新しいパーツは消費電力が多くなっています。
そのため、ビデオカードを換装するに当たり、今後のパーツの交換が制約を受けないように、余裕がある大容量の電源に交換しました。
電源を選ぶに際しては、今後ビデオカードを2枚使うことが可能な余裕がある大容量500W以上のATX電源をリストアップしましたが、静音は当然のこととして、最近のトレンドとしては+12Vの系統切り替えやケーブル着脱式などの新たな工夫が採用されている製品が発売されています。
なお、最近流行しつつあるケース内がスッキリしエアフローにメリットのある着脱式ケーブルについては、TAOエンタープライズが、シールドで覆ってもコネクタ部ではノイズが乗りやすいなどサポートページ(お役立ち情報)にこれまで採用しない理由を記載しており、賛否が分かれるようです。
一般的には、PCケースに付属する400Wクラスの電源でも、PCI-Express対応ビデオカード1枚とハードディスク2〜3台程度では支障ないでしょうし、ケース付属のものも静音電源が使われるようになってきています。
電源単体でも、400W〜450Wクラスの電源が一般的なパーツ構成を想定して売筋の主力モデルとなっています。しかし自宅のメインマシンは、稼働時間も長く、ハードディスクも4台接続するなど、酷使ではないにしても普通以上に負荷を掛けるため、どうせ購入するのであれば500W以上欲しいところです。
ATX電源の規格は、ATX12V PowerSupplyDesignGuide
Ver2.2が、2005年3月に制定されており、新しい製品は、ATX12V
Ver2.01からATX12V Ver2.2に移行しつつあります。
http://www.formfactors.org/developer/specs/ATX12V_PSDG_2_2_public_br2.pdf
このIntelのガイドラインは、かつてATX12V
Ver2.0になったときに、メインコネクタが24pinとなり、+12Vの供給能力が最低18Aに増加され、+12Vラインが2系統(CPUは+12V2、その他のパーツは+12V1)に分けられています。
メインコネクタの24pin化は、消費電力の多いPCI-Express対応のビデオカードのためであり、+12Vラインの2系統化はビデオカードなど+12Vの必要なパーツが増えたため、CPUへの電力供給を他のパーツと分け安定供給するために配慮されています。
しかし、この2系統化は、高クロックCPUへの配慮であっても、SLIをサポートするビデオカードを2枚使用するような場合は、かえって分けることにより+12V1ラインの電力が不足することもあり、実売されている電源では2系統を1系統として切り替え可能なものもあります。
実は電源は総出力容量だけでなく、パーツ構成によって必要な電圧帯+12V、+5V、+3.3Vラインのそれぞれの出力が不足しないかどうか本来であればチェックが必要です。
しかし最近のCPUは+12V、メモリーは+5Vであり、PCI-Express対応ビデオカード、HDD、光学ドライブなど他は+12V、+5Vを使い、最近多く使うファン類も+12Vと、特に+12Vの出力を確認することが重要です。
この+12Vが重要ということから最近の電源は、+12V1、+12V2ともに、それぞれ20Aの出力の仕様の電源が多くなっています。
<ATX電源スペック比較表>
| 定格容量 | +12V1 | +12V2 | +5V | +3.3V | 機能・特徴 | |
| Aopen FSP350-60BT |
350W | 15A | 32A | 18A | 静音 | |
| 3R SYSTEM DY-R550 |
550W | 24A | 40A | 32A | ATX12V2.03準拠 | |
| KEIAN KAD-550AS |
550W | 20A | 18A | 36A | 30A | ATX12V Ver2.01 |
| EVERGREEN SilentKing4 |
550W | 16A | 18A | 40A | 35A | 日本製コンデンサ |
| Skytec SK2-5512 |
550W | 17A | 18A | 45A | 36A | ATX12V Ver2.0 イージーコネクタ採用 |
| サイズ鎌力弐 KMRK-550A(II) |
550W | 20A | 20A | 50A | 28A | ATX12V Ver2.2 ツイスト加工ケーブル+メッシュ結束、極静音 |
| 岡谷エレクトロニクス OEC-SP-500W14F |
500W | 20A | 20A | 45A | 30A | ATX12V Ver2.01 着脱式ケーブル採用 切替式ファンコントロール |
