メモリー − 自作パーツの選び方

メモリーは、CPUとマザーボードによって、使える種類が異なりますので、注意が必要です。


パーツの種類別の選び方・・・メモリー

 
 Memory

 メモリー


 ノーブランド

 (主要チップメーカー)

 SAMSUNG

 Hynix

 MICRON

 A-data

 Infineon

 NANYA

 Mosel

 Winbond

 Kingmax




DDR-SDRAM

DDR-400 512MBX2
CFD DD4333K-512/H





DDR2-SDRAM

DDR2-800 512MBX2
U-MAX Castor LoDDR2-512-800




DDR2-800 1GB2枚組
Transcend JetRam
JM2GDDR2-8K




DDR2-800 1GB2枚組
Corsair
TWIN2X2048-6400C4





*バルクメモリーは普通
 は箱やパッケージに入っていません































メモリーも、最近は新しいタイプのものが開発されるサイクルが早まり、寿命が短くなりました。

 2枚挿しのSIMMからDIMMに移行し、同じDIMMでもSDRAM、DDR-SDRAMというタイプを経て、現在の主流は、DDR2-SDRAMであり、そろそろIntelのプラットフォームではDDR3-SDRAMへの移行が始まろうとしています。

 最近はDDR2-SDRAMは単にDDR2メモリー、DDR3-SDRAMは単にDDR3メモリーと呼ぶことが多くなりましたが、それぞれ種類があって、DDR2メモリーでは、初期のDDR2-533(PC2-4200)から、DDR2-667(PC2-5300)、DDR2-800(PC2-6400)へと、時とともに主役が移ってきています。

 現時点で最も多く販売されているDDR2-800メモリーは、まだ2年前の2006年夏は大手のベンダーが量産出荷をしていない、つまり、メモリーと言えばDDR2-800という全盛期は、この1年半ぐらいの期間に過ぎないのです。

 そして、次はDDR3メモリーへの移行の時期が問題ですが、実はIntelのチップセットは、2007年夏に登場したIntel3シリーズのチップセットからDDR3メモリーをサポートしています。

 しかしチップセットレベルでサポートしていても、DDR3メモリーが入手困難な時代、続いてあまりにも高価な時代は、DDR3-SDRAMスロットを搭載するマザーボードはほとんど売れない、つまりニッチなマニア向けでしかなく、主流はDDR2-SDRAMメモリースロットを搭載するマザーボードとなります。

 2008年2月から3月にかけて、DDR3メモリーは、それ以前の半値ぐらいと大幅に値を下げており、今も値下がりを続けています。

 メモリーベンダーの量産出荷が始まって値が下がるということは、いつものことですが、今回はDDR2メモリーが極めて安い価格水準にあるため、DDR3メモリーへの移行コストが下がっても、相対的にはDDR3メモリーの割高感が強いという状況にあります。

 また、WindowsVistaがメモリーを多く積んだ方が快適に使えるため、安くなったDDR2-800メモリーを2GB×2枚使うことが魅力的であり、かつてのメモリー移行期に必要であったメモリーコスト2万円程度で1GB×2枚と適量のDDR3メモリーが購入可能となった今でも迷うところでしょう。

 DDR3メモリーの種類は、DDR3-1066(PC3-8500)、DDR3-1333(PC3-10600)、DDR3-1600(PC3-12800)とあります。

 DDR3-1066は初期のマザーボード用の過去のもの、現時点で購入するのであればDDR3-1333が安くなったのですが過渡期のものという印象であり、DDR3-1600の相場がDDR3-1333と同じぐらいになって本格的にDDR3メモリーの時代になるのでしょう。

 また、AMDの最新SocketAM2+プラットフォームでは、JEDECが2007年11月に規格を策定したDDR2-1066をサポートしていますが、PC2-8500(DDR2-1066)メモリーは流通量が少なくマニア向けでしょう。

 AMDのプラットフォームでDDR3メモリーに移行するのは、2009年以降、それも遅れるかもしれません。

 という状況で、DDR2-800メモリーを購入してコストを抑えた方が無難ですが、新たにマザーボードを購入して自作するのであれば、DDR3-1333メモリーを使っても負担は少なくなってきています。

 しかしDDR3メモリを使うのであれば、DDR3-1600をサポートしているマザーボードが将来性があり、DDR2とDDR3の両方のメモリースロットを搭載するマザーボードを選んで置いて取り敢えずDDR2-800メモリーを使う手もあるでしょう。


 メモリーを2枚組で使用して、デュアルチャネルで動作させるときは、マザーボードメーカーの動作検証済みのメモリーを選ばないと動かないことがあります。

 そのため、メーカーでデュアルチャネルで動作することを確認した2枚のメモリーをセットにしてパッケージに入れた2枚組みセットが多くなり、この信頼性が高いブランドものの2枚組みセットを販売している店舗が多くなっています。

 2枚組みセットの主なメモリーブランドは、U-MAX、ELIXER、Corsaire、JETRAM、PATRIOTなど、バルクメモリーより少し価格は高いもののトラブルが少ないでしょう。

 バルクメモリーにしても、メモリーチップのメーカーを確認して、JEDEC準拠のメモリー基盤が高品質なメモリーモジュールを選ぶのが安全です。もちろんマザーボードとそのチップセットがデュアルチャネルをサポートしている必要があります。


 ショップでは、現在、古いパソコンの増設用もあり、いろいろなタイプのメモリーが売られているため間違わないように、選んだマザーボードに取付け可能なメモリーを購入してください。

 メモリーは、これまで長期的には値下がりしていますが、短期的には相場が大きく動くので買い時が問題です。

 このところのDDR2メモリーの価格は、大幅に値下がりしており、現在はメモリー価格が極めて安い水準ですが、購入の時点で価格が高ければ、とりあえず最低ライン(512MBX2枚)の容量のものを買うと無難です。

 またECC付きのメモリーやCAS Latencyの相違などの種類がありますが、マザーボードのチップセットによっては、ECC付きのメモリーをサポートしていないので注意が必要です。

 メモリータイプも移行しますのでほどほどにと思いますが、Windows VistaでWindows Aeroを使うためには、512MBのメモリー2枚で最低1GBは必要であり、できれば2GB積むと良いでしょう。

 なお、Windows Vistaの32ビット版では、マザーボードが4GB以上のメモリーをサポートしていても、3GBまでしか認識できません。

 しかし最近は、メモリーが安いというより暴落に近い状態であり、DDR2-800メモリーの2GBの2枚セットものを購入しても1万円未満で購入できます。無駄になっても構わないので、2GBを2枚で合計4GBのメモリーを購入しても良いでしょう。

 メモリーはタイプもいろいろあり、相場で価格が動くので、購入価格の目安が立てにくいのですが、現在は極めて安くなっており、左の写真のようにパッケージングされているブランドメモリーでは1GBの2枚セットで4千円〜6千円程度、無包装バルクメモリーなら1GBメモリーが2千円程度で購入することができます。


 CPU、メモリー、HDDは、価格変動が大きく、地域のパソコンショップでは秋葉原価格より随分高い価格で販売されている製品もあり、価格が不満であれば、通販ショップでの購入を検討してみると良いでしょう。

<通販ショップ - メモリー>
 FaithTSUKUMOTwoTopCleveryDospara


 自作パーツの選び方 目次

    1 パーツの選択の仕方

    2 パーツの種類別の選び方

       CPU  マザーボード  PCケース  メモリー

      ハードディスク  ビデオカード  その他のパーツ


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