| OWLTECH SS-500HT |
500W | 17A | 16A | 30A | 30A | ATX12V Ver2.01 |
| TORICA SEI-Four 550W |
550W | 20A | 20A | 50A | 30A | ATX12V Ver2.01 切替式ファンコントロール |
| TAOエンタープライズ 500P5V |
500W | 20A | 20A | 45A | 28A | ATX12V Ver2.2 系統切り替え可 |
しかし、OWLTECHのSS-500HT(Seasonic製電源)は、+12V1が17A、+12V2が16A、総出力500Wで、GeForce7800GTXのSLIの動作検証をして問題なくシステムが動作することを確認したことが説明されています。http://www.owltech.co.jp/support/power/psu_case_pd-slil.html
また、この説明資料の動作検証方法(NVIDIA
SLI環境)では、GeForce6800GTのSLI環境での12V系出力消費電流値一覧が載っており、高負荷時のエージング検証において各電流値が最大のときの値として、+12V1が7.22A、+12V2が13.80Aと計測されています。
この測定時にはHDDのアクセスがほぼないことからHDD4台の消費電流が1.2Aと小さい値となっており、各社のHDDのランダムアクセス時の消費電流は0.7A前後とのことで、現実にはゲーム中に他の作業でHDDにアクセスしないでしょうが4台で2.8A足されるとしても、+12V1が10A前後と意外に低い値です。突入時のPeak電流値ではないとのことですが、動けば完走するのでしょう。
ハード構成にもよるのでしょうが、この結果を見るとSLIが動作しないことは、+12V1の出力のせいだけではない、つまり電源が悪いわけではなく他の要因も含めて電源のせいにされすぎてているのではと思います。
上の表のAopenFSP350-60BTは、これまで使ってきた電源であり、350Wでも+12Vは1系統で15Aと非力でSLIは無理ですが、500W以上の電源は概ねSLIに対応しているでしょうし、もし心配であれば電源メーカーがSLIの動作確認をしている製品を選ぶと安心です。
今回購入したATX電源が何年使えるのかと先のことを考えると、ATX規格からBTX規格への移行の問題があり、ATX電源とは形状が異なるBTX電源が2〜3年先には欲しくなるかもしれないので、あまり高価な製品はもったいない面があります。
そのため候補としては1万円までで購入できる電源であり、EVERGREENのSilentKing4
550W、KEIANのKAD-550AS、SkytecのSKII-Power SK2-5512 550Wあたりですが、SilentKing4以外は近くの店になく、すぐに入手できないようです。
SilentKing4は、+12V1が16Aと容量の割りに弱いのですが、GeForce6600GTではSLIの動作確認がされています。GeForce6800ではどうか不明ですが、今回同時にRADEON
X1600XTチップ搭載ビデオカードを購入したためCrossFireはともかく、SLIには将来も縁がなさそうです。
またSilentKingシリーズは、静音電源として定評があり、前のモデルより変換効率が向上しているとのことであり、容量550Wとしては安い価格なので購入しました。
機能的には着脱式ケーブルでない、消費電力表示もない、ファンの手動コントロールができない、系統切り替えができないなどオーソドックスな電源ですからマニア的な面白味はないのでしょうが、電源なんて触る必要がないと割り切れば、少しは信頼できそうな日本製コンデンサを採用しており、壊れなければそれで良いのでしょう。
なおATX電源の規格サイズは、幅150mmx高さ86mmx奥行140mmであり、SilentKing4も標準サイズです。標準サイズの電源は、普通のATXケースであれば基本的には取り付け可能ですが、少し奥行きの長い電源を選ぶのであれば、ケースが小さい場合に納まるかどうか確認が必要です。
| 右の写真は、SilentKing4 550Wです。 これまで使ってきた電源FSP350-60BTも2年前の静音電源ですが、取り替えてみて随分静かになったと感じています。 しかし少し不満な点は、せっかく容量550Wと大容量なのに、コネクタのケーブル本数が6本と少ないことです。 6ピンPCI-Express用ケーブルが1本別にあること、4ピン大コネクタが2個分SATAコネクタに変わっていることから、標準でしょうが4ピン大コネクタが少ないと感じます。 パーツを接続すると空きは4ピン大コネクタが1個、SATAコネクタが1個のみで、将来場合によっては分岐ケーブルが必要です。 |
電源の交換作業は難しくなく、マニュアルなど要らないようなものですが、SilentKing4
には日本語マニュアルが付いています。ケースへのSilentKing4
550Wの取り付けは、ケース背面に4本のインチネジで止めるだけのことです。
Aopenの電源FSP350-60BTは、ケース背面4本に加えて、ケース上面に2本のネジ止めをしており、新しいSilentKing4は背面4本だけで済ませてますが、これで十分なのでしょう。
ケース内ケーブルの接続は、マザーボードに接続するメインコネクタは24ピンで、そのまま接続するだけ、コネクタが田の形をした4ピン+12V補助電源ケーブルをマザーボードに挿し忘れないようにすることは要注意です。
ドライブ類へ接続する4ピン大コネクタは、HDDとDVDドライブやビデオカードは同じ1本のケーブルから接続するのでなく、別のケーブルから電源を取るようにとマニュアルに記載されています。
しかしケーブルを分けようと思っても、4ピン大コネクタがあるケーブルは3本しかなく、1本はFDDとDVDドライブ、1本はマザーボードの補助コネクタに接続すると、残る1本でHDDに接続することになります。この1本は4ピン大コネクタ1個とSATAコネクタ2個であり、このままでは4ピン大コネクタ接続のHDD1台とSATA電源ケーブル接続のHDD2台が限界です。
現状HDD構成4台で、うちSATA電源ケーブル接続2台ですから、HDD用の1本のケーブルから4台全て接続するには分岐ケーブルが必要です。またHDDの熱対策のため空きベイを挟んで取り付けしており、そのためケーブルの取り回しを考える必要があり、HDD用のケーブルからは2台とし、別のケーブルから2台接続しています。
将来はケースの空きベイの問題もあり、せいぜいHDDはもう1台ぐらいしか装着できないでしょうが、SATA電源分岐ケーブルを使うなど意外と取り回しには工夫が必要となりそうです。
NVIDIAのグラフィックチップは、ハイエンド向けにはGeForce7800シリーズが人気がありますが、ミドルクラスの上位モデルは執筆時点ではGeForce6600GTのままです。
むしろハイエンドはGeForce7800にまかせ、従来ハイエンドであったGeForce6800シリーズをミドルクラスの価格帯に移してきています。(*2006.4追記:
2006年3月に、NVIDIAも新7000番台シリーズのラインアップが揃いGeForce6600GTの後継としてGeForce7600GTがリリースされています。)
一方ATIは、ミドルクラスのRADEON
X700XTチップに期待していたのに、なぜかX700XT搭載ビデオカードが発売されず、NVIDIAが優勢で追いつけないという感じでしたが、夏から秋にかけてハイエンド向けのRADEON
X800シリーズにRADEON X800GT、 X800GTOを追加し、ハイエンド廉価版で対抗という図式でした。
そして10月5日に、ATIは、これまでのRADEONシリーズを一新する90nmプロセスで製造するRADEON
X1000ファミリー(X1Kファミリー)を発表しました。
このRADEON X1000ファミリーは、上位モデルから順にX1800、X1600、X1300シリーズとあり、うちミドルクラスのX1600シリーズは、コアクロック590MHz、メモリクロック1.38GHzのX1600XTとコアクロック500MHz、メモリクロック780MHzのX1600Proとあり、ピクセルパイプライン数は12本と共通です。
<ミドルクラスグラフィックチップ・スペック比較>
| コアクロック | メモリクロック | ピクセル パイプライン |
バーテックス シェーダ |
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| Radeon X1600XT | 590MHz | 1.38GHz | 12本 | 5個 |
| Radeon X1600Pro | 500MHz | 780MHz | 12本 | 5個 |
| Radeon X800GTO | 400MHz | 980MHz | 12本 | 6個 |
| GeForce6800GS | 425MHz | 1GHz | 12本 | 5個 |
| GeForce6600GT | 500MHz | 1GHz | 8本 | 3個 |
右の写真は、「XIAiX1600XT-DV256」です。 XiAiのサイトを見ると、コアクロック590MHz、メモリクロック800MHzと記載されており、発売当初の製品は、DDRUメモリーを採用しATIの公式スペックよりメモリークロックの低いバージョンのものが一部流通しています。 購入する際には、DDRVメモリーであることと、メモリークロックに注意が必要です。 |
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外箱の左上のラベルに、スペックが記載されており、右の写真のように、「CORE CLOCK」590MHz、「MEMORY CLOCK」1.38GHz、「MEMORY SIZE」GDDRV256MBと書かれています。 またカード本体には、「RX1600XTG3」と書かれたラベルが貼ってあり、おそらく「G3」は、GDDRVメモリーのことでしょう。 DDRUメモリー採用の低メモリークロック版は、玄人志向の製品も流通しており、2万円台前半と少し安価に販売されています。 低メモリークロック版でもRADEON X1600PROよりはコアクロックが高い分性能が良いのでしょうが、X1600XTチップであればGDDRVメモリー版が人気があります。 |
ビデオカードの交換作業そのものは難しくありません。
右の写真は、これまで使ってきたビデオカード「NX6600TD128E」であり、左上ブラケット上部のネジ(このケースでは手回しネジ)を外せばスロットからビデオカードを抜き挿しできます。 このときに、スロットの固定具(ストッパー)を解除しないと抜き挿しできなく、このマザーボードではストッパーを手前に引いて外します。 なお、マザーボードによってストッパーの形状が違うので解除の仕方を確かめてください。 |
| 新規に組むときは、ビデオカードを装着してからデバイスドライバをインストールすれば良いのですが、ビデオカードを交換するときは旧ビデオカードのドライバを外さなければならないため注意が必要です。 WindowsXP以前から、ビデオカードのデバイスドライバのインストールは、トラブルを避けるためWindows標準VGAドライバで一旦起動している状態から、そのビデオカードの専用ドライバをインストールすることが手順となっています。 旧ビデオカードを取り外す前に、旧ビデオカードのドライバをデバイスマネージャで削除し、新しいビデオカードを取り付けて、ドライバをインストールする手順が無難であり、新しいビデオカードの「XIAiX1600XT-DV256」のマニュアルでも旧ビデオカードのデバイスドライバを先に外すように説明されています。 |
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一旦メインパソコンに「XIAiX1600XT-DV256」を取り付けたあと、マザーボードのチップセットファンが回転していないというトラブルに気づき、一旦退避させるためリビング用のセカンドマシンに付け替えました。
そのためグラッフィック性能を測定するベンチマークは、取り敢えずPentium4
540搭載のリビングのパソコンで測定しました。
全てのベンチマーク結果が、GeForce6600(無印)搭載の「NX6600TD128E」を上回るのはスペック的に当然のことでしょう。
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FFXI Bench3、3DMark2001SEでは、期待していたX1600XTチップ搭載なのに少し物足りない結果という印象でしたが、3DMark03と3DMark05のスコアは予想以上です。 またCatalyst Control Centerで、描画速度優先と画質優先と選択できます。 この設定が標準設定でも画面がきれいという印象で、なおかつ新しいベンチマーク3DMark05のスコアが良いことは満足できる結果です |
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現時点ではNVIDIAの優勢が続いていますが、もともとRADEONの画質は定評があり、ベンチマークが劣ることがなければ悪くはないでしょう。 メインパソコンのチップセットファンの故障は、ファンレスのヒートシンクに付け替えたため、しばらく様子をみてから「XIAiX1600XT-DV256」に戻し、再度ベンチマークを測定する予定です。 |
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執筆時点では、容量250GBのHDDが、1GB当たりの単価が最も安くお買い得です。
しかし容量160GBと200GBのHDDは既に使用しており、少し先のことを考えると、もう少し容量の大きなHDDが欲しいのですが、400GB、500GBクラスのものは割高となり、300GBのSATA接続のHDDを購入することにしました。
SATA接続のHDDが主流となって、IDE接続ドライブのMAX4台の制限とは別に、マザーボードのSATAコネクタの数だけHDDが増設できるようになったことは便利なことです。
SATAインターフェースは、3Gbps対応SATAUが最新最速であり、3GbpsSATAU対応HDDは、日立のDeskstar
7K500シリーズとT7K250シリーズ、SeagateのBarracuda
7200.9シリーズに加えて、この年末購入後にMaxtorのDiamondMax10シリーズが3Gbps対応に移行しています。
しかし容量300GBの製品は、日立のHDDはなく、Seagateも新しいBarracuda
7200.9シリーズは、容量160GBの「ST3160812AS」と500GBの「ST3500641AS」との間の200GB〜400GBの製品は、発表されていてもまだ流通していません。
そのため購入時点では、Barracuda 7200.8シリーズの「ST3300831AS」か、MaxtorのMaXLineVシリーズの「7L300S0」とDiamondMax10シリーズの「6L300S0」が候補です。
Maxtorも、Daiamond max11シリーズが発表されていても年内には入手できないし、またSeagateの新しいBarracuda
7200.9シリーズも使ってみたいと思いますが、今回は3Gbps対応SATAUハードディスクはあきらめて、MaxtorのMaXLineVシリーズの「7L300S0」を購入しました。
右の写真は、今回購入したMaxtorのMaXLineVシリーズの「7L300S0」です。 スペックは、Serial ATA II (1.5Gbps)対応、回転数7200rpm、16MBキャッシュです。 DiamondMax10シリーズがホームユース向け、MaXLineVシリーズは、むしろ企業向けの高信頼性ドライブです。 つい最近、SeagateがMaxtorを買収するというニュースが発表されました。経営統合は2006年後半に完了とのことですが、Maxtorブランドがなくなるのかどうか不明です。 |
空き3.5インチベイがないとマウンタの取り付けなど一工夫必要ですが、空きベイがあるため取り付けは、側面から2本づつネジ止め、SATA電源ケーブルと信号ケーブルをコネクタに接続するだけとSATA接続のHDDの場合は簡単です。
むしろHDDの初期化(領域設定とフォーマット)の方が面倒ですが、これも増設の場合はWindowsXPであれば「ディスクの管理」を使用して、パーティションを切ってフォーマット可能であり難しくはありません。
なおHDDの初期化については、自作パソコン組立講座の「ハードディスクの初期設定」で詳しく説明しています。
Maxtorの「7L300S0」のHDBENCHの測定結果は、Read、Writeともに、これまでのSeagateの「ST3200822AS」と日立の「HDS722516VLSA80」のスコアを上回っています。
これはインターフェースがNCQ(ネイティブ・コマンド・キューイング)をサポートするSerial
ATA II
であることも貢献しているのでしょうが、むしろドライブ内部の処理速度が速いこと、16MBキャッシュであることが好結果につながっているのではと思います。
大容量HDDは速いに越したことはなく良かったと思いますが、騒音レベルもHDD1台追加したことを感じないぐらい静かです。
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4台のHDDのHDBENCHのスコアの比較です。 新しいドライブが速いことは普通のことでしょうが、特に「7L300S0」は、Writeのスコアが良い結果です。 |
左の画像は、4つにパーティションを切った「7L300S0」の先頭ドライブの測定結果であり、最も良いスコアです。
なお、HDBENCHを測定する時点では、ビデオカードは「XIAiX1600XT-DV256」を取り付けています。
このメインマシンの他のパーツ構成については、「Socket939 Athlon64 パソコン自作」本編に戻ってご覧ください。
